Go Go ナツキ!

2008 Monsoon Cup Asian qualifiers. Natsuki Motoyoshi
Photography by Gareth Cooke Sub Zero Images

全日本アジアパシフィックマッチが終わってすぐに、日本から2チームがモンスーンカップのアジア予選「Asian Match Racing Championships 」に出かけました。本吉夏樹スキッパーのOrbitチームにはサウナ王とか、バカ社長とか乗り込んで、ブイブイをマレーシアの海を激走り中!

モンスーンカップは、世界のトップランカーたちが転戦する "Wolrd Match Racing Tour" の2008年シリーズ最終戦で、12月3日~7日までの日程で開催されます。夏樹チームはこのG1本戦の最後のワイルドカード・インビテーションである「アジア枠」をかけて戦います。参加国は、韓国、タイ、日本(2チーム)、オーストラリア、マレーシア(2チーム)、香港の計8チームです。

ラウンドロビンを終えて、夏樹チームは6勝1敗の2位という成績でベスト4へ進出! 唯一の黒星の相手はISAFランキング21位のKeith Swinton(オーストラリア)。惜しくもペナルティーを受けての敗戦だったけど、走り勝ち!していたもよう。明日のガチンコ対決が楽しみです。もう1つ日本から参加の三浦博志チームも5勝2敗でベスト4へ進みました。みんなガンバレー!

★Monsoon Cup 2008 http://www.monsooncup.com.my/
★World Match Racing Tour http://www.worldmatchracingtour.com/


 
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アジア・パシフィックマッチ その1

 
週末はISAFグレード3マッチレース、全日本・アジアパシフィックマッチのお手伝いでした。金曜日の初日は30ノットを超える大西が吹いてレースはキャンセル。その後の3連休はみっちりレース日となりました。

今回は、海外からはインド、韓国×2、ロシア、ドイツ(と言っても葉山ではお馴染みのTinoですけど・・・)の5チームを迎え、出場権を得た日本のトップセーラーたち6チーム、そしてホストクラブの我がHMYC代表チームを加え12チームの参加です。これをAとBの6チームずつ2グループに分かれてラウンドロビンをおこない、それぞれの上位3チーム計6チームが次のゴールドフリートラウンドロビンへと進みます。そこで決着がついた上位2チームでベストオブ3(2勝先取)の決勝をおこない、他はそれぞれ順位決定戦をおこなうというフォーマットです。

土曜も日曜も暖かい晴天!だったけど、風は軽風・微風・時に無風、、、というコンディション。気まぐれで頼りないオンショア/オフショアの風に翻弄され、運営も選手のみなさんも胃の痛くなるようなレースだったと思いますが、無事10フライト30マッチを終了。


Tinoチームです。世界のMッキーも乗ってるよ。
でも。なんかダンシがみんなドロボウ風に見えるのはなんでだ?


ロシアチームです。ロシア語でケンカしてました!!サウナ王も乗ってます。

決勝ラウンドに進んだのは、Aグループからは5戦全勝の中村匠チームと4勝1敗の本吉なっちゃんチーム。Bグループからは同じく5戦全勝の山田寛チームと、4勝1敗のロシア・ERMAKOVチーム。

そして決勝・最終日はやっとこいい風に恵まれました。中村匠 vs 本吉夏樹の対戦です。気温も低く午後からは雨が降りだしたけど、決勝戦にふさわしい風の中、見ごたえたっぷりのマッチとなり、中村匠チームがラウンドロビンから負けなしの全勝優勝という結果で終わりました。


全勝で決勝に進んだ中村匠チームです


相手は本吉夏樹チームです

今回は惜しくも負けたなっちゃん。彼が中学生の頃からテーザーのレースで一緒だったのでよーく知ってるけど、いつのまにかトップセーラーになってました。 この後、ISAFグレード1マッチ、モンスーンカップのアジア予選へと旅立って行きました。きっと、花開く、、、と思います。いつも応援してるよ、ガンバ!そしてたまにはわたしにヨット教えてくり。


HMYCチームもがんばりました~

そして。HMYC選抜チームは9位で終えました。もちろん結果に満足はしていないと思うけど、百戦錬磨のトップセーラーを相手にいいマッチもあり、実りある4日間だったと思います~。また、ガンバロー。みんなカッコ良かったジョー


HMYCチームです。おつかれさま。


  最終成績は以下のとおりです。

  優勝 中村 匠(JPN)
   2位 本吉夏樹(JPN)
   3位 山田 寛(JPN)
   4位 三浦博志(JPN)
   5位 長堀裕樹(JPN)
   6位 Ellegast(GER)
   7位 戸谷壽男(JPN)
   8位 Ermakov (RUS)
   9位 村越俊介(JPN)
  10位 Kim (KOR)
  11位 Park(KOR)
  12位 Ramchandran(IND)
 
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第31回 オーシャンカップ!

真ん中膨らんでゼネリコ!Photo by U子りん

もう今となっては別に珍しくもないけど、夏からずーっと毎週海です。この先も、たぶん来年の秋までずっと続きそうです。

日曜日はHMYCのクラブレース!年間28戦のシリーズ戦も残りわずかになり、最後のカミシモのポイントレースです。前日からすごく気が重くなるような天気予報=雨、北西の風1m。いち・・・メートル・・・。で、風向こそやや違ったけどまあほぼ予報どおりのお天気でした。

1レース目、北東の風。右に振れてゼネリコのあとスタートラインを移動して仕切りなおし。まだカミ有利&スタボロング。まずまずのカミスタートが決まりました。小型艇の常として、シットエアから逃れるために即タックして右へ。ガスが酷く上マーク見えましぇーん。えー?どこどこ?なんて言ってる間に既に超オーバーセールだったりして・・・。ま、その後は普通に頑張って走ったんですけどね、あまりにも風弱く、、、その後更におち、、。あともう少し!というところでフィニッシュラインが。なくなりました。ガーン
でも、もうこれは仕方ないことなのです。とっくにフィニッシュした大型艇を延々お待たせするのも忍びないし、同じ土俵でレースしていればこういうこともあるけど、やっぱり一緒にレースした方が楽しいわけで。でもチコっと心配になったりもします。こうやって最後尾を必至に走るホビ号は、 「けなげ」 に見えるんでしょうか。それとももしかしてー。 「うざい」んでしょうか~?! はーっ。後者でないことを祈ります。


右舷お子様シモヒール隊です

気を取り直して2レース目!休みナシです!いつものことです!ラインに戻ったらもう5分前です!ぜぃぜぃ。。。相変わらず風がぜーんぜんありません。ジブモメインもゆらゆらしてます~。それでも、あまりにも風ないと 「居たトコ勝負!」 みたいな感じになり、ラッキーシフトとか四畳半ブロー争奪戦とかになり、チビ船もへったくれもなく、大型艇も入り乱れのハチャメチャレースになりました。


ひょろひょろ風の中、スタートするとこデス

最後、一瞬江ノ島方向からサワサワと風がやってきたりして。色々あって頭ウニだけどまずまずの所でフィニッシュ!これは修正シングルでした~。ホッ。

1レース目の文字文字クンはちょっと情けなかったケド、デッキの上は底抜けに明るく歯見せながらのレースだったのでした。なんでこんなに楽しいんでしょう???楽しい仲間に感謝!ですかね。

レース結果はこちら
  
本日のメンバー:6人
バゥ=やまもさん(ジョン船長)
ピット=マリリン
ヘッドセール=のざP、コージ
メイン=ぎゃわ
ヘルム=わたし(ナンシー船長)

 
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テーザーワールド2009

テーザーワールド2009の公式ウェブサイトですッ!

割と 『テーザーな日々』 を過ごしています。どういうわけか、テーザー協会の広報を担当しているわたしは、来年和歌山で開催される世界選手権に向けて、やっとこさ公式ウェブサイトをこしらえてこの度オープンしましたよ。

お金がないので、全て自前。おまけに時間もなくて凝ったデザインは無理なのでいたってシンプルだけど、カウントダウンのスクリプトを入れたりして気分盛り上げてみました~

で、テーザーセーラーは生涯現役主義であるからして、自分もちゃんと乗らなくちゃ始まりません。
昨日は、曇りのち寒いシトシト雨だったけど、2回連続のブン吹きを経てやっと普通の風だったので、昼過ぎから出て、長ーーーーーーいカミシモを4往復ほど。とりあえず、私のヘボに根気よく付き合ってくれそうなHさんをとッ捕まえて、色々教えてもらいながらフネ整備してトレーニングして練習の日々です。

ん~、どこまで行けるかわからないけど、ゆるマジでガンバリマース!
 
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城ヶ島レガッタ!6時間ヘルム

南西沖ブイ手前です~。photo by Boshi

11/2(日)は今年最後のG1レース! いい風でバビューン!と行きたいところだったのに・・・朝からヒョロヒョロ風。昨日のファンキーな風はどこへ行っちゃったんでしょうか

早起きして7:30に集合し、8:00過ぎにドックアウト。往路は城ヶ島南西沖ブイまでの11マイル。北東の風。190度に向けるとポートのスピン。スタートのプランはピン側(今日の場合カミ側)からスタボで深い角度でアプローチしてピンでジャイブしてポートスタート・・・。チビ船はすぐ出遅れるのでシモ&スタボの最強カードでのぞむ事に。同じようなプランでうちよりジャストに出たのが妖精号!がおーっ。ホビ号も続きます。結構、いいスタート。

前半はカミ艇団でやや岸寄りを進むけど、途中の大漁船団の沖側を行くことにしてここで真ん中からやや沖に出ます。で、軽風の中を頑張って走らせてると、岸がだんだん止まりはじめました。おぉー、一気にいい景色。風がチコッと東に振れて、弱くなってきたけど、今のところ横っちょスピンのスケーティングでプロパーに向けられます。岸の艇団はごくごく弱い風の中ジャイブしてもがきながら下って来てる模様。3時間走っても結局大型艇とダンゴだったので、無邪気にキャッキャとはしゃぎます こっちがはしゃいでるってことは、相手は、「なんだょ、そこにいるの、まさか、ホビかょ、 」って感じですかね。

でも・・・。そのあと。風はさらにおち・・・。こうなるとじわりじわりと置いて行かれます。なんかホビの周りだけ、水が水じゃなくて、水あめなんじゃないかと思うくらい、モッチリとしたスピードで陽光と一緒になんとか南西ブイを回航。ここで北条・里見水軍ヨットレースの艇団とアンクロ・クロックで同時回航だったけど、まぁ特に事なきを得て復路へ。

15時がタイムリミットであるからして、もう葉山へ戻るのは全艇絶望的。小網代ブイで短縮になりそうなので、ジブをぱったんぱったん言わせながら痺れる微風(時に無風)の中をのたうちまわります。はー。でもダメでした。15時をカウントダウンして、ハッピーアワーに突入~!でもですね、不覚にも。寒くてルービーあんまり進まなかったです。しらない間に氷のいらない季節になってました。

で、前回の強風レースで超アクロバチックなブローチングでキールを披露していた妖精号が、なんと唯一フィニッシュしたらしく。一応レースは成立しました。DNFだけどG1だからポイント半分!ノーレースじゃなくてまだよかったデス。アリガト妖精号。

はーもう。ヨットは風がなくっちゃ始まりません。


城ヶ島レガッタ見てもしょーがない成績表は、こちら

本日のメンバー:6人
バゥ=ヨシオ
ピット=まりりん
ヘッドセイルトリマ=コージ
メイントリマ&タクティシャン(注:テクニシャンではない)=のざP
ゲスト=Oざわさん
ヘルム=わたし


 
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赤旗・・・

赤旗じゃなくて、赤吹流しだ~

11月1日(土)テーザー練習。朝方、前線通過してから前日吹き荒れていた南西が一転北風に。吹いてるなぁ(汗)。でも前回ほどじゃないかな。もう少しおちたら出ようかな、と思ってたところで赤旗に。あーガッカリ。今日は、火の玉軍団が全日本だったみたいだけど、強風でノーレースになって戻ってきました。

「テーザーやることリスト」には整備項目がズラーっと並んでるので、今日は整備デーと割り切って、できることを片っ端から片付けることにします。
まずは、ヘルムスマンの座るデッキにノンスリップ貼り付け。ハイクアウトの時にズリズリお尻が後ろにずれるので。今まで色んなテープを試したけどどれもイマイチ。今度のは透明で美しいし、痛くないし、程よい摩擦でイイ感じです。

次に新しいハリヤードのストッパーの玉ッころ。どうも大きくてシーブを通り難くて、マストのエクジットも削れてきてるので、ヤスリで面取りしてエクジットの轍も滑らかにしてイイ感じに。

それから、新しいチームで練習を開始する前に水糸使ってガジョンとマストステップとジブトラックの左右位置を改めて精密検査(汗)。デッキパターンで見ると合ってるようでもモールドがずれてたら意味ないし。ジブトラックのずれは知ってたのでメジャーテープをずらして対応してるけど、今度時間があるときに片方付け替えることにします。ダガーの左右方向の垂直度はチコっとずれがありました。ガーン。まあ新しいダガーボードでまたチェックです。ラダーはほぼOK。(と日記には書いておこう


新しいラダーの振り角度チェック

現状だとわずかに前振り。走ってみないとわからないけど真っ直ぐにするには5mm程のスペーサーが必要。ダウンホールのロープが噛みやすいのでこれも工夫が必要。

その他にも細かいことを色々色々片付けて、やることリスト半分くらい消化。このフネがちゃんと速く走るフネであることは過去に実証済みだけど、あれから2年経ってるし、フネがきちんとしてないとどんなに一生懸命練習しても全く意味ないので、コンディションを完璧にして後はぜーんぶ腕のせいです!わはは。
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