第6回リドガードレガッタ

2011年のHMYCレース ポイント最終戦でした!photos by U子りん

日曜日は第6回リドガードレガッタに参加。早いもので2011年シリーズもポイント最終戦です。久々に小網代までの行って来いレースです。
予報では、北東そよそよ、昼ベタ、のち南西そよそよでしたが、ドックアウトの頃には早くも南寄りの風になりました。でも、しっかりした南が入るようもっとスッキリ晴れて気温上がってほしいけど、何となくモワっとした天気。今回は名島の沖までスタートラインを持ってきたので、亀城もかすめる程度で小網代まで約165度。風は南東ぽく、スタボで出るためには上側の高めの位置にいないと厳しいです。このスタートは混雑してふん詰まったカミ寄りでモゴモゴしてしまいましたがゼネリコでした。


風弱く、まったりスタートです。


仕切り直しのスタートの頃には大き右振れし南西ぽくなりました。更にカミ側大混雑してます。ホビは真ん中からトップスピードでラインを切れるようトライしますが、うーん、ショートでした。ほどなくしてまた前に振れ戻して結局のぼり一杯に。


進むにつれて、風がヘロって来ます。長者の網をかわせなくなり、タック。このあたりまでは、まぁまぁ滑りよく、格上の艇をまくったりしてたのですが、その後だんだん形勢が怪しくなります。沖の風がいいようだけど、走った分ラムラインから外れるので、なかなか安定した風のある所まで一本出すことがためらわれ・・・。

振れタックでコツコツ走ります。がーっ、これがまた難しく、ヘボが露呈します。強弱、シフトともメチャクチャで、ベロシティーと本物のヘッダの区別をなかなか感じることができません。あと、ラルでリフトとか、もー、修行かと思いました。とにかく、場所場所で風が違い過ぎて、ミートのたびにぐちゃぐちゃに順位が入れ替わりながら、ようやく小網代回航。何も考えずに一本沖出しした感じで前を廻って行くのも居て、軽いめまいに襲われます。


風、ちっとも上がってきませんでした

さぁ、後半。スピンランで挽回すべく、頑張って走ります。相変わらずフレフレですが、ヘディング気にせずスピードキープで。と、書くのは簡単だけど実際は悶絶しながら。

復路半分くらいのところで、ビッグシフトをもらって、ひっくり返してみたところ、フィニッシュほぼ正面。これはうまく行きました。ちょっと挽回。後ろを引き離し、沖出しして大きくリードされていた同型艇とイーブンな位置に持ってこれました。ヘディングとCOGが10度くらい違い、潮でかなり沖に持っていかれている感じ。加えてボートスピードとウインドアングル見て、尾てい骨で滑りも感じないといけなくて、しかも同型艇とほぼイーブンな感じでフィニッシュラインになだれ込む様相。ちっこいわたしはまたまた一杯一杯になります。

で、「アウターの方が近くて、相手のコースの方が最短だからねー」とコールされ、わわわわわ、もう限界。メンタル弱すぎなわたしは途端に気持ちも走りもグラグラしてしまいます。はぁ、もう、ほんとやだ。 そしてグラグラしているところに運悪く風が後ろにまわり、真ランになってしまいます。これでアウターには向けられなくなりました。シモからフルスピードでアウターに向かってくる相手のバウが目の端っこにチラチラ見えるようになりました。プーが2回続けて鳴ります。負けでした。

なんか、負け負けな感じを引きずりながら帰ります。でもホントコ難しかったんです。何がって、よくわかんないけどとにかくそういうことです。そして、前日の走りについて消化不良を起こしたまま月曜日を迎えました。これは太田胃散とかソルマックとかで治りますかね?

総合成績は、25艇中16位という、何ともショボい結果となってしまいました。ごめんなさい。ふー、また次ガンバリマス。


第6回リドガードレガッタ 成績はこちら

本日のメンバー:6名
へさき労働=O山隊長
マスト=テルさん
ピット=ろって
ヘッドセイル=S根さん
メイン=Hさん
ヘルム=わたし

 
 
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第28回 山口杯

難しい微風→軽風でぐったり photos by U子しん

寒くなったと思ったら、また暖かくなり、ついに日曜日はTシャツな感じの汗ばむ陽気に!!しかーし、等圧線が緩みすぎです。相模湾全域にひょろひょろ風警報発令。

ドックアウトの頃はまだ8~10ktの北東のそよ風が吹いていましたが、スタートエリアに着くころには徐々に弱くなってきました。

1レース目。潮きつく本部艇は後ろ向いてます。風弱いのであまりラインから離れすぎないように、でも押し出される潮にも注意です。少しずつ左に振れてシモ有利。でもすぐ右に行きたいので真ん中よりカミ目を狙います。ホビは半艇身はみ出したままシモに張り付かれてしまい、引っ込めなくなってしまいました。そのうちシモ寄りがドバーとみんな膨らんでゼネリコ。ふー。


仕切り直しのスタートはラウンジエンド。さらに左に回り、もはや右一本な感じ。カミから出て即タック、もうマーク正面。左に振れたり戻したりを繰り返しながら徐々に風がしぼんでいき、ついに我慢大会の様相を呈してきました。舵もスカスカになってきたので、なるべく動かさないよう、潮の流れだけを頼りにナメクジみたいに進みます。セールには感じないんだけど、風向は西まで振れきって、220度くらいの風も入ってきました。猫足でスピンをセットしてアップ。スタートして半レグも経たないうちに漂いはじめ、上下逆転してしまいました。普通だったらノーレスですが、マークボートもなく持ち回り運営でやっているHMYCは、昔から「走れる限りはレースやる」というスタンスで一貫してます。で、こういう中でのた打ち回ってセーリングするという経験は、ロングで長いこと微風で漂ったりするときに、すごーく役立ったりもします。

マークをまわって本当はダウンウインドだったレグを上りはじめます。トップ艇はヘッドセールを下ろしたようなのでS旗揚がっているようです。小さい艇にまくられながら何とかフィニッシュ。序盤は良かったんだけど、こういう風メチャクチャなレースは居たとこ勝負なので仕方ないです。23艇中、着順11位、修正13位と真ん中ちょい落ち。


2レース目。南西の風が安定してきました。弱いながらもやっと普通に走れる風です。アウターが見えなくて最後ラインが良くわかってなかったけど、ちゃんと加速して頭を出せたのでまずまずのスタートです。序盤は順当な感じでしたが、1シモでかなりカモってシングル目にジャンプアップ。続く上りは上マークで酷いヘッダを食らって順位を落としますが、下りでまたちょっと挽回。

今日は、風弱く、色々難しかったー。下りでは見かけの風の変化についていけてなくて、まだまだパワーをスピードや角度にうまく変換できていません。上りは上りでなかなかツボに入れられず。微軽風のヘルムは難しいのは当たり前だけど、今日はS根さんとHさんの高い要求にあまり応えられず、へっぽこなわたしはイッパイイッパイで、悶絶。ブッ。だから周りの様子とかコースとか殆ど頭になくてよくわからなかったんだけど、2レース目は景色良かったです。着順10位、修正は5位。パチパチ。


ぐっっっったり疲れました。ヘルムスマンって職人の世界ぽい。テルテールに合わせるとかそういう次元の話じゃなく。見た目流れてるけど毛糸は本当はどうしたがっているのかその匂いを嗅ぎとるみたいな。風、剥がれそうなギリギリの所でエッジの上を歩くみたいな。でも、こういう難しいセーリングをモノにしたら、あと数十秒は速くフィニッシュできるかも。楽しいですねぇ。一生勉強だなこりゃ。

天気良く、サイコーのセーリングでした。楽しい仲間に感謝~。ありがとうございました。
そうそう、優勝はフェローズでした!おめでとうございます!!


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まほちちさんのIRC換算はこちら

本日のメンバー:8人
バゥ:山本五十六
マスト:テルさん
ピット:C夏さん
ヘッドセイル:なべさん、Mおぅちゃん
メイン:Hさん
テクニシャン タクティシャン:S根さん
ヘルム:わたし

 
 
 
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