テーザーオータム2010

江ノ島ぁあぁあぁー！プチ遠征いと楽し。

土日は江ノ島でテーザーオータムレガッタでした。

夏は、課外活動が多くてテーザーセーリングからずいぶん遠ざかってしまいました。昨年はワールド・イヤーだったので、たくさん練習もしたけど、今年はすっかりふやけてしまい、空気漏れした風船みたいにフワフワのらりくらりとしていました。でもまぁ、目を三角にしてストイックに練習する必要もナシ！なので、成り行き任せです。好きなように好きなだけやるのがサンデーセーラーの特権ですから。

そんなワケで、スプリングが終わってからテーザーに乗ったのは２回のみ、３回目が公式戦・オータムレガッタです。汗汗汗。

土曜日、４時半に起きて５時半に家出て、６時半葉山着。ブースカＵさんチームと一緒にカートップして江ノ島へ。すぐそこに見えてる江ノ島までだけど、カートップして一泊で出かけるのでプチ遠征です。遠征ってなんかワクワクするんです。江ノ島へ到着して、常連メンバーや西方面からの遠征組、そして久しぶりの人々などと再会です。このあたりからソワソワしてきます。

今日は北東の風がガツンと吹くらしく、艤装をする頃にはヒューヒュー吹いてきました。今思えば、ドックアウトの時のスロープが一番吹いてたような気が。海面に出てみるとそれほどでもなく、まぁイイ風のレース日和な感じ。

レースは、予報どおりの白波コンディション。時折きついガストも入ってしんどかったケド、海面はフラットだし気温も高めだったので、すばらしいコンディションだった・・・ということにしておきましょう。（いや、やる方にとっては結構大変なのでー。）
結果は20艇中11位。練習してなかった割には真ん中オチなのでヨシとします。色々色々反省はあるケド、レースの詳細はまた別ブログにそのうち。

表彰式とレセプションのあとは、藤沢駅前へＧＯ！ワールド３位のＳ藤さんチームとか、速いヒトいっぱいいたけど、酔っ払ってしまえばみんな同じです。かなーりはじけてクダラナイ話題で盛り上がり、２次会もまたまた盛り上がり、日付変わった頃に最後の部屋飲み終了。そして、また、気付くと声が枯れてました。ワハハ。

翌日は、江ノ島フリート主催の合同練習会に参加！
前日から一転、穏やかな軽風です。スピード練習、スタート練習、コース練習とみっちりやり、ボロもいっぱい出したけど、イイ気分での滑りもあり、ヒジョーに充実した練習になりました。楽しかったデス。江ノ島フリートのみなさんありがとうございました。

テーザーって。
練習してないからやばいとか、あーでもないこーでもないと色々言ってても、レースに出ると、「絶対に」楽しくて、すぐにまた乗りたくて乗りたくてたまらなくなる不思議な乗り物です。セーリングそのものの楽しさもあるけど、クラスのゆるくてオープンな感じもイイです。
これなら、長～く楽しんでいけそうな気がします。

次は、全日本＠浜名湖。だ、だいじょぶか？！

★テーザーオータムレガッタ

テーザースプリングレガッタ2010

これはスプリングレガッタじゃないです。世界チャンピオンのダグラスチームです。

テーザーの季節が到来しましたッ！
４月２４日、２５日の２日間は地元葉山でのテーザースプリングレガッタに参加。スプリングはテーザーで一番楽しみなレガッタです。参加艇も多く、それなりにレベル高い人が集まってくるけど、全日本なんかとはやっぱり違って、熱いけどファンレースという感じ。ワクワクする新緑の季節ってこともあり、葉山の海と風を満喫する楽しいレースですッ！ＨＭＹＣのＧ１レースと重なってしまったけど、ホビ号はお休みしてわたしは迷わずテザリングです！

１日目、最初のレースはかなりのトホホでした。ずっと北風の予報だったのに安定しそうにない東寄りの変な風。左に一本つっこんだらぐんぐんぐんぐん右フレしてタックできず１カミまさかのドベ回航・・・。
風待ちのあとの第２レースは、１カミをシングル回航。お上手な人たちにはジワリジワリと抜かれたけれど、最終レグまで何とか10番前後にいたはず、、、がーっ、フィニッシュ直前に風がヒョロヒョロになってヨレヨレしているうちに、両サイドからの艇団に一気に飲み込まれキツネにつままれたみたいにフィニッシュ。なんとも冴えなかった初日を終えて後ろ1/3くらいの成績。むぅ。

２日目、朝は頼りない北東風。最初のレースもシングルの後ろの方につけていましたが、途中で風が極端におちて漂い始めました。イイとこ走っていたので、「もうこのままＳ旗でもいいよ～」なーんて邪念を抱いていたら、ヨットの神様にお仕置きされました。超微風のロールタックでバテンが返らずそっくり返ったまま。何度あおっても直らなくてタックバックしたら今度反対側にそっくり返り、、、かなりのたうち回りました。このレース、４２条をオンザウォータージャッジでとっていたのでヒヤヒヤです。フルバテンむずい～。
その後、バコンと南風が入りメチャクチャになり短縮フィニッシュ。風が入った時、周りに比べ走り出しがまったくもって遅いです。ちこっと順位を落とし中盤フィニッシュでした。
次のレースは良かったです。スタートもまずまずで何もしでかさず、少々抜かれたものの９位。シングルフィニッシュだー。これはうれしかったです。

午後からは、風があがってきましたよ。続くレースはスピードコントロールがちょっとうまく行かず、丸見えのリコール臭いスタート。ライン中央からラウンジエンドで戻るという失態、、、。どべからリスタートし、７艇抜いたけどそこまででした。

そしてそして最終レースは強風になりました！腕力握力ほぼ限界で最後は省エネ完走モードになっちゃったけど、１６位ってのはまあ頑張りました。リーチングでマークからマークまであんなに長くプレーニングで爆走し続けたのは初体験(≧∇≦)。その後のジャイブマークで沈未遂などあったけど、何とかひっくり返らずに完走。ろってとのジョシバトルも相当熱く、最後のヨレヨレになりながらすごい形相でのなだれ込みフィニッシュは、会社で思い出したら吹き出してしまい、もうちょっとで鼻からコーシーが出るところでした。フー、危ない。

総合は、２９艇中１９位。しょぼりんこ。
まだまだです。もっとがんばりましょう。ミスが多く詰めが甘すぎです。
でも満ち足りてます！だって、シングル回航も３レースあったし、強風のプレーニングでダンシを米粒みたいに引き離したのも初めてだったし、いつもやられ放題の下マーク回航で２、３艇カモったりもしたし、実際に１つシングルもとったし。ミスを減らしてこれをつなぎ合わせていけばもう少し前を走れるでしょうか神様。
それに。どんな成績でも自分でやれば楽しいのです～。(≧∇≦)そういう人になれたことも嬉しいし。

２日間で上りレグ２２回！激しく筋肉痛だけど、乗れば乗るほどハマってしまうテーザーです
詳しくは、別ブログで。（まだ書いてないけどそのうち・・・）

卒業・・・

最後のおつとめ「TasarNews91号」が完成しました

３月末をもってテーザー協会のへっぽこ広報委員長を卒業しました。
本当は、３月の連休にあった新旧交代理事会でスッパリ卒業するはずだったのに、わたしは最後のニュースレター（卒論）をまだリリースできずにいたので、卒業保留になってました。

意地でも年度内にリリースするゾー！と躍起になって、激しく製作活動に励んでいましたが・・・。有言不実行・・・。　結局日付が変わって４月になってしまったので、プチ留年した気分です。
でも終わりました！バンザーイ！明日から、飲みにも行けるし、家でもゆっくりくつろぐ時間あるし、長風呂入ったり、溜まった録画も見たいし読みたい本もあるしネットサーヒンも暫くしてないし、眠かったら寝ることができる～！ ので暫くは幸せに浸ります。

世の中には自分と異なった考えを持つ色々な人がいて、色々な人が集まって色々な人間模様がありました。でも、ホントよい経験になりました。そして救われたり救ったりドタバタしながらも、自分なりに周りの人たちと良い人間関係を築くことができたかなぁと思います。この経験がのちに自分の財産になることを祈りつつ。

さて、卒業したらヒマになってそのうち何もない日常に物足りなくなってモンモンしてくるかもしれません。いや、そうに決まってます。なので、目標を決めました。しばらくはヨットクラブの広報をがんばります。HMYCのウェブサイトも、もう少しカッコ良くできるよう勉強します。文章を書いたり、写真を撮ったり、デザイン考えたり、なんらかの形でクリエイティブワークを続けます。そして、たくさんテーザーに乗ります！クルージングにも行きます！ガオー！
　

テーザーオータムレガッタ2009

ジョンとのガチンコハーバーバックレースin和歌山！
プレーニングしながら振り向きざまにパチリ。
あ、オータムに関係ありませんごめんなさい。

えーと、ずいぶん古いですが、11月15日の日記です。

ワールド終わってから1度しかテーザー乗っていなくて、しかもその1度もX35全日本を観戦しながらチョロチョロ走っただけで練習というには程遠いけど、一応公式戦だし、関西からも何チームかエントリーしてくれているし、目と鼻の先の江ノ島だけど、プチ遠征！という大義名分のもと宴会もしなくちゃいけないので 張り切って参加しました！

本当は前日から江ノ島入りして練習しようと思っていたけど、春一番みたいに二つ目玉の低気圧が日本海を通過する天気図を見て、早々に集合時間を夕方に変更。カートップも危険なくらいのババ吹きだったけど、とりあえず江ノ島へGo！フネは車に積みっぱのまま、藤沢駅前にてドリンキン開始。地元民オススメ＆予約不可のウマウマの串焼き屋にて手早く酔っ払い、最後ゲキウマの豚足でコラーゲンたっぷり補給して２次会へ。

ここで芦屋からババ吹きの相模湾にやってきたＷさん合流。各チーム沈没しかかったところで、一応明日もあるし、、、でも明日もババ吹き必至だけどねー、、、やるのかホントに？と期待と不安が入り混じった感じで宿に戻り解散。

翌日は、天気良くかな～りサワヤカなコンディション。天気予報は変わっていません。それに、富士山がふもとまで、あら！まあ！くっきりです（大西が吹く観天望気です）。
でも、今吹いていない以上、準備しないわけにもいきません。とりあえず車からフネを下ろし、リグをセットしてさぁマスト立てますかね、というところで第一陣の風。ありゃー来たよー、と言ってるのも束の間、海面には白うさぎ7500万匹が狂喜乱舞し始めました。
急におなか痛くなってトンズレーションしようかと思ってたところで、江ノ島風速計は最大17m、平均13mの表示。んー。オータムレガッタはあえなく中止となりました。残念なような、ホっとしたような。（いやホっとしたに決まってます～）

前日ものすごい風の中フネをクルマに積んで、江ノ島に移動し、朝フネおろして、中止になったからまた積んで、葉山に移動してまたフネおろして、何だかワケのわからないエクササイズをして終わった日曜日でした。

次なる公式戦は来年２月のミッドウィンター＠稲毛。どんどん寒くなってきて寂しいけど、冬も乗るジョー。ドライを持ってておヒマな方いたら一緒に乗ってください！
　

「Later Half」 の会！

Later halfの会です

ひょんなことから、いやちょっと飲んで語りたい気分だった人が多かったのか？、テーザーワールド「Later Half」の会をしましょう～なんてことになり、金曜の夜都内にて突発的なドリンキンが計画されました。
Later Half・・・つまり、40位以下の会です。
パッと思い立って、都合のつく人だけサクっと、、、のつもりが、来るわ来るわでたぶん15人くらい参加！

まぁワールドは、前の方でゲキバシリしていた人だけのものじゃなくて、他にも色々な人がいて、みんなそれぞれのワールドがあるのです。そして何故か同じような時期にイタリアで開催されたプラトーワールドの「Later Half」の何人かも合流し、大騒ぎにー。

この会は。ミョーに盛り上がってしまい、サイコーに楽しい会になりました！飲んで笑って語って、、、終電の頃には、すっかり声が枯れてましたが。

これからも、楽しくガンバリマス！
だって、ヨット界の底辺をガッツリ支えながら楽しくヨットに乗り続けるワタシたちみたいなのが、もっと爆発的に増えないと、日本のヨット界は成熟しないでしょ、きっと。

テーザーに乗る王子様

笑顔でテーザーに乗るデンマークのフレデリック王子です。
バウに王冠がついてるのは王子様だから？ photo by AP

Sydney 2009 World Masters Games がシドニーで開催中です。28種目のスポーツが採用され、「Fit, Fun & Forever Young!」を掲げる35歳以上のオリンピックみたいなものですかね。そして、セーリング競技のツーマンディンギーにはテーザーが採用されています。
35歳＋に16チーム、45歳＋に41チーム、55歳＋に29チーム、65歳＋(!)に3チームの4クラス89チームで競っています。そして、35＋のクラスには、デンマークのフレデリック王子が参加ッ！王子様もこれでグッと身近な感じですねぇ。しかもいつも笑顔なところがいいです。

あッ！大変！王子様がーーーー！

吹いてますねぇー。トラベラーがジャーっと出ちゃったか、フリーでアン沈な感じでしょうか。これでますますもっと身近になります。Hey！Mate！みたいな。（違）

王子様だって沈起こしはします～！軽く浮力が大きくてビームも広いテーザーは、半沈状態がご覧のとおりなので、短足のわたしはダガーによじ登るのも一苦労ですが、王子様のコンパスなら大丈夫ですかね。

沈起こしをしてもやっぱり王子様は笑顔なのでした。

さすがー王子様ー。いつもひと目を気にしているのかもしれないけど、でもこれってすごいことです。かくありたいものです。自分の写真は殆どがしかめっ面かテンパって引きつってましたから。いつもスマイル～。ダイジなことです～。

このビッグイベントが和歌山のワールドの直後に開催されることになった時、ワールド実行委員会は大そうギョっとしたものです。なぜって、オーストラリアのNew South Walesの多くのテーザーセーラーが地元開催のビックイベントに参加するためワールド参加を見合わせることが懸念されたからです。実際はどの程度影響があったのかはわかりませんが、テーザーワールドの常連でマスター年齢の方たちの名前がリザルトにチラホラ見えます。35＋のクラスでは、元ワールドチャンピオンのラッセルが2位に入ってます。45＋ではアリステアが7位。他にも知った名前がいっぱい。ふーん、て感じですが。
ちなみに、王子様は7位。ご立派！

≪シドニー2009ワールドマスターズゲーム≫ セーリング競技のリザルトはこちら

テーザーワールド終了ッ！

photo by BULKHEAD magazine

掌にあたらしい皮が生えてきました。
とりあえず社会復帰を試みてはいるけど、まだカラダは拒絶反応を起こしてます。目はパソ子を受け入れずショボショボしてしょーがないし、11日ぶりに靴を履いたら午後には足がむくんできてどーにもこーにも堪りません。毎日たっぷり陽射しを浴びて、ジャバジャバとスプレーをかぶって、必死でメイン引いてハイクアウトして、泣いて笑って落ちこんで飲んで語ってレースし続けた、あの和歌浦のキレイな海から心はまだ帰ってきていません。

photo by BULKHEAD magazine

はー。ワールド、終わりました。成績は、、、ひどかったです。クルーのHさんにはとても申し訳なくて情けないけど、本当のこと言うと自分では結構満足してます。今までは「速いヒト」のクルーしかしたことがなかったわたしだけど、やっと普通のテーザーセーラーになれた気がします。舵を持ってワールドに出るということは、思ったとおり厳しいものだったけど、今までとは全く違うものでした。周りのヒトとの付き合い方や会話の内容だって、単なるお気楽クルーだった頃とはぜんぜん違うし、セーリングしながらカラダで感じることも、メンタルなプレッシャーも、悔しさも、うれしさも、全く異次元のものでした。

photo by Ryuichi Koizumi

社会人になってヨットを始めたわたしが、7ヶ月前にアタマの中真っ白になりながらテーザーのレースにスキッパーデビューし、経験豊かな世界のセーラーたちに混じってワールドでちゃんと12レースできたのだから、自分では結構がんばったなー、と思ってます。

プラクティスレースと初日の2レースは強風でした。何とか3レースとも完走し、沈もしたし、そりゃーもー大変だったけど、ダンシヘルムに混じって、非力なわたしでも落ち着いて走らせれば強風も何とかなる、ということを知りました。翌日の軽風レースはまぁうまくいったけど、その翌日はまた白波コンディションだったりで、めまぐるしく変化するコンディションを走る中で知ったことは、かえって軽風の方がボロ出やすく、また順風ではスタートの成否で順位が大きく左右するので、なかなか中盤を走ることができないという事実で、それからはずっと底値安定な感じ。　

最終レースは軽風でした。どんな風でも気持ちよく終えたいと思って臨んだけど、最後のリーチングでオージーとラフィングをめぐってつまらないケースを起こしてしまいました。人生初めての審問です。しかも英語。結果はDSQでした。

このプロテストをめぐっては、本当に色々考えさせられました。審問の再開を請求しようと思ったけど時間切れで、翌朝Ｏ谷さんから電話もらい、どうして負けたのか、どうしたら良かったのか、何がポイントだったのか電話口でレクチャーを受けながら、ホテルのロビーでアホみたいに大泣きしてしまいました。これも経験、いい勉強になったじゃんとみんなは言うけど、わたしはこれから自分がどういうセーラーになって、どういう風にセーリングをしていくべきなのか大いに考えさせられました。（・・・たとえ舐められて損したとしても、わたしはきっとバカ正直で誠実な冴えないセーラーの道を選ぶかなーと思います）

photo by わたし。毎日こうやって見た夕陽。

全力疾走の11日間が終わりました。
わたしのデビューキャンペーンを暖かく見守ってくれた葉山フリートの仲間たち、ヘボなわたしを最後まで見捨てずに引っ張ってくれたHさん、応援してくれたみなさん、どうもありがとうございました。

ホッとしているけど、さびしいです。
和歌浦のキラキラした海と、毎日一緒にセーリングした仲間たちが恋しいです。

本戦に突入しました

和歌山のテーザーワールドに参加しています。
18日から現地入りし、受付と計測が無事終了し、19日は練習だっ！と張り切っていましたが、台風14号の影響でババ吹き。練習は取やめて、ボトム磨きとバフがけの一日となりました。

20日はプラクティスレース。朝はそよ風だったのに、ドックアウトの頃にはまたババ吹きに。出着艇もかなりデンジャラスな感じで、ビビりーなわたしは本戦前にフネ壊すのもイヤだし、出るかどうか随分迷いましたが、何のために今まで頑張って来たんだ？と考えたら、やっぱり出てみてこの風の中ダンシヘルムに混じって自分がどこまでやれるのか見てみるべきでしょー！ということでチャレンジ。
結果は46位ということで想定内かそれよりやや上ということでまあヨシです。沈は余計だったけど。

そして本日、第1レースと第2レースがおこなわれました。
今日は、南寄りの順風で張り切ってドックアウトしましたが、スタートラインに着く頃にはまたしても辺り一面白波にー。
本当に大変な一日で、ながーいコースのながーいレースを２本。掌は初日ですでにずるむけになっちゃうし、第二レースフィニッシュ直前で沈こいちゃうし、ヨットじゃなくて、バスタブを操縦してるみたいな場面もありましたが、今日はそこらじゅうで沈してたし、マスト倒れちゃったり、ラダーストック折れちゃったり、ラダー流しちゃったり、色々あったみたいなのでフィニッシュできてラッキーでした。

ワールド、甘くないっす！
和歌山風吹きまくりだす！
でも楽しくがんばります！

飛ぶ！！ビーサン号！

準備委員会と選手の二足の草鞋で、楽しくも忙しい1年を駆け抜けました。何とかなるとタカをくくっていましたが、夏になり準備も佳境を迎えると、山のような作業と調整ごとでもう狂気の沙汰みたいになってしまい・・・。結局、最後の1ヶ月は練習どころではなくなってしまいました。

本当は自分の事だけを考えて、練習をたっぷりやって、満ち足りた気持ちで出たかったん～なんて、心の片隅でチコっと思ったりしたこともあったけど、見方を変えて、これはこれで自分の糧になると考えればきっと一味も二味も違ったワールドになると思ってます。レースだけじゃなくてこのようなイベントをみんなの手作りでオーガナイズしたということは、すばらしい経験になると信じてるし、準備もレースも全力投球で頑張った、という事実が自分の中に残れば満足です。だって、何よりも、プレーヤーでいられるということはとても幸せなことなので！

このドタバタキャンペーンも、もうすぐ終わりと思うとさびしいですが、和歌山ではケガせず毎日楽しくセーリングをして、よい時間をすごしたいと思います。

目標は、泣かない！凹まない！ビリでもスマイル！です。あ、いや、ビリは是非とも避けよう。ま、ビリでも世界で79番目にテーザー速いワケだからいっか。

では、元気に行ってきまーす！

いよいよです！テーザーワールド！

大会パンフレットも刷り上りましたッ！

あんなこと、こんなこと、色々綴ってきたけど、いよいよ今週末から和歌山でテーザーワールドが始まります。どういうわけか、テーザー協会の広報だったりするわたしなので、参加者やメディア宛に「テーザーワールドカウントダウン！」と称したアホっぽいメルマガを何度もリリースしたりして大変失礼しました。

広報のおつとめという意味でも集大成になるので、新しいことにチャレンジして、タイムリーに楽しい情報発信をしたいと考えています。これは、今の時代お金で解決すればとても簡単なことなのですが、なかなかそういうわけにはいかず。どこで開催してもテーザーのワールドはそんな感じではありますが、今回も例に漏れず、結構手作りっぽい世界選手権です。何しろ素人ＯＬの夜なべ仕事なので・・・。少々素人っぽいところはご愛嬌ということでお許しください～。

期間中の自分の労力削減のため、こんな風にしてみました。ウェブサーバ以外すべてフリーのツールというのが笑えるけど。

★大会オフィシャルウェブサイト
http://tasarworlds.com

★大会オフィシャルtwitter
http://twitter.com/TasarWorld2009

★大会オフィシャルblog
http://tasarworlds.sblo.jp/

★大会オフィシャルアルバム
http://picasaweb.google.co.jp/tasarworld2009

リザルトも即日アップを目標にがんばります！なので、わたしの恥ずかしい成績もすぐに世界に向けて発信しちゃいます。アハハ。後半は「BULKHEAD magagine」も駆けつけてくれる予定です！

葉山エメラルドセーリングカップ

おnewです～！勿体無いからまだ使いませんケド。

パールレースやトウキョウズカップで既に休みまくってるのに、今週から全社一斉の夏休みです～。

夏休み初日の土曜日は、テーザーの整備＆計測デー。ワールドに向けてパーツ交換や艤装の改良などが一通り完了し、フネが仕上がって来ました。計測値もクリア。んー、あとは腕だけかー。でも、もう今から格段な進歩はなんてないので、とにかく楽しく気分良くやるために、体調に気を付けてマインドアップしていきたいです。

最近、失敗体験ばっかりです。色々あってちょっと（かなり）自信喪失気味だけど、「もっと自信を持て～」なんて人から言われても、そんな簡単に持てるなら苦労しません。自信を取り戻すには、やっぱりどんな小さい事でも成功体験が必要。なので、日曜日は地元の名物オープンレース「葉山エメラルドセーリングカップ」に参加してみることにしました。風弱そうなので、とにかく参加して、落ち着いて気持ち良く走って、フラットな気持ちを取り戻せればいいなと思って。

風弱かったケド、草レースとは言え40～50艇でのスタート位置取りはカツカツに緊張します～。プレッシャー乗り越えてないといけません～！ゼネリコ2回で正直汗びっしょり＆グッタリだけど、軽くてボートスピードがあるテーザーは、他の艇種に比べて楽に頭を出す事ができます。スタートで頭を出せれば、その後の全ての展開が楽チンです。ゲームメイクも自由自在に楽しむことができます。いつものHMYCのクラブレースでは、これとは全く逆で、鈍足小型艇のホビ号はどんなに一線でロケットスタートしても、数秒後には大型艇にかぶせられ、一生ブランケから抜けられず、一生タックもできない・・・みたいな悲惨な状況なので、Mixed Fleetのレースでは、フネが速いだけでこんなにも有利なんだーと改めて実感します。やっぱり速いってステキ　でもスタート上手くなったような気がするのは、気のせいなのでそこを自覚しとかないといけません。テーザーだけのレースだったら絶対にこうは行きませんから。

気付けばイイ景色、クルー重量のアドバンテージはあるとしても、スピードも角度も良く上出来な走りです。M猿は相変わらず速くちょっと異次元な感じ。U-ske艇も朝コソの成果が出てレース展開もボートスピードも流石な感じです。1レース目は終始シングル回航だったけど、最後の下りでスピン艇に被せられ、対処も悪くややブレーキ。でもテーザー11艇中4位。なので上出来です～。

２レース目、どうしたんだろー、またしてもスタート良く最初のレグでもうトップ集団です。そしてそしてＨさんのスーパーコースのおかげで2カミでうまくパッチを拾いトップに躍り出ます。ヒャー。最後は迫り来るＭ猿にもう少しで捕らえられそうで、チキンなわたしはカラゲロが出そうだったけど、なんとか振りきってフィニッシュ。ビッグフリートのオープンレースで全体で４着、テーザー軍団でトップというのは、ちっちゃい私にとってはかなーりスーパーな体験でした。

いいイメージのままもう帰りたい～ という感じだったけど、次！３レース目。同じような展開で終始シングル回航。風は息をしていて、左右からある周期で交互に入ってくるパターンだったので、掴み損ねると逆エッジの艇団にやられちゃう感じです。最後の上りで少し順位を落として残念だったけど、これまた全体でもシングル、テーザーでは5番かな。

まぁ3レースとも、今のわたしのレベルにしたら上出来な結果でした。
ついでに「レディースカップクラス 優勝」なんていうオマケがついてきて、優勝のメダルとキタムラの大きな旅行カバンをもらっちゃったりして。ヒャー。　こういうの、慣れてないのでモジモジしてしまいます。
まぁ、レディース優勝はともかく、テーザーでの順位と総合の成績が気になるところです。（ネットにアップするとのことですが、どこにも見当たりません）　でも、今日は「成功体験」にカウントするには充分な１日でした。

ヨットの神様は、やっぱりわたしのこと試してるみたいです。
これくらいでフワフワしてたら、きっとまた次はムチです。なので、これは夏休みのプレゼントということにして、地に足付けて精進します。そして、これからも楽しくガンバリマス。
　

今週は芦屋へ

　
仕事終わって葉山まですっ飛んできて、テーザーを車の屋根に乗っけました。
これから夜通し走って、芦屋に向かいます。到着して仮眠後、船おろして準備して、夕方からはパーチーです。翌、日曜はテーザー西日本選手権に参加します。毎年楽しみにしている７月恒例の関西遠征です。

わたしは不覚にも先週マストを折ってしまい、一時は遠征をあきらめかけたけど、色々な皆さんに助けてもらい、何とかマストをお借りして参加できることになりました。感謝ですッ！

目標は～、ゆるマジで気負わずにやって充実した遠征にすることです。最近ダメダメなので成績の事はナシ！今まで練習してきたことをしっかり実践して、何か少しだけでも収穫があればいいな…と思っています。

実は自分の車に自分でフネ積んで、スキッパーとして関西まで遠征するのは初めてです。まだまだ自立には程遠いケド、一歩ずつ前進してるつもりです。でんでん虫並みのスピードですが…いいんですマイペースで～

それでは、行ってきま～す！
　

やってしまいました (T_T)

日曜はテーザー。
朝はベタだったので、パーツ交換などちょっとしたことを済ませてからゆっくりドックアウト。デラさんのコース練習に混ぜてもらいました。チョッピーな波、南の軽風からはじまってだんだん順風に。でも今日の走りは（も）ぜんぜんダメでした。最近気持ちよく走っていません。ヨット難しいです。

夕方になって、いい風になってきました。
帰るには早いので居残りのスピード練習を始めたら、最近ゲキバシリしてみんなをビビらせている江ノ島の新艇Ｓ藤さんが合わせてきてくれました。でも、もう既にわたしにはイッパイイッパイの風で走り合わせのレベルではなく、最後はトラベラーで逃がしきれなくなったので、帰ることにしました。
帰り道。ウィスカーのランニングでカッ飛び中、波の背中に突っ込んで急ブレーキ！ものすご～いＧがかかり、カラダが前に吹っ飛んだ瞬間、バキッ！！

呆然・・・。ロアマストがスプレッダのすぐ上で真っ二つに折れてしましました。でも回収して安全に帰らなくちゃなりません。リグを全部はずし、セールを抜いて、折れたマストの切り口が危ないので暴れように縛り付け、ウィスカーでジュリーリグを立てました。葉山に向けてゆっくり走って（流れて？）いると、ユースセーラーのコーチボートがこっちに向かって来てくれました。ご迷惑をおかけした皆さん申し訳ありませんでした。

何とかしてジュリーリグを立てました

テーザーの強風バウ沈、恐いです。マストをオーバーローテートさせての滑走状態で急ブレーキがかかるとどうなるか・・・。こうなってしまいました。でもケガもなくセールも無事だったのが不幸中の幸いです。レスキューに向かってくれたアド号関係者にもお礼＆お詫びを申し上げます。

期せずして新しいロアマストを早急に手に入れなければならなくなりました。かなーり、凹んでます。
　

撃沈スプリングレガッタ （T_T)

チーン！

　大荒れの週末、地元葉山でテーザースプリングレガッタに参加しました。
初日。爆弾低気圧に伴う前線の影響で大雨！強風波浪注意報が出てましたが、まだ北風だったので、大雨の中なんとか２レースを消化。

1レース目、スタート大失敗～（T_T)。あり？でもなんか1カミは悪くない感じ。その後はビビりながらもキープして真ん中を走ってましたが、やることなすことドタバタ＆フィニッシュライン手前でタックでこけてティラー離してしまい、タックバック＆失速。目の前に迫り来る艇、、、でドッカーン。うぅ。ワラワラしてるうちにみんなフィニッシュへなだれ込んで行きました。

2レース目。スタート10秒後に沈・・・。スタートラインでひっくり返ってたので本部船からの視線痛かったです。起こすのも結構時間かかってしまい、もうリタイヤしようかとも思ったけど、なんだかもー、開き直って最後まで走ることにしました。先頭艇からほぼ２レグ遅れでリスタートし、最初から最後まで一人旅～。
しかしレグ違いでみんなとミートするのは相当恥ずかしかったッス。誰とも目を合わせないようにしてました～。今までのわたしだったらカッコ悪いからってそんなみっともない事しなかったと思うけど、何だか知らないけど、この時は恥かいても最後までやろうという気になったのでした。運営にはエライ迷惑なヤツスンマソン。

翌日。予報どおりに朝から40ノットの南西爆風。波は赤灯台防波堤を超えてハーバーに入ってきてました。そんなわけでレースはキャンセル。そして。この世の終わりのようなおぞましい初日の成績がシリーズ成績として確定することになりました。

全部ダメ出ししました！
持ち合わせてる恥もぜんぶかいて、もう恥残ってません～！
すっかり悟りを開きました。もうこわいものありません。あはは～。

さぁまた練習です。
　

TasarNews 90号

やっとこ出来上がったTasarNews90号です

遅れに遅れているテーザー協会のニュースレターを、スプリングレガッタまでに絶対にリリースしますと理事会で断言してしまい、どうしてそんなこと言っちゃったんだろう～とプチ後悔。でもこの先ワールドが近づくにつれ、ますますタスクが増えてくる事は想像に易しいので、これ以上遅れると自分のクビをしめることになるし、このままじゃオオカミ少女になってしまうし（注：オオカミおばさんではない）、約束の期限前日にはもう腹をくくって有休を取って久々の完徹！・・・というか、朝になっても出来上がらず、リリースは結局昼でした。

若くないのにレース直前に徹夜なんかして何やってるんでしょう～って感じですが、でもまぁ、今は自分の中でテーザー盛り上がっているので、そんな時はボランティア仕事であっても、忙しくてバタバタのヨレヨレでも、案外ぐいぐいと張り切ってやれるものです。これで自分が盛り下がっていたら、とてもじゃないけど徹夜でニュースレターを作るようなモチベーションは湧いてくるはずがありません。文句タラタラ言いながらやるのと、張り切って没頭してやるのとではマンモスとミジンコくらいの精神的な差があるのです。（今はマンモス並み ）

ちょっと、誤字脱字だらけなのでチコチコ直していますが、完成してスッキリしました。以前はコピーして折って封入して・・・と深夜のキンコーズに入り浸って作業していましたが、今はネットで電子配信の時代になりました。それでもテーザー伝統の手作りニュースレターは、がんばってずっと残していきたいです。