速報!パールレース

カッ飛びサーフィングで利島回航!

さらにガングロになって(^_^;)元気にパールレースから帰ってきました!
ビックジェネカーで36時間!土曜日22:30にフィニッシュです。途中、アゲインストの潮と頼りない風に悩まされましたが、大きなトラブルもなく、夜が明けてからは20ノットの南西風をガッツリもらいすこぶる順調なレースでした。



結果、IRC総合優勝。サイコーにサイコーな週末。Gaiaの皆さんありがとうございました~!今日はやっとドライで揺れない快適なお布団で眠れます!!詳しいレポートはまたのちほど。

第48回パースレース結果


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五ヶ所湾回航

礫浦(さざらうら)・南海展望台からの眺め

7/19(木)仕事終え大急ぎで帰宅し、着替えて荷物持って湘南新宿ラインに飛び乗りました。22:30 葉山マリーナ到着。今回はヨット界のビリー?と二人で、葉山のフネを五ヶ所湾・海遊人マリーナまで回します。回航屋さんのクルーとしてのお仕事です。なんか航海訓練所に入隊する気分…。でもいつかヨットで遠くへ行きたいと切に願ってるわたしにとってはこれも貴重な勉強の機会です。

見送りに来てくれたオーナーに挨拶し、ちょっと緊張しながら2330葉山マリーナをドックアウト。さっきまで降っていたシトシト雨は止んで、東寄りの微風、フラットな海面を滑り出します。星は見えないけど穏やかな回航日和です。1つ問題があるとすれば、追手の風なので排ガス吸いまくり喉ガラガラで気分があまりよろしくないってことでしょうか。

とりあえず進路240度で初島をかすめて伊豆の岸ベタコース。ほどなくしてオーパイ君をセットし、一人ずつのワッチに入ります。am2:00から4:00までオフワッチ。カッパを脱いでバースに潜り込みます。4時ちょっと前に丁度よく目が覚めて、デッキに顔を出してみると、夏至を過ぎてもう日が短くなってるんですねぇ…、4:00ではまだ明るくなっていませんでした。

ワッチ交代して、夜明けの川奈~爪木手前あたりまで一人でオンデッキ。東の空が赤くなってきたけど、曇が多く日の出は見えません。なんか、こういうシーンは今まであまり経験ないですね。なんとなく落ち着かないけど、一人海の上で夜明けを迎えるなんてチコっと嬉しくもあり、自分に酔ってみたりして(阿呆)。
その後、太陽も顔を出してやっとこ暖かくなったので、フリースとカッパ脱ぎ捨て、二人オンデッキでしばしデリバリ・クルーズを楽しみます。am8:00神子元通過。つれ潮でSOG7ノットと順調です。石廊崎をかわして一路御前崎へ。


一路御前崎へ。見慣れた伊豆の景色もここまでです。

駿河湾の一番岸から遠いあたり、石廊崎と御前崎のちょうど真ん中くらいの所でイルカのカップルにミートしたけど、忙しいらしく?相手にしてもらえませんでした~。ザンネン!
pm3:00御前崎通過し大王へ向けます。風は時に南西ぽくなっていますが、軽風なので特に問題ありません。単調な長いレグの間はワッチ交代した途端にモーレツな睡魔が襲ってきます。座ってるとどうしても目が閉じてしまうので、後ろで仁王立ち!波に合わせてバランスとってると不思議と眠くなりませんでした。天竜川が近づくと台風の影響か漂流物が多く、よくワッチが必要です。

日が暮れる頃、浜名湖、舞阪灯台沖通過。ちょっとペースが速いかな?早朝には五ヶ所到着となりそうです。口さびしいけど、なんだか胃がもたれて食べ物受け付けず~。ガムとかアメとかでしのぎます。その後、運悪く雨が降りだしました。しとしと雨の中、2回目のナイトに突入です。風も少しあがってきそうな予報なのでキッチリ着込んで夜支度です。

日付が変わって暫くすると本降りなってきました。寒くてウエットで不快…。チコッと辛い時間帯です。カッパのフードにバラバラと雨が当たる音が結構セツナイです。
大王を超えると、徐々に変針していきその先布施田水道への進入、定置網のエンド見極めと緊張する場面が続きます。風があがって来てチョッピーな波が立ち、雨の中視界も悪く慎重にアプローチ。わたしは初めての場所です~。二人オンデッキですが当然全く役立たずなので黙って雨に打たれてるだけ~(T_T)。

初めての五ヶ所は土砂降りでの入港となりました。7/21(土)am5:30、海遊人マリーナのポンツーンへ無事もやいを取りました。最後の5時間は辛かったケド、160マイルを30時間で走ってきたので順調なデリバリクルーズだったと思います。色々勉強になる航海訓練?でした。


夕方には最高燃費プリウス(訳あって代車)にてビール先生が五ヶ所までドライブにやって来ました。葉山のみんなが真鶴宴会レースで盛り上がってる頃、わたしたちさざら浦の民宿で3人でシッポリ宴会~。


翌、日曜日は晴れ!


テンダーで探検!

日曜日は旅行気分で前日とは違った景色の五ヶ所湾を楽しみ、びゅーんとドライブして帰ってきました。
期日前投票もちゃんと済ませ、いよいよ金曜日からパールレースです。
 
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オーシャンゴーイング~

 
台風4号がズンズン近づいてきている土曜日、パールレース準備のためマリーナへ。すでに荒天対策で全てのフネが上架されラッシングされてました。風はまだ全然吹き上がってきてないけど、時折オバケ波がやってきて防波堤を超えてきます。


名島は津軽海峡冬景色みたいにぐしゃぐしゃ


逗子マリーナもチョットこれでは近づけそうにない感じ

土砂降りの中、キャビンの中でチャートを広げGPSにウェイポイントなど入力。今回はナビ隊長ということでチコっと身が引き締まる思いです。でもこういうことがないと、最近はなかなか外洋レースに参加するチャンスはないし、誘って頂けるうちが花…と思って、お役に立てるようがんばりまーす。

最近は、オンボード・コンピューター(ノートパソ子ですが…)で気象情報をチェックしながら進み、航跡図もトラックデータを電子情報で提出することになってます。1時間おきにダウンビローし鉛筆なめながら現在地をチャート上にプロット…なんて時代はもう終わったのかな?

今までもGaiaではたくさんの外洋レースに参加させてもらいましたが、久しぶりのロングです。気心知れた信頼できるメンバーと一緒にチャレンジするのはやっぱりちょっとワクワクしますね。
ロング、結構好きです。ぶりぶりオーシャンゴーイングです!

今週末から、遠洋航海その1【デリバリー編】です。本番の【レース編】は、7月27日(金)、三重県の五ヶ所湾沖スタート。利島経由で180マイル先の江ノ島を目指します。梅雨明けの一報と、ジェネカーでスイスイの風プリーズ~。

パールレース公示

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芦屋遠征

今週はブースカの車にブースカのフネ積んで芦屋遠征です。
ブースカ言うなて?

えーと、…サボりました。HMYCのレース。

だって、ダブルハンドでなんだか燃え尽き症候群だし、年間28戦のレースに少々息切れ気味だし、毎度の人集めにもチョットくたびれてしまい…。この半年間、ビール不在でも整備・レース・人集めと一生懸命頑張ったので、ここらへんで「休憩しよう」という心の声に従う事にしました。アハハ。

で、休むと決めたら休めばいいのに、すぐに楽しい方へフラフラと流れてしまうわたしは、お休みどころかドえらいハードで愉快な週末を過ごす事になりました。

そんなワケで今週は急遽テーザーの西日本選手権にエントリーです。土曜日の朝、あぶずりでテーザーをカートップし朝9:30に葉山を出発。550km走り抜け16:00には芦屋に到着です。関西方面のテーザーセーラーと再会しワイワイとそのままお好み焼き屋へGo!楽しく美味しい夜を満喫し、翌日はテーザーの公式戦、西日本選手権です。今回はワールドと重なってしまい参加艇はちょっと寂しい15艇。関東からの参加はわたしたちと横浜の高校生チームA美ちゃんとY紀ちゃんチームのみでした。(T_T)


テーザー界の期待の星、超ヤングチームも横浜からやって来ました

翌日曜日は、天気予報が外れて朝から晴天!第1レースは南寄りのそよ風、その後だんだん西に振れて行き最終レースはフルハイク&時々スプレーのスンバラシイコンディションでした~。


最後はサイコーのコンディションになりました。テーザー楽しいッ!

ブースカチームは最終レースいい所を走っていたのに、最後ののぼりに入った直後にジブタックを留めていたラニヤードがぶっ飛んでしまい…あームニャムニャ。リタイヤが頭をよぎったけど、腹ばいになってバウに行き、ヒッチャキになりながら上の方にあがっちゃったジブを引っ張りおろし、予備シャックルで留めなおしました。ごぼう抜きされながらも再び走り出し、なんとかフィニッシュ~。ドタバタ劇場でしたが、それでもまぁ愉快で楽しいレガッタでした。結果は、真ん中くらいということでお茶濁しておきます…。ガハハ。

レース後は、またまた葉山直行の強行軍です。17:30西宮出発→21:00浜松通過→午前0:00横浜IC着→0:30葉山到着!それからフネ下ろして片付けて、家に着いたのは午前2:00を回ってました。

往復1100kmドライブ&レースという今週も楽しくハードな週末を過ごし、またまたゾンビな月曜日です。でも関西のテーザーセーラーに再会してワイワイと美味しいもの食べて、やっぱり遠征はサイコーに楽しいです。

止まると死んじゃうので泳ぎ続ける回遊魚?のごとく。この夏の怒涛の週末はもう暫く続きそうです。
ん~、インドマグロな気分。

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初島ダブルハンド - 表彰パーティー

リタイアの記録が貼り出されてました。
チビッコA・Bクラスで最後まで頑張って走ったのは、フェロちゃん、ホビビ、海援隊etc. うるうる


一夜明けて。夕べは目を閉じると瞼の裏側に赤と緑の毛糸がピロピロしてたし、ぐるぐる揺れててシャワー浴びてたら目が回ってひっくり返りそうになりました (-_-;)。

今回は朝の無風が祟って68艇中30艇しかフィニッシュできませんでした。チビッコAクラスは全滅、その上のBクラスも全滅、そのまた上のCクラスは1艇のみフィニッシュ、そのまたさらに上のDクラスも2艇のみという具合。今年は残念な結果だったけど、みんな日に灼けていい笑顔です。

パーティーも例年通り素晴らしかったです。梅雨時期だっていうのに、今年もまた晴れ!です。生バンドも入って、サイコー!レースの憂さを晴らすように異様に盛り上がりました。
あ、いや、また例によって葉山軍団で騒いでいたって噂もありますが…(^_^;) でもアフターレースはこうでなくっちゃ。


ダンシン~♪ ダンシン~♪ ダンシン~♪

その後、表彰式の最中に突然名前を呼ばれたので行ってみると、なんとレディース賞とのこと!
68艇136人中、女性セーラーはたったの6名だったそうで。やっぱりダブルハンドではジョシは戦力と見なされてないのでしょうか?それともそんなのに好んで出るような阿呆なジョシが少ないってことでしょうか?誇らしいような、寂しいような…。いや、でも誇らしいと思うようにします!ウン万円もするタラソテラピーのコースの招待券を頂戴し、みんなゴキゲンです。


photo by キワムの写真館 © Kiwamu Takahashi
6人のうち3人が葉山っ娘でした!右側2番目よりチエ・わたし・しらす。
来年もがんばろーね。



ファーストホーム賞、熱海ピンカラ兄弟船withフラガールズ



堂々Eクラス2連覇!アド号かみちゃん&糸りんwithミッフィーちゃん(寂)

そんなわけで、長く楽しい週末が終わりました。翌日月曜の朝はまた現実に引き戻されるワケですが、もしかしたらわたし 『燃え尽き症候群』 かも~(T_T)。
だって、こーーーーーーーーーーーーんな楽しく充実した週末を過ごたあと、一体会社でどんな顔してればいいんでしょう。

はぁ、しょうがないからとりあえず…。 黒い顔しときますかね。
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第19回初島ダブルハンドヨットレース

スタート10分前。長い一日になりそうです
photo by キワムの写真館 © Kiwamu Takahashi

レース前日、せっかく超ラグジュアリーなアド号クオーターバースにお泊りさせてもらったのに、暑さと蚊の攻撃にあって午前2時まで眠れず苦しんで、やっと寝付けたと思ったら5時には目覚ましの音。はぁー眠い。外に出てみると、む、無風…。

いよいよ楽しみにしていたダブルハンドの朝です。クルーをお願いした某業者?H氏とともにやや緊張気味に朝6:15ドックアウト。海面に出てみると、おぉー来てます来てます、朝早くから逗子沖に68艇のクルーザーが集まってきています。本部艇ティブロンを目指して一直線。エントリーを済ませセイルアップ。ティブロンにだどさん発見!行ってきま~す!


今年はまったり(ぼてぼて?)スタートです
photo by キワムの写真館 © Kiwamu Takahashi

ごくごく弱い南寄りの風で初島へはポートののぼりです。アウター寄りに位置取りするけど、エンジン切るとヒャー、風無くラインにたどり着けません。2~3分遅れてやっとラインを切りましたが全艇見事に漂っているのでまったく問題ナシでした~。

見事なまでの無風…。舵はノーコンなのでセンター固定しとくしかありません。ブームを押さえてぐっっと我慢のセーリング(浮いてるだけ)。1時間経ってもアウターがすぐそこ。で、結局4時間のた打ち回っても江ノ島。ずっっっっとシモで固まってヘルム取ってたので肩がコチコチになってしまったので、ちょっとだけヘルムを交代してもらい、水分取ってリフレッシュ。


振り返ってパチリ。風、ない…。

その後ずいぶん経ってからやっとそよそよと風が入り始めました。無風から微風へ。フェロちゃん前だけどすぐそこ!早々と沖出ししていった艇が半分ほど。空は曇ってきて風も依然弱め。これじゃあガツンとしっかりしたサーマルも入って来そうにありません。むしろ、岸も良いです。やっとカミ側に座れるようになった風は、なんと岸寄りから入ってきた西っぽい風でした。で落ち着いて南西。

南へ向かって長~いスタボーのクローズ。どうしてもフェロちゃんほど角度がとれません。気にしすぎて合わせると失速。差が縮まったり拡がったりの神経戦です。おぉーーーーい!海広いんだから、もっと離れて走ろうよーーー!でもなぜかいつもどおりにつるんでいる2艇です。

後ろにいると分が悪いので、もう角度の差は気にせずに、ドライブモードで行きます。じわりじわりとシモに並びその後左フレのパフがちょこちょこ入り始めていい感じにアタマを出してきました。
フェロちゃんはこれを嫌ってタック。わたしたちはまだ伸ばします。これでひとまずバイバイです。これからは海援隊と二人旅♪。暫く走ってからタック。やっとしっかりした風が入ってきました。だんだん風は更に左にふれて、南。もう初島へ向けられます。ここまでならよかったんだけど、結局その後さらに左に振れ切り南東みたいな風向へ。なんとこれでオーバーセイルの角度です。もともと初島北東側のカーム地帯を嫌って、やや沖目を狙っていたのに、今年は結局ラルもナシ!だったので、さらなるロスとなりました。岸に行ったフェロちゃんはそのまま向けられてるだろうから絶対絶対前。

そのうち、霞んで見えなくなっていた大型艇が初島を回って折り返して来ました。サクラ、ガイアを見送り、アド号もジブトップで快走!みんなガンバレー。ちっこいのも頑張ってるゾ~。まだ後ろに大きいのが沢山いるので、68艇中8番目に低いレーティングのホビー号としてはまずまずの位置ですかね。

その後、H氏の過激なガイドで初島を超小回り!一番最初の長い根をかわしたらすかさずタックして港の入口の岸壁ギリギリまで上りもう一発タック。今度はゴロタの浜に沿ってタック。ホテル下の浅瀬もギリギリでかわしベアダウン。ひぇーーー、かな~りビビリましたが、H氏のガイドを信じて超小回りを敢行。外を回った海援隊もかなりビビったかも。初島アプローチ大賞受賞確実。

このあたりいい風吹いてます!初島灯台マグ0度を15:40に確認。スピンはちと厳しい角度だけどフィニッシュ目指してスタボーアビームでまっしぐらです。残航24マイル。残り時間5時間20分。このままで行けば十分フィニッシュに間に合いそう~。気づけば雨ですが気分は行け行けホイホイ!です。さぁ目指せ逗子~!

アビームで走ること1時間、風が少し後ろに回りスピンが揚がる角度になりました。私はガイとシートを持ちティラーを股に挟んでポールアップし、H氏がセットしてホイスト。難なく成功。ホッ。風もやや落ちてきてタイムリミットとの戦いなので、慎重にヘディング見ながらスピンで角度のロスにならないよう走らせます。でも、この風は長くは続きませんでした。前を走ってるフネがあさっての方向いてるのでもしやと思ったら、バサっと振れて前からの風。しばし安定せず風見はクルクル回ってたけど、やがて北風に。むぅ。

淡々とクローズを走ります。南と北のケンカは終わって、北風が徐々にあがってきました。もうちょっとだけでもシフトすればいいんだけど、真のぼりでは残り時間が相当厳しいス。でもまだ振れ振れの神様が降りてきて風を曲げてくれるかもしれないし、とにかく逗子に向かって祈るような気持ちで走ります。日も暮れて航海灯を点灯。ついにナイトに突入。

三浦半島に近づいても依然クローズが続きます。時折北東っぽい強めのパフが入りヒールもきつくなりトラベラーちょい落としながらの走り。ダブルハンドでのナイトって結構強烈。冷静に考えると恐ろしいような、ビビるって言うか、でもそれもチョット快感みたいな。全身ずぶ濡れで寒くてガタガタ震えてるけど、なんとも言えない独特な気持ちの高揚感があってナチュラル・ハイ状態でした。

白10秒の江ノ島灯台、赤2秒の葉山新港の灯台を確認。残り時間が厳しいのはわかってる。わかってるけど、もうここまで来たら諦めずに最後まで行くしかありません。時間を気にして気を揉むのが嫌だったので、8:20を最後に時計を見るのをやめました。とにかくガンバロー!ということを確認しあい、あとはもう奇跡を信じて超超超ストイックモードに突入。

真っ暗闇の中、薄暗いライトに浮かび上がるテルテールに目を凝らしながら無言で走ってたら、夢なのか幻覚なのかよくわからなくなってきて、テルテールの毛糸がセールのそこらじゅうからモジャモジャ生えてきて毛糸だらけになり、「 ギャー、(@o@) もうどれ見りゃいいのよ~ 」 状態(-_-;)。 結構限界に近かったのでH氏にちょこっと交代してもらおうかとも思ったけど、今回は艇長としての出場だから、こんなふうに上手く走らせられなかった事も、DNFになっちゃったとしても、それもすべて自分の責任!と思いやっぱり最後までやることにしました。

フィニッシュの本部船の黄色い回転灯を発見!遠くからえらい明るく見えていたのはリビエラの灯りだったみたいです。あと少し!ガンバロー!と思って走り続けましたが、一瞬本部船が動いたような気がして恐る恐る時計を見たら。
ふー。ここでジ・エンドでありました。残り直線で1マイルちょっと。14時間頑張って走ってきて、15分足りなかったってところでしょうか。あまりにも無情で、ぐやじ~!雨も潮も鼻水も涙も一緒でぐちゃぐちゃです。でもすぐに、最後までベスト尽くして頑張ったよなぁと思ったらスッキリ晴れ晴れした気持ちになりました。うん、まぁ、これは自己満足の世界だから。DNFはDNF。でもいいんだー 誰にも評価されなくても自分の気持ちの問題なので。

機走でマリーナに向かうと、葉山から参加の何艇かが同じ向きに走っていました。みんなすぐそばにいて同じように最後まで諦めずに走ってたんですねぇ。長いレースを終えて同じ気持ちを抱えながらホームポートへ帰ってきました。
そしてマリーナに着いてもっと驚いたことは、もう22時近くだというのに、応援に来てくれたクラブのサポート隊が雨の中到着を待っていてくれたことです。ショアクルーばりに空いてるポンツーンに誘導してくれて、もやいとってくれて、先にフィニッシュした大型艇の仲間も加わって一緒になってセールをたたんでくれました!これは、本当に嬉しかったですね。持つべきものは仲間です。葉山軍団はただ騒がしいだけじゃないんですっ。

ん~!初島ダブルハンド2007終わりました。色々あったけど今年も楽しかった!来年も絶対やります~。リベンジ~! 
…とこうやって、またダブルハンドにズッポリとはまって行くのでした。
ZMYCのみなさま。今年も楽しいレースをどうもありがとうございました!

初島ダブルハンドヨットレース2007 リザルトはこちら

本日のメンバー = 2人(当たり前だっちゅーの!)
ヘルム: わたし  それ以外全部(^_^;) :ひーさん

 


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