パールレースから帰ってきました!

先行艇が鵜利根と利島の間を抜けていきます。
7/26土am4:27防水コンデジにて撮影。一眼レフで・・・撮りたかった。(泣)

ガングロになって元気に、パールレースから帰ってきました!
夕方から安定した南西の風20ノット、日が暮れてからは一時、風速30ノット、艇速13ノットの超爆走スピンラン!ではかなり縮み上がりましたが、今年は風に恵まれて非常に早い展開。


でもこのままでは終わらないのがパールレース。最後、相模湾に入ってからはお約束の陸風に翻弄されたけど、昨年より半日以上早く、土曜日の午後0時28分、ナント同一レーティング艇と2秒差で先にフィニッシュ!という信じられないドラマがありました。

クラス優勝のようなので(≧∇≦)、これから表彰パーティーに行って来ます。詳細レポートはまた後ほど。暫くはこの余韻に浸ります。Gaiaのみなさん、そしてヨットの神様に感謝!

嗚呼、スバラシキ外洋レース。

第49回パールレース結果はこちら

 
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いよいよパールレース!

昨年のスタート前。今はなきラッキーレディーVです。
昨年の夜通しのバトルはとても良い思い出。

梅雨明けとともに、パールレースの季節がやってきました。なんか、こう、やっぱり、真夏の外洋レースは心沸き立つのです。今年も葉山のG号で参加させて頂きます。

雑用に追われ・・・、もう忙しくて吐きそうでしたが(-_-;)、無理やり2日間のお休みみをもらい、たった今パッキングも終わりました。三重県の五ヶ所湾をスタートして伊豆諸島の利島を経由し、江ノ島にフィニッシュする180マイルのパールレースに向けて、身も心も Ready To Go!です

今年はイリジウムのショートメールでロールコールならぬロールメールを送らなくちゃならないらしく・・・ 時刻、セールナンバー、ポジションを23桁の数字で本部に送信するとか・・・。大変だーーー。位置情報はプロットされ提供されるみたいなので、揺れるキャビンの中で指が滑って緯度経度間違えて、1艇だけ上陸とかしないようにしなくては

それでは、行って来ます!
イイ風で楽しいレースになりますように~。参加されるみなさん、現地でお会いしましょう!
 
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TasarNews89


かなりの突貫だったけど・・・なんとか発行。TasarNews89号です

テーザー協会の広報担当に復帰して、最初のニュースレターが完成しました。
時間、たっぷりあったはずなのに、結局押せ押せで・・・例によって・・・最後は徹夜(-_-;)。まぁ相変わらず気分にムラがありありで、ON/OFF激しすぎるわたしです。

以前、協会のお仕事を一生懸命がんばって、がんばりすぎてくたびれてなんだか燃え尽きて、そのあと暫くはテーザーに乗らなくなっちゃったりしたのですが、結局楽しい仲間に引っ張られてまた行け行けホイホイで乗るようになり、で、勢い余ってまた広報を引き受けてしまいました。レターをリリースしたらすぐに、全国あちこちのテーザー仲間からメールをもらいました。とてもうれしかったですよ。

久々のレター制作は、大変だったけど、まぁ楽しいクリエイティブ・ワークでした。楽しくがんばりたいと思いますので、みなさん今後もどうぞよろしくお願いします。で、激しくネタ切れなので、編集後記は相変わらずネタかぶってます~。指摘される前に自分で言っときます。

2009年9月には、和歌山でワールド開催ですッ!
テーザーセーラーの皆さん、張り切って行きましょう~
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ダブルハンド、完走。(≧∇≦)

スタート!・・・でもホビは・・・、まだスタートしてません
photo by ZMYC

なんか燃え尽き症候群な週明けです。
今年の前半を締めくくる、プチ・キャンペーン終了。いつも結構わたしに冷たい風の神様に、前半は苦行を強いられたけど、最後は割と優しかったッス。ビール先生は、ぶっ飛びかーちゃんを横目で見て苦笑いしてたけど、これは、自立キャンペーン?の一環であるからして、わたしは頑張って一人で準備しました。あ、とは言いながらもかな~り周りの人に助けてもらいながらですけど。

前日は休みをとって午後マリーナへ。フネを下架し、ジャックラインつけて、リーフポイントの追加をお願いしたメインの到着を待って、リーフロープ通して準備完了。この日の前夜祭はおとなし目に完了し、モギモギの新しいマンション(略して新モギマン)にて23時就寝。

そして翌日、4時半起床、5時にモギマンを出て徒歩3分でマリーナ到着。(←スバラ!。お世話になりありがとうございました)残念ながら予報は相変わらず東~南東~南、午前中はまったく風が期待できそうになく。東の風は~♪風のなくなるサイン~♪なんて作詞作曲してる場合じゃありません。

ケット号で出場するOh!Tさんに、5:45頃FM横浜からダブルハンドの電話取材があるそうで、ホビ号のスピーカーからラジオを流し、しばしみんなで聞き入ります。最後にリクエストされた勝手にシンドバット!を聞きながらドックアウト。スタート海面に向かうと、もうウジャウジャ集まって来てます。80艇ってスゴイ数。チェックインに向かい本部艇に挨拶します。テーザー仲間のダドさんも発見。その他にも江ノ島からの応援団に手を振って応えます。


風・・・、ないけど・・・。ま、元気に行って来ますかね。
音響も全く聞こえず、旗も全く見えないので、電波時計の時刻に合わせて行く事にします。スタート前の風軸は70度くらい。ポートのスピン。予報も東→南東なので、アウター側で沖狙いを視野に行くプラン、但しチビ船ホビは南を睨みつつもラムラインから大きく外れないように。

何度も240度に向けてシミュレートしてたのに、風無く、4分前に慌ててエンジンを止めた時にはまだコースサイドにいたのでした。ひっちゃきになって戻ります。でジャイブスタート!の予定・・・だったけど、スタートしてみたらなんと、北北西みたいな風になりました。確固たる沖出し派の数艇がジャイブして左へ行きまます。でもこのコースは大きくラムを外すのでわたしたちはスタボのままスピン上げて初島に向けます。ホント、風ないのでとにかくヘディングを240度に向けときます。でもホント、風無い・・・。

さっきから、朝ラジオで聞いた 「勝手にシンドバット」 がずっと頭の中で大音量でリプレイしています。どーしてくれるんですか、Oh!Tさん。ブームを押さえながら、限りなく無風に近い恐怖のヒョロヒョロ風で我慢のセーリングです。そのうち会話もなくなって、「最近どぉょ?」「ん、別にぃ」みたいになるかと思いきや、爆笑トーク全開な、かなり陽気なオンナたちです。あまりにも単調なので、バナナ食べたり自分撮りとかしてみたり。

何時間漂ったか忘れましたが、昼過ぎてもまだ往路の半分にも辿り着けません。こんなことしてたらフィニッシュ絶望的。その後、少しずつ風前に回り、ながーーーーい微風の後、南西のそよ風が入ってきました。でも、そよ風じゃダメなのよ・・・。大島灯台の気象情報は、相変わらず「風、弱く。」・・・。沖も完全に死んだのを見て、もうドカンと南は来ないと踏んで、やっぱりラムライン命、VMG命、です。上りになったことだし、240度を軸にアングルを外さないように刻んで行くことにします。でも魔の真鶴沖も避けたいので、もうこの先これ以上の岸突っ込みはナシです。もう最短を走らないとフィニッシュできません。

その後、やっとストレスなく走れる風になって、スタボでヘディング190度くらいで走っていた所、40度くらい左振れのヘッダをもらい、これはいい線行くんじゃないかと返してみたら初島正面ジャスト。 一時脱落組にいたと思われるホビ号だったけど、今思えばこのシフトを掴んでなんとかフリートに首の皮一枚で踏みとどまった感じ?風の神様。ありがとう。

80艇中9番目にレーティングの低いホビ号は、当然後ろが寂しい状態のはずだけど、初島に近付いても一向にトップ艇が折り返してきません。見える範囲の遠くのフネまで数えてもカミに15艇、シモに10艇しかいないけど?
じゃあ、初島の裏に50艇いるって事?!

なんて言ってるうちに、出てきました!トップ艇が!江ノ島のX-35ODです!その後、蟻んこみたいにウジャウジャと出てきます。朝の東の風と南東の予報に随分惑わされたけど、結局東風から始まって、予報に反して左回りで真南までまわりました。沖は・・・ダメだったんですね。

初島のアプローチに入ります。手前の根を少々慎重に大回りしてタックすると、後ろから一艇内側でタックしてきます。セールNo.をチェックすると同じクラスで格上のs号。お互い顔が見えるくらいの距離でガチンコの初島回航です。背の高ーーーいガイジンさんが乗ってます。
初島マグ0度は16:20。今まで参加した中でもっとも遅い時刻の回航。で、残り時間は4時間40分。アタシら一体フィニッシュできるんでしょうか・・・。でも。もうダメかもとウスウス感じながらも、意地っ張りなジョシたちはお互いその事には触れず、かXすロックをギリギリでかわしベアダウン。

葉山の60度に向けると、最初ちょっとスピンには厳しい角度。ジェネカー艇は飛ばして行きます。うッ焦る。でも即スピンアップした後続が落とされていくのを見て、しばしスピンはお預け。時間が無いのでとにかくVMGを稼ぐために、無理無理のスピンで蛇行するよりは、外取りトリムできちんと葉山へ向けることにします。でも!ラッキーにもすぐに風が右に回り、なんとか横っちょにスピンが揚がる角度に!

タイトリーチのスピンで葉山まで60度一直線~。こうなると、フィニッシュできる可能性アリアリです。
でも・・・、残り3時間を切ったところで、痺れることに、GPSは「あと2時間45分でフィニッシュと」か言うんです。キャーーーー。急げーーーー。

サプライズも少々。もうとっくに行ってしまったと思っていた大型艇が後ろにいっぱい居たことです。きっと数えたときには見えないくらい沖にいたのかも。速いのにはすぐに抜かれましたけど。そこから先は、もう超!集中モードに突入。6ノット平均で帰らないとフィニッシュできません。ってことは、ちょっとでも風が落ちるともうアウトです。雨が降り出したけど、そんなの関係ないス。カッパを着る時間も惜しく、航海灯をつけて手元にライトを用意しただけで、フィニッシュまで猛プッシュ!ちょっとよそ見して舵ふらつくと、Mッキーから、「60度!集中~!」と渇が飛んできます。一秒も無駄にしないで最速フィニッシュするために、目ぇ三角にした意地っ張りなジョシ二人の執念の走りです。

フィニッシュ手前4マイルくらいで風がちょっとヘロった時は二人とも無口になって、GPS見るのが恐くなったりしたけど、「風ちょっと落ちた?」「気のせい!気のせい!」と最後までプッシュします。

フィニッシュボートが見えてきました。1年前、残り1マイルで消えてしまった、あの黄色いクルクルです。最後はもう、く、くびが・・・、痛くて・・・、どうしても横を向けないので、正面向いて仁王立ちでしたが、
20:16フィニッシュのプーがなりました。嗚呼ミラクル。チッコイのがよく初島から4時間で帰って来たもんだ。そこそこの風になって、しかも一本で帰って来れたのが大きかったです。
風の神様。あなた最近わたしにとっても冷たかったけど、たまには優しいこともあるんですね。

ヘロヘロになってスピンを回収し、メインを下ろして葉山マリーナに入港すると、たくさんのみんなが出迎えてくれて、パッパとセールをたたんでくれました。毎年の事だけど、この出迎えはホントうれしです。感謝。


80艇中、48番目のフィニッシュでした。もう大満足。


ガイアチームのダンシです。

翌日は楽しいパーティー。フィニッシュできただけで、大満足だったけど、PHRF-Bクラス2位とのことで、あら、まぁビックリです。


PHRF-Bクラス1・2・3のBlue Pulsar、Hobby Hawk、SPALOWでパチリ
photo by きうちょん


Lucky Lady VIはPHRF-C優勝!Oh!泡寒!ピンカラ兄弟愛!


PHRF-Dクラスの1・2・3はJe Reviens、Zephyr、クレルドリューン
皆さんイイ笑顔。でもホントは宿敵らしいです。

今回は、ジョシだジョシだと何かと持ち上げられましたが、もうおしまい。次は、オトコ・オンナ関係なく、もっと一人前のセーラーとして頑張って行きたいところです。でも、ヨットは何年やってもとても奥深く難しく、そう簡単に上手くなるほどつまらないスポーツじゃない事もよーく知ってるつもり。みなさんこれからもよろしくお願いします。


クラブレースをサボったチーム・葉山です

最後に、運営の逗子マリーナヨットクラブの皆さん。お世話になり大変ありがとうございました。
整備など色々サポートしてくれた、わたしの周りのスバラシキ仲間にも感謝です。

#あ~、楽しかった!!


【 初島ダブルハンドヨットレース 】
【 こんな動画 】を見つけました!スタート、ださー。1から出直します。
いつも楽しみな【 キワムの写真館 】 に写真が1000枚ありますッ!

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