今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

復帰。

2018-09-27 22:21:10 | タラの日記
久しぶりに職場へ。
緊張感バリバリで行った。
そんな私の不安を、子どもたちがとびきりの笑顔で吹き飛ばしてくれた。
再会を、こんなに喜んでくれるなんて。
涙が出た。

職員のみんなも、いきなり長く休んで迷惑をかけてしまった私を、温かく迎えてくださった。

幸せ者だ、私は。
本当にそう思った。
感謝の気持ちでいっぱいです。

音楽。

2018-09-26 15:24:49 | タラの日記
ぐうたらしていられるのも今日までなので、今日は、姉が少女の頃、よく聴いていた曲の中で、私の心に残っている曲を何曲か、リピートしながらずっと聴いています。

悲しみのジェットプレイン。
Your Song〜僕の歌は君の歌〜。
若葉のころ。
デイドリーム・ビリーバー。

ほかにもたくさん、姉は音楽を聴いて、ギターを奏でながら歌って、自分で歌を作ったりもしていた。

ユーミンを聴くようになった頃は、姉がピアノを弾いて私が歌ったり。

小柄でお目々ぱっちりのかわいい少女で、その後もずっとお洒落で綺麗だった。
家出したり、妊娠して駆け落ちしたり、酒浸りになったり、母をたくさん泣かせた姉だ。

いつも、良くも悪くも目立つところにいて、そしてワルいところも含めてみんなに愛された人だった。

3度目の結婚をしてわずか1年半での、天国への旅立ち。

最後はみんなに囲まれて、愛されて、ゆるされて、彼女は幸せだったのかな。
きっと。

母を私に押し付けて置いてきぼりにしてトンズラしてくれちゃって、まったくこのヤロー!


秋刀魚。

2018-09-25 13:36:12 | タラの日記
だらだらしている。

まぁ、いつもテキパキしてる人では、もともとないのだが。

昨日、秋刀魚を買ったのだけど、ご飯を炊くのも秋刀魚を焼くのも、なんだかとてつもなく大仕事のような気がして、夜の10時過ぎまで、「おサカナ焼くだけじゃん!」と自分にハッパをかけていたのだが、結局、ココアをいれてパンをかじって寝てしまった。

仕事にも、ぼちぼち戻る予定なのに、このざま。

カウンセリングスクール時代の仲間たちが、LINEでの私の話が多分たいへんな落ち込みようなのを読んで、いつでもどこにでも駆けつけてくれるぐらいの勢いで心配してくれている。

応援してくれてる人は、たくさんいる。

悲しいというより、なんだか無気力。
姪や甥も、仕事に戻っている。
母も、なんとか日常を過ごしている。

だらしなくしてると姉に叱られそうだ。

とりあえず、秋刀魚、今日は焼かないと。

さよなら、だいすき。

2018-09-21 21:12:30 | タラの日記
ひと足先に、ほぼ日手帳、カバーだけ来年のにかけかえた。
眩しい黄色。

姉のほぼ日手帳は、亡くなる数日前に届いたらしいのだが、姉の夫さんが病院に持っていってくれたけど、本人はもうわからないみたいだった、とのこと。
でも、最後の姉からのLINEに、「ほぼ日手帳、楽しみ!」とあったので、天国で使ってもらうことにして、葬儀の時、柩に入れさせてもらった。
黄色いカバーは金具が付いていて、入れられなかったので、私がもらって持ち帰った。

姉のほぼ日手帳のカバーをじっと見つめていたら、息子が「それ、どうするの? 見てつらくなるなら預かるよ」と言ってくれたので、彼に持っていてもらうことにした。

自分の手帳のカバーをかけかえたのは、気持ちをあらためたかったのもあるし、姉が楽しみにしていた色のカバーにすることも、ささやかな供養の一つかなと思ったり、ほかにもいろいろ理由はある。

手帳の、姉の亡くなった日と葬儀の日のページを、色鉛筆とシールで飾った。
かわいく綺麗に。

さよなら、だいすき、と色鉛筆で書いた。
大好き以外の感情、恨みつらみもたくさんあった姉妹だけど、だいすき、としか今はもう言えない。

ギフト。

2018-09-17 03:22:32 | タラの日記
14日、姉の葬儀は無事に終わった。
故人を大切に扱ってくれる、丁寧な葬儀だった。
小さな遺影と、遺骨をほんの少し、分けてもらった。
化粧をしてもらい華やかなたくさんのお花に囲まれた姉の姿は、とても美しく、今にも起き上がりそうに見えた。

私の娘夫婦も駆けつけて、久しぶりにいとこたちと再会し、懐かしくも切ない時間を過ごした。

いつも私の陰に隠れるようにしている息子が、いとこたちに終始、優しい言葉をかけていてくれたと、喪主を務めた姪からお礼のメールをもらった。

姉が亡くなって、悲しみで眠れない夜、息子と語り合った。
3日ぐらい、明け方まで話し込んだ。
こんな風に話すのは初めてだった。
息子がどんなに大人になっているのか、私はずっと気づいていなかったのだと知った。
自分の不登校、引きこもっている今の気持ちについても、彼は語ってくれた。
どこかで彼のことを認めていなかった自分に気づいた。

姉の長女(喪主を務めた姪)とも、電話で2時間近く話した。
いろいろな事情から、しばらく連絡できずにいた姪。
彼女もまた、しっかりとした考えや価値観を持った人に、立派に成長していた。

母のこともあり、まだバタバタは続いているのだけれど、姉が亡くなったことで、見えない何かが大きく動きだすのを感じる。
例えば、息子と私の関係。
娘と精一杯、私を支えてくれようとしている、娘の夫と私との関係。
姪や甥との関係。
母と私の関係。

茫然とした心の中で、それらが姉の大切な贈り物であると感じる。

バタバタ。

2018-09-13 09:51:50 | タラの日記
あちこちにあたふたと連絡を入れたり受けたり、昨日は一日中スマホを握っていた。
長い長い一日で、今日は何日?と何度も確認し、バタバタと用事をこなし、ゴハンも食べず夜中になり、眠れないまま今朝になった。

葬儀、というか、お別れの会が、明日、行われることになった。

今日は、母とお昼を一緒に食べることになっている。

今ごろになって眠い。

ともしびが消えた。

2018-09-12 12:44:15 | タラの日記
午前1時40分、姉が亡くなった。

頭の中が真っ白だと、母が言っている。

とりあえず職場に連絡を入れた。

太ったから喪服が入らないかもなぁ、とか、私はそんなことをぼうっと考えている。

残された姪や甥の気持ち、そして小さい時に遊んでもらった、私の息子や娘の思い、先に逝かれてしまった母の悲しみ、そんなこんなが、なんとなく膜のようなものを隔てたところで、ぐるぐる巡っている。

病院へ。

2018-09-09 16:09:21 | タラの日記
姉の具合がとても悪くなり、千葉まで会いに行きました。

姉の、高校時代からの親友が、多分これが話のできる最後になると思うと言って、母と私を車に乗せて、連れていってくれたのです。

でも、もう話はできませんでした。
モルヒネを使い始めたためのせん妄で、姉は声をかけても母のことも私のことも、わからない様子でした。
目はぱっちり開いているのに、視線を合わせても、通じ合えない。

それでも、姉の手を取り、ゆっくり、笑顔で声をかけました。
遅くなってごめんね、やっと会いに来られたよ、会いたかったよ、会えて嬉しい、と話しかけました。
じっと見つめ合い、でも、私のことがわかっているのかどうかわからない。
しばらく、静かに話をし続けました。
ときどき、姉は何か言いたそうに、口をかすかに動かすのだけど、聞き取れない。

母はもう、骨と皮だけの、小さくなってしまった姉の姿を見た途端から、はらはらと涙を流し続け、姉の手を握り、頭を撫で、頬ずりし続けました。
母が声をかけ続けると、姉は少し、笑ったように見えました。

病院では、もってあと1か月と言われたらしいけど、看護師をしている姪が言うには、2週間ぐらいかな、と。


このブログ、細切れの時間で何度かに分けて書いているので、話のつながりがおかしかったり、あるかもしれないけど、このまま更新します。

母ががっくり来ているので心配です。
私は、頭痛と倦怠感と、ごちゃごちゃの感情で、何も手につかないです。
きついです。

寂しいポプ子。

2018-09-04 12:13:49 | タラの日記
ご無沙汰していてごめんなさい。
あっという間に9月。
今日は仕事もなく、ちょっと退屈している。
いや、やることがないわけではないのだ、掃除とか掃除とか掃除とか。
でも、それらに目を瞑りたい程度に疲れてもいる。

このところ休まず仕事に行けている。
喉が弱いのだが、首にタオル巻いてマスクして寝るようにしてから、熱が出なくなった。友達のアドバイス。ありがたい。

さて、最近ハマっているポプテピピックですが、ちまちまグッズを買い集めつつ、会う人に「知ってる? かわいいよ、面白いよ」と見てもらったりしているのだが、「ごめん、意味がわからない」という声ばかりで、結局、身内(息子と娘)でしか話が通じないというありさまです。

ま、クレイジーな漫画なんだけど、私は主人公の1人のポプ子に自分を見てしまう。
うまく表現できないのだが、ポプ子に寂しさを見てしまうのだ。破茶滅茶な漫画なのに、だ。
なんでだろう。

漫画だけではないと思うのだけど、人の言動を見るとき、そこに何を見るのか、人によって違うだろうと思う。
その人の、どういう側面を見るのか、どこが自分の中に引っかかるのか。

ともすると自分に引き寄せて見て、入り込み過ぎてしまうこともある。
それは、相手のことというより、多分、自分の課題であることが多いと思う。

ポプ子が寂しい子だと思う人なんていないかもしれない。
でも私はそこに課題を抱えているので、切なくなる。


来年の手帳が並ぶ時期になり、例年通り、ほぼ日手帳を注文した。
毎年、姉の分も買ってお揃いで使うのだが、来年のは、姉は薄くて軽いタイプがいいと言い、私は文庫本サイズのにすることにしたので、お揃いではなくなってしまう。
でも、せめてカバーの色だけでも同じにしようと思って、2人とも黄色いカバーにした。
黄色って、これまで選ばない色だった。
苦手だった。
でも、なんとなく、今回は黄色を選んだ。
闘病中の姉にも、そして自分にも、元気をくれる気がして、ほかの色は考えなかった。
黄色いカバーの手帳に、どんな言葉が並ぶのかな。

ではまたね。
ごきげんよう。