今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

缶バッジに思うこと。

2020-04-26 14:31:00 | タラの日記
こんにちは。
昨日、いつもの通院日だったので、久しぶりに出かけた。
駅中に、大好きなアートマンの臨時店舗ができていて、マスクスプレーなど買いました。
その時、目を引いて、一緒に買ったのが、これ。
缶バッジ。
私はアレルギーあるし呼吸器が弱いので、ちょっとしたことで咳き込んだりすることもあり、買いました。

でもね。

昔、校正の仕事をしていた若い頃、校正ルームで咳が止まらなくなったことがあり、その時、初めて一緒になった、名前も知らない校正者の一人が、スッと立ち、私の席にのど飴を置いてくれたのだよ。

そして、一昨年、保育士資格試験の、実技の待合室で、やっぱり咳が止まらなくなった私。
これからピアノの弾き歌いという時だ。
その時、隣で待っていた人が、よかったら、と言ってトローチを差し出してくれた。
実は私も、バッグの中にトローチを持ってはいた。
ただ、あまりにも嬉しかったので、貴重であったトローチを、一錠だけいただいてしまった。
これから試験を受ける者同士の、労わりあいに感動したのだ。

そういうことを思い出すと、何となく、この缶バッジ、複雑に思えてくるのだ。

人が咳をしている時、苦しそうだなぁ、大丈夫かなという思いを抱く場合もあるけど、今は特に、うつさないでくれーという気持ちになることが多いのだろう。
それで、この缶バッジなのだろう。

新型肺炎は怖い。
でも一方で、私は、差し出されたあの日ののど飴やトローチを思い浮かべる。

手作りマスク!

2020-04-22 18:47:00 | タラの日記
カワニシカバンさんというところのマスクホルダーなるものを買ったので、キッチンペーパーでマスク作ってみました。
なかなかいける。
キッチンペーパーを蛇腹に折るのに不器用な私は手間取ったけど、慣れれば簡単そう。
もうすぐ手持ちのマスクの在庫が切れるので、これでいこうと思います!




この天使のようであれるように。

2020-04-18 19:34:00 | タラの日記
春先だから調子が悪いのか、新型コロナのなんやかんやで鬱なのかよくわからないのだけど、元気が出なくて、寝ていることが多いです。
何もする気になれなくて。

そんな私に、昨日、プレゼントが届きました。
一枚の絵。

私には、ピュアで素晴らしい絵を描く友達がいて、つい最近、作品展を開いたばかりの彼女から、「タラさんに絵を描いて送りたいのだけどいいかな?」とのお申し出をいただいていたのが、仕上がって、送られてきたのです。

私のことを思い浮かべて描いてくれたというその絵は、大きな羽を持つ天使の横顔でした。
美しい、淡いグリーンの羽。
背景は暖色の中にキラキラ光る線が散りばめられていて、見ていて穏やかさと温もりが伝わってくる。
横顔は限りなく優しくて。

こういうのをきっと、感動というのだ。わっと泣いてしまいたいぐらい、私にとってその天使は温かく美しくて。

私、こんな素敵な絵を描いていただいていいのだろうか。

本当に綺麗で、写メ撮って手帳に貼って、出先でもいつでも見られるようにしたので、画像を上げてもいいのかもしれないけど、やはり画像になってしまうとこの繊細なタッチや色味が変わってしまうので、やめておきます。
それに、私一人で、ひっそりとこの絵とは対話したいし。

Mちゃん、本当にありがとう。
こんな風に、優しく温かく美しくあれるように、努めます。


買い出しの日。

2020-04-09 18:29:00 | タラの日記
えーん、昨日のブログに、緊急事態宣言のことを非常事態宣言と書いてしまった無知な私です。
お許しください。

結局、今日、バスと電車を乗り継ぎ、母の為に買い物をして、届けてきました。
「みんな家族に差し入れしてもらってる」と母は電話で言っていたけど、施設の玄関で職員さんに買い物袋を預けたら、怪訝そうな顔されました。
夕方、母に電話したら、「ありがとうねー、施設長さんも、『やっぱり娘さん心配してくれてるのね』って言ってたわー」と話していた。
もしかして彼女は、施設の中で、家族(娘である私)に心配されているアピールをしたかったのか?

なんだか疲れた。

自分の家の食糧も尽きていたので、今日はなんだか買い出しの為の一日だったわ。
電車はがら空きだったけど、スーパーは普通にお客さん入ってた。

そうそう、母「ありがとうね! ところであんた、出歩いてもいいの?」
「いい訳ないじゃん!」と、思わず声に出た。
「あらそう、悪いわね、またよろしく」
私の母はこういう人です。

リスク。

2020-04-09 00:04:00 | タラの日記
ずっとご無沙汰していてごめんなさい。
その間、心配して連絡くれた友達とかもいて、ありがたいなぁと。
春先は鬱っぽくて、どうも調子が崩れます。
仕事に行くのが精一杯で、余分なことは何もできない状態でした。

タロットカードの講座も、レポート再提出になって凹んだり。
でも、リベンジ果たして、少しずつ先に進んでいます。

さて、新型肺炎、非常事態宣言が出されました。
これまで不安と背中合わせの中、かわいい子どもたちは勿論のこと、自分たち職員の安全も考えがんばって働いていましたが、今日からしばらく、自宅待機となりました。

そんな矢先。
さっき、母から電話がかかってきて。
まぁ想定内というか、覚悟はしていたのだけど、食料品の差し入れを頼まれた。それも、当たり前のように。
うーん、正直、当たり前のことなのかどうか、よくわからないのだけど。
母は施設にいて、勿論、三食、食事の提供はあるのよ。
ただ、それが口に合わない、食べられたものじゃないというので、これまで近くのスーパーやコンビニに自分で好きなものを買いにいって食べていたの。
非常事態宣言により、外出に制限がかかり、買い物に出してもらえなくなって、それで、さっきの電話。
みんな家族から差し入れしてもらっている、あんた来れないの?ということなのだ。

突然言われてもなぁ(想定内だけど)、と、明日のお昼頃にこちらから電話するからと言って切った。
明後日には遅くとも来てほしい、欲しいものメモしておくから、と言っていた。

息子がこの話に怒っている。
若いから年寄りだからというのはなくて、新型肺炎の感染リスクは誰にでも等しくある。
どうして母のわがままのために、私がリスクをおかして買い出しして届けねばならないのか、と、息子は言うのだよ。

尤もだと思うよ、思うけど、やっぱりかわいそうかな、とも思ってしまうのよ。
あんな身勝手を絵に描いたような人でも、もう歳だし、身寄りは私だけだし。

多分、明日、私は買い出しに行って届けるんだろうなぁ。

姉が生きていてくれたら、この複雑な感情を分かち合えるのにと思うと、本当に残念だ。

久しぶりの更新なのにこんな愚痴ですみません。

みなさまのご無事を祈ります。
自分も含めて。