今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

病院へ。

2018-09-09 16:09:21 | タラの日記
姉の具合がとても悪くなり、千葉まで会いに行きました。

姉の、高校時代からの親友が、多分これが話のできる最後になると思うと言って、母と私を車に乗せて、連れていってくれたのです。

でも、もう話はできませんでした。
モルヒネを使い始めたためのせん妄で、姉は声をかけても母のことも私のことも、わからない様子でした。
目はぱっちり開いているのに、視線を合わせても、通じ合えない。

それでも、姉の手を取り、ゆっくり、笑顔で声をかけました。
遅くなってごめんね、やっと会いに来られたよ、会いたかったよ、会えて嬉しい、と話しかけました。
じっと見つめ合い、でも、私のことがわかっているのかどうかわからない。
しばらく、静かに話をし続けました。
ときどき、姉は何か言いたそうに、口をかすかに動かすのだけど、聞き取れない。

母はもう、骨と皮だけの、小さくなってしまった姉の姿を見た途端から、はらはらと涙を流し続け、姉の手を握り、頭を撫で、頬ずりし続けました。
母が声をかけ続けると、姉は少し、笑ったように見えました。

病院では、もってあと1か月と言われたらしいけど、看護師をしている姪が言うには、2週間ぐらいかな、と。


このブログ、細切れの時間で何度かに分けて書いているので、話のつながりがおかしかったり、あるかもしれないけど、このまま更新します。

母ががっくり来ているので心配です。
私は、頭痛と倦怠感と、ごちゃごちゃの感情で、何も手につかないです。
きついです。