よむよま

よむ・よまない、それから。

松寿丸

2014-05-30 20:55:32 | 見る
大河「官兵衛」第21話は、松寿丸の命

荒木村重が誘いのスキの罠を仕掛けたり、頭を使った戦略を見せるものだから、
信長は、これは官兵衛が寝返って向こうの軍師になったのだと考え、
いよいよ松寿丸の首を刎ねよと命じる。
竹中半兵衛がみずからその役を買って出る。
もちろん、ひそかに松寿丸をかくまうわけね。

土牢の官兵衛は、息子が死んだと聞かされて、生きる気力を失うが、
また、奥方・だし様が助けてくれて、気を取りなおす。

だし様、自分が文を書いたせいだと責任感からなんだろうけど、
アブナイよ、これじゃ不倫みたいよ。
牢屋の番士がけっこういい人、なんとなく同情的で。

牢の外では雨が降り雪が降り、藤のつぼみがふくらみ、そして咲いた。
ということは、この一話で一年たったの!?
てっきり、幽閉でひと月ぐらい使うかと思ったが。

松寿丸をかくまうについては、秀吉の奥方おねも協力していて、
おねは黒田家に1本の扇をを送るの。
扇には勢いのいい松の緑が描かれていて、それを見た黒田の父上が、
「これは松寿丸が生きているということを知らせてくれたのだ!」と言うの。
このエピソードはドラマ用なのかもしれないけど、
こういうのってありそう。
物に託して意味を伝えるやり方はある。
襖絵の絵柄で、来客を断るとかね。

半兵衛の谷原さんはいい役、
でも、半兵衛が松寿丸をかくまって救ったのはほんとらしい。
後に関ヶ原で、この両兵衛の息子たちが一緒に戦った記録があるんだって。
コメント
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