硝子戸の外へ。

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いくつになっても・・・。

2024-07-29 17:13:18 | 日記
ラジオと言えば、つい先日4歳くらいの男の子とそのお母さんとの会話が耳に入ってきて、市かも気になったワードが出てきたので、少しばかり耳を傾けていると、その男の子がお母さんの話から「ラジオって何? 」という言葉を発し衝撃を受けた。話を聞いているとラジオという言葉を知らないというよりもラジオの存在を知らないようである。彼らにとって、情報源はスマホからのユーチューブやテックトックが主流なようで、ラジオは存在していない。

その話を聞いていて痛切に時代の流れを感じたが、昭和生まれの世代はラジオが主流であり、生活の中にあったので、今でも切り離せない。
だから、令和の時代であっても朝布団から出る前や、散歩時や車での移動時には普通にラジオの存在があるのだろうと思う。

だからと言って熱量のあるヘビーリスナーではないけれども、なぜかラジオのスイッチを入れていて、平日の午後に車移動するときには大体CBC。
その時間は知る人ぞ知る北野誠さんの「ズバリ」が流れている。

常連リスナーさんやメール職人さんの赤裸々な話とそれを巧みに笑いに変化させる北野さんの話術。さらにアシスタントさんのリアクションが軽妙で、ついついチャンネルを合わせてしまうのである。
40歳くらいまでは好きな音楽を聴いていて、ラジオから遠ざかっていたが、歳を重ねるにつれ「ラジオって面白い」と思うようになり、転職を境にラジオを聴く時間が伸びていった。
CBCラジオは地域性もあってか馴染み深く、小学生位の食事の時には(ご飯を食べる部屋にはテレビがなくラジオが置いてあったからである)よく聞いていた覚えがある。(真空管を使った大きなナショナルと入った灰色のラジオだったなぁ)

それはさておき、

毎年七月の中旬になると、CBCラジオは「夏祭り」の告知を始める。前から気にはなっていたのであるが、ヘビーリスナーではないので重い腰を上げなかった。しかし今回は土日が休みの仕事になり、これは心置きなく行けるのではないかと考え、細君に「ラジオ祭りに行こうと思う」と宣言。細君も車に乗るときにはラジオ派であるので、快く了解を得た。

しかし、「ズバリ」の枠は19時から始まり20時に終わるという時間帯なので、そこから家に帰るとなるとずいぶん遅くなる。どうしようかと迷っていると「泊ってくれば? 」と促してくれたので「ではそうします」と即返答。ようやく重い腰を上げられたのであった。


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