硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

それって、どうなの。

2018-03-27 09:04:49 | 日記
朝、蒲団の中でうとうとしながらテレビの音を聴いていたら、文書の改ざん問題についてのアナウンスがなされていて、首相夫人が「よい土地ですから前に進めてください」と言う発言が論点になりそうだというニュアンスを感じ取ったけれど、よく考えてみたら、家を買おうとしている人が、土地を探してみて回っているとき、その土地に家を建てる事を前提にその土地を観た時、理想に近ければ「いい土地ですねぇ」というのが普通ではないでしょうか。

また、家を買った人の家を訪ねた時に、「いいお住まいですね」とか「いいところですね」とか「立地条件がいいですね」というような感想を述べないだろうか。
また、「よい土地ですから」という後の言葉の「前に進めてください」も、感想なので「がんばってくださいね」とか「あきらめないでね」とか「いいと思いますよ」と同じ感覚で発言したのではないでしょうか。

挨拶のような日常的な会話が権威を持つはずがないわけで、それを権威を持ったと思い込んだ人が、躓き、その発言に権威があるからと思い込んで気を使った人も躓いてしまった。それを国会で喧々諤々と議論し続け、メディアもそれを深読みし、「これは無駄な時間を浪費しているのではないか」と疑問を持たないのはどうしてなのでしょうか。

もしかして、それが仕事だから?