南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 11日に発生した東北関東大震災。

 東京電力は、いま2つの点で非難を浴びている。

 1つは福島第1原発の事故。
 どんな地震が来ても世界一安全といわれていた日本の原発で、まさかあのような爆発が起こるとは…。メルトダウンだなんて、架空の中だけの話だと思っていたのだが。

 そしてもう1つは東京電力の計画停電。不確かな情報に振り回され、首都圏は大混乱。
 電車も動くのか動かないのかはっきりせず、駅も大混雑。

 特に後者は、首都が迷惑を被るということからか、政府もマスコミも「東電はいったい何をやってるんだ」「しっかりしてくれ」と非難轟々。


 だが、見てほしい。誰も予想もしなかったこの未曾有の大災害。そんな中、東電は一生懸命頑張っているではないか。
 いまは東電を非難している時じゃない! 応援するべき時だ。


 原発による被害を最小限にとどめるべく、多くの東電職員が自らの命の危険を省みず、残って作業を行っている。また、日本各地の電力会社からも多くの志願者が福島に向かったらしい。
 なんという責任感だろうか。思わず涙が出てきそうだ…。


 わが九州を含め、西日本の電力を東北・関東に送ることが出来ればいいのだが…。そうすれば、日本全国で輪番で1日1時間くらいの停電で済むかも知れないのに…。
 でも残念ながら、周波数の違いで供給できる限界があるそうで、それは無理らしい。
 だが、明治時代に日本に電気が導入され、東日本50Hz/西日本60Hzと決まって何年経っているというのか。同じ日本国内なのだから、このような有事に備えてそのくらい応用が利くようにしておくべきではないだろうか?
 周波数の統一が無理ならば、変換施設をもっと準備しておくべきではないのか?


 いや、批判や非難は今はよしておこう。
 この大災害から復興がなった時に「あの時はもっとああすべきだった」と振り返ればいいではないか。

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