南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 桜島が凄いことになっているようだ。
 観測史上最大(?)の上空5,000mまでに達した噴煙で、鹿児島市内は一面真っ白に。

 テレビ各局のトップニュースにもなってたけど、確かにひどいね。降ってるじゃなくて、積もってるんだもん。
 清掃車と散水車もフル活動だろうし、黄色い降灰袋(今は克灰袋というらしい)も市内のあちこちに積み上げられるんだろうね。
 


 高校生の頃、初めて鹿児島に行ったとき、1泊した翌朝、ホテルの窓から外を眺めると、白いものがチラチラ降っていた。下を見ると傘をさした人が歩いていた。
 「へぇ~、南国鹿児島でも雪って降るんだ」と思い、外に出てみると。
 …。
 雪だと思ったのは桜島の降灰だったのだ。

 目はしょぼしょぼ、口はガリガリ。頭を掻くとザラザラ。
 駐車場の車は数年放置した廃車にしか見えない。いやいや、今まさに道路を走っている車もボロ車にしか見えなかった。
 噂では聞いてたけどここまでとは…。

 でも、そんな鹿児島に私は結局10年間も住んだんだけどね!
 見知った場所が全国ニュースでどんどん出てくるのはちょっと誇らしげ。私が住んでたときよりちょっと都会になってるような気がする。
 だから、不謹慎かも知れないけど映像を見てちょっと懐かしかった…。

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