南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 JAXAの新型ロケット「イプシロン」。

 今日はその初めての発射日。
 夏休み最後の大イベントとして、多くの子ども達とその家族が内之浦(現・肝付町)に集まっていた。
 しかし、残念なことに、今日の発射は中止されてしまった。

 カウントダウンで、「3、2、1、ゼロ」となっても、イプシロンは何の動きも示さず、多くの人々の唖然とした表情がニュースで報道されていたけど、ある意味滑稽で笑ってしまった…。
 ごめんなさい。失礼ですよね?



 集まった子ども達が可哀想だし、批判を浴びそうな気がするが、この発射中止は英断だろう。
 だって、一か八かで発射してしまえば、爆発したり、空中分解したり、落下したりで、30億円が無駄になるばかりか、場合によっては打ち上げ施設の破壊、観客への人的被害も懸念されるのだ。
 19秒前に打ち上げ中止を決断したのは英断だろう。これらの事故を未然に防いだのだから。


 にしても、打ち上げ費用は、H2Aロケットが100億円前後かかるのに対し、イプシロンは約30億円ということなので、大幅に削減されて入るけれども、やっぱり高いことには変わりないね。



 そういや鹿児島に10年も住んでたのに、内之浦にも種子島にも、一度も打ち上げを見に行ってないや。
 何かもったいないことしたな…。

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