メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

鉄人28号 白昼の残月 (bs-hハイビジョン放送録画)

2008-04-28 20:44:50 | Weblog
鉄人28号 白昼の残月 (bs-hハイビジョン放送録画)

劇場公開から1年。
私は未見だったこの作品をハイビジョン鑑賞できた。
しかし、いきなりbs-hとは、民放に放映権売れなかったのか?

お話はテレビ版「京都前後編」も援用し、さらにパワーアップした作品。
これを見ていると、金田博士の巨大さ、その能力、恐ろしさ。
何人もの女に子ども生ませるタフさ、がジワジワと迫ってくる。

今川監督作品は「父と子」がその作品全てに通底する永遠のテーマであるわけですが、今回は父があまりにも偉大、というか怖すぎ。

まあ、ショタコンの語源であることを示すなど、パロディも強烈なんですが。

戦後処理という言葉でかたづけられないのですが、今現在に鉄人を復活させるとどうなるか?

バブル崩壊の戦後処理とか、9.11の戦後処理とか・・・面白い話になりそうもない。

まあ、この映画の続編は「もはや戦後ではない」高度成長期で忘れ去られる鉄人を描くべきなのでしょうが、できるのかなぁ。

映画「船、山にのぼる」

2008-04-20 13:24:12 | Weblog
ユーロスペースのモーニングショーにて鑑賞しました

ダムに沈む村で、村の材料で船をつくり、ダムの増水に合わせ山の上の予定地に漂着させるというアートイベントのドキュメンタリー

ユーロスペースを探すのに手こずった

昔のセルリアンタワー方面のユーロスペースを探したら別の劇場になっていて、円山町のラブホテル街をさまよい歩いき、ようやく東急百貨店本店の手前にユーロスペース、コンクリート打ち出しのビルにたどり着いたのであった。

映画はダム建設反対運動、台風被害による反対運動の終結、アートイベントのプランの収束を簡潔にダイジェストしてから、ダム建設後まで続く、六十メートルの船建造物の壮大なイベントに密着する。

模型実験、プレイベント、伐採、建築、ダム建設遅れの待機イベント、アンカー設置、と、色んなイベントを継続していく。

継続力が凄い。

どうしても、
ヘルツォーク監督の劇映画「フィッカラルド」と比較したくなるが、このイベントの首謀者はキンスキーのようなエキセントリックではなく淡々と作業をこなすオジサンである。

まあ、生活しながら長いプロジェクトをこなすのだからいつも怒鳴っていられないしだからまた結果として大きい仕事が出来るのだろう。

惜しいのは船が浮く瞬間の映像がないこと。台風で一晩に6メートルも水位上がり、行ってみたらアンカーに繋いだロープが水位に対して短くて、船を水没させる方に引っ張っている。

慌ててロープ延ばしたりこのあたりは自然の力と人の力の限界のせめぎ合い

漂着予定地への曳航も雨降り続くなかで急遽決まった日に決行

曳航を讃えるべきギャラリーが誰も居ない中で、大きな一枚の木の葉に見える船はボートに曳かれて行く。

そこからどうなるか、ではレイトショーやモーニングショーで目撃して下さい。

さいたま市宇宙劇場の「銀河鉄道999」

2008-04-20 11:41:49 | Weblog
4月19日、用事のついでに大宮に来た。

そこで、さいたま市宇宙劇場にて12時からの、宇宙劇場開館20周年記念作品
「銀河鉄道999 星空はタイムマシーン 太陽系〓恐竜絶滅篇」
を見た。

約40分のアイマックスドーム上映作品である。
大人600円だが客は子ども含め二十人くらいしかいないのは寂しい。

メーテル以下、ハーロックもエメラルダスもCGキャラクターになっている。

無論、銀河鉄道999やアルカディア号はCGで動く。夜の東京から銀河鉄道の発車シーンはGGの中でも見せ場。

舞台は木星に展開し松本宇宙の常連が集まります。

そして、エンドタイトルには大宮宇宙劇場のクレジットと「つづく」の表示。

でもこんな客の入りでは赤字だろうし続編の製作費捻出するのにもう20年かかるのではないか?

続編の伏線もあったがなんか諸星大二郎オチを予測させてやな感じ。

まあ、品川アイマックスがなくなり都内でアイマックス商業上映出来ないため、元品川アイマックスの横のエプソン遊園地のアトラクションのメーテルやらの物語の続きは大宮にこないと見れない

さらに続きは…

久しぶりにメーテルやハーロックに会いたくなったら来ましょう

【試写会】多摩ニュータウン・わたしの街

2008-04-14 16:28:15 | Weblog
4月13日、ベルブ永山(京王相模原線の永山駅すぐ)にて、
「多摩ニュータウン・わたしの街」
ドキュメンタリー映画の完成披露試写会の夜7時の回を見ました。
多摩ニュータウンの知っている場所が色々出てきましたが、映画は後半は老老介護の話になる。
老人が老人を介護する(夫婦間、親子間、どちらも老人)という介護の形態です。
いずれはやって来る問題ではありますが、老人しか出てこない映画という印象で終わってしまう
全国のニュータウンの抱えている問題ではありますが、全国で上映して回るには工夫がいるなと思います。
体験談講演とかデイサービス協賛とかNPO立ち上げ体験記とか、イベントとともに上映とか。

多摩ニュータウンでも子供たちが生まれ育っているので、その世代の「多摩ニュータウン・わたしの街」を見たいなあと思います。

クローバーフィールド

2008-04-10 23:59:13 | Weblog
MOVIXのメンズデーで見ました。

怪物は見えない分からない始末に終えないことは事前に知っていたので、以外にハッキリ姿が見えたので期待を上回った。

そう言えば日本にも怪獣への人間のリアクションだけでできた低予算映画が有りましたが、こちらは画質はワザと下げているが金は(役者除き)掛かっている

これ、ゴジラもどきというよりは、ジャミラもどきと言うべきか。
浪費繁栄文明に対する悪意が感じられるしあの長い腕がジャミラっぼい。

地球に帰ってみれば女(自由の女神)には相手にされず、怒って突き飛ばし、暴れまくる欲求不満なエロオヤジのようでもある。

ここはやはりゴーストバスターズを呼び出して、自由の女神を動かして、怪獣のご機嫌をとるべきだ。

まあ、そうなったら×××が×××で、PG―12指定から成人指定にランクアップしてしまうが!!!

寄生虫がナニなんであれは目黒寄生虫博物館にて展示してほしいものだ。

あと、私はヴァンテージポイントと勘違いしていて、てっきり怪物が暴れるのを八人の目撃者がビデオムービーやケータイで録画して、みな証言はが食い違うのを解きほぐそうという映画かと思っていた。

いずれにしても怪獣の真相は薮の中なのだが。

さて半年後の日本の特撮かアニメかCGがこれをどうパクッて見せるか、楽しみだ。

まずは安田大サーカスがパクるでしょうけど。

脳内ブログ

2008-04-10 21:02:09 | Weblog
2008年04月10日

森は生きているの!
私は能天気だけどこれだけは言える。
だってみんなだってそう思うでしょ?
私は絶対森は生きているのだと思うのです。

gooxうそこメーカー
〓〓〓

が私の書きたいブログだそうです

森とは元首相の森喜朗でしょうか?

いま三つ遊べませんねえ

ディズニー「魔法にかけられて」続編予想

2008-04-07 12:59:39 | Weblog
で、恒例の(?)「魔法にかけられて」の続編予想

(1)
汚いニューヨークの環境を無理やり魔法で浄化しようとする魔法環境テロリストがマンホールからやって来て、
ジャック・ビーンズ(バウアーの親戚、豆農家出身)がテロリスト対策に二十四時間かけるが解決せず、元お姫様(弁護士の妻)が丸く納める

(2)
ニューヨークが突然正体不明の破壊者にやられて、おとぎの国の王子と妃が助けにくるが、カメラには何も写っていない
(3)
おとぎの国に入り込み、肖像権やドラマ化権や音楽やゲームの権利を抑えようとする悪徳代理店が荒らし回るのを弁護士と妻(元お姫様)がおとぎの国に行き退治する

以後は弁護士が独立的に権利の代理人を勤めて大儲け


(4)
おとぎの国に
「リアルランド」
を作り、おとぎの国の住民から入場料とりニューヨークのアトラクションを見せる代理店が現れて、弁護士が…以下(3)とほぼ同じ


さて、続編はどうなりますかね!?

国立博物館(1)コパン遺跡、薬師寺展

2008-04-07 08:19:33 | Weblog
4月5日の土曜日は、上野の国立博物館に行きました。

まずはバーチャルシアターでコパン遺跡の映像に浸る。

以前、国立科学博物館でやったコンテンツをインタラクティブにして生解説を付けたもの

解説が単調だとつい眠たくなるが、遺跡には先代の王の遺跡が何世代も埋まっていて、その遺跡の装飾の意味解説は面白かった。
体調のいい時にまた見よう
コンテンツも今年何度か変わるそうだし、アンケートも参考に解説内容もコンテンツ内で変えていくそうだし

上映時間、予約制にご注意を。上映時間の十分前に予約締め切り、会場に移動しますので。

そして特別展
「薬師寺展」
その日は薬師寺から僧侶が来て平成館講堂で見どころ解説があり、まずそれを聴きました。

薬師寺が奈良時代の真ん中で作られ、二十四時間健康祈願していることはわかりました。

薬師寺は修学旅行で昔昔行っただけですが薬師寺の坊さんは昔から話がうまいです。

話術を磨く必要に迫られているというのもあるでしょう。

で、いよいよ薬師寺展

本尊の両脇の仏像が来ています。
千何百年前の鋳造品ですが素晴らしい仕上がり、技術とデザインに感激。観客も見入って人だかり

吉祥天の優しいおばさまの絵も一部屋取って展示

現物は小さい。
欠落なく作成時の色彩が再現されたらそれは神々しいものでしょうね。

ということで十分楽しんだのですが、国立博物館のお楽しみはまだまだあります。