メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

夢の島熱帯植物館のナイトツアー

2007-08-27 21:01:31 | Weblog
例年、夢の島熱帯植物館のナイトツアーに出かけている。

田町での用事をかたずけ、新木場駅に向かおうとして、乗換え案内を検索する。
最安ルートの東京駅乗換えにし、(乗換えに長く歩くが)しかたない、と新幹線乗り場の前を歩くが、駅が騒然としている。
なんだろう?事故でも映画ロケでもない雰囲気・・・
皇太子が新幹線で帰宅されるとのこと。
ナイトツアー前に縁起がいいやと、カメラ構えるが一瞬のことで撮影は無理でしたが、愛子の後ろで手を振る雅子を見る事が出来た。
で、植物館にいった。新木場駅からかなり歩くので駅コンビニで水分調達です。

潮風あるとはいえ暑い。

期待のオオオニバスの花は咲き終わっていたらしく残念です。

でもナイトライブも聴けて、成った実を食べて、夜咲く熱帯の花の香りをたっくさんかいだから良しとしよう。

熱帯の植物は昼は暑すぎるので、夜行性の虫やコウモリその他を使い受粉する。
そのため、目立つ形や香りをしている。

夜行性の人間も同じか。


KOSMOSフォーラム21世紀の新しい宇宙観点を探る

2007-08-25 18:09:24 | Weblog
 本日ベルサール神田にて開催のイベントに参加した。
 大阪花博協会主催です。あのイベントはこんなイベントが今だに出来るほど儲かったのか。
 最終日はみな移植ベラとビニル袋持って入場していて、閉幕の合図で一斉に飾ってある花をほじくり、持ち帰ったというリサイクル精神に溢れた伝説のイベント。
 は、さておき、哲学、宇宙学、物理学の著名人に竹宮「地球へ」恵子も出席するので出かけた。

 宇宙学はここ最近進展激しく、色々わかってきたわけで地球型惑星は珍しくなく、宇宙の年齢もかなり正確にわかり、しかしてこの地球のかかえる危機感は?
 てな話になった。
危機感とはいえ人類が勝手なことして勝手に慌てふためいてるだけだが。
 
 竹宮恵子は普通のオバサンという感じでオーラは感じませんでしたが、あの連載が30年前、アニメ映画27年前、テレビアニメ放送中(現在)というのが感慨深いです。


映画トランスフォーマーズ日本語吹き替え版

2007-08-22 14:57:58 | Weblog
 20日はMOVIXは千円均一なので出かけた。

 字幕版はお台場ビッグサイトのジャパンプレミア試写会で見たので、吹き替え版にこだわった。

 夜八時半開始で、11時前の終了するので子供も見られる。

 とはいえ百人程のキャパのうち数十人のなあで子供は数人だった。
 で、一回みただけでは見きれないディティールも見て、玄田哲章の声が聴きたいから
という期待だったが、激しいアクションにアニメ版の明調子も霞み気味。

 主人公の家での屋外かくれんぼのシーンも笑わせる場面なのにセリフは控え気味。

 まあ、志村けん位煩いと気分害しちゃいますが。

 米軍全面協力はやはり凄く、米軍には昔から宇宙からくる敵の映画には張り切る伝統があるのだ。

 クライマックスが市街戦で死者多数出した責任はイラク帰りの兵士の提案のせいと分かる。

 しかし、米国のハイテクは全てサイバトロンのお陰というのもビックリです!

 パソコンのOSがウィルスに弱く、容易に侵入可能なのもビル・ゲイツがサイバトロンから学んだせいでしょうか???

 日本にも隕石の中からサイバトロンの破片を見つけ、平賀源内やカラクリギエモンやらがこっそり解析して日本のハイテクの基礎を作ったのでは?

 米国は膨張系、日本は縮小系なのも見つけたサイバトロンの性質の違いか。

 なんて事を考えてしまいました。

 日本サイバトロンは、ナショナルトレジャーとして上野の山の何処地下にあるのでは・・・

 あと、この映画はオタクの初体験映画としても味わい深いです!


映画ラザロ(渋谷アップリンクにて)

2007-08-20 11:19:50 | Weblog
 インデペンデント系の娯楽映画、シリーズ三本立て。
 ラザロはもちろん「ラザロの復活」のことで、このヒロインは復活し、闇の活躍をする。
 格差社会、コミュニティより個人のキャリアの時代に、孤独に戦うダーク・ヒロインの誕生だ。
 世界各国の映画を東京付近で開催の映画祭などで見られるが、社会問題のある国の映画が面白かったりする。
バブルの頃の日本映画はつまらなかった。
社会問題が隠蔽されていたが、今はタブーも減り、面白いテーマに挑戦する映画が出来てきた。
映像作る技術が進歩し安くなってきた。
 で、
 「ラザロ」は社会問題を背景にドストエフスキーな娯楽作を成している。
 女優の演技指導が優れ、また、シャッター商店街自体にも演技させている。
これがなんで火曜サスペンスと違うか。
スポンサーのCMが入るドラマでは描けない所に踏み込んでいるからだろう。
出来れば、構想だけで手付かずの「カラマーゾフの兄弟2」を代わりに映像する勢いで続けてほしい。
 あ、上映会場ではパンフも買ってね。
シナリオ付きで深く、再度作品を楽しめます。


映画ベクシル(ネタバレ有り)

2007-08-19 00:20:30 | Weblog
 何時もは割引率のいい日に鑑賞するのだが、ベクシルは期待して初日土曜日に見ました。
とは言えレイトショーで1200円ですけど。

客は数十人、レイトショーとしては多いが初日としてはちょっと淋しいか。

映画アップルシードをTohoシネマズで見た時はナイトショー(レイトショーより遅い、翌日終了)で、学生でホボ満員だった。

まあ今成人学生は田舎か旅行かバイトしてるんでしょうがないか。
で、何書いてもネタバレですが、
一言で言えば、


TBSは二年連続で日本に恨みがあるのか!


ですね。
去年は日本沈没で日本列島を沈没させ、今年はベクシルで日本人全員を沈没させて、(日本列島は田中角榮のように改造されて)、
二年連続で日本をまるまる消去すると言う念の入れよう。

いや、あと70年で日本滅亡、さすがにそこまで生きていないが、全日本人の沈没にはなかなかに寂しいラストであった。

まさに気分はお盆というか。なら公開は1週早くすべきだったかも!

で、宣伝や事前設定説明では随分複雑で難解な話しなのか?

と思っていたら構造はとても簡略化されて、「神になろうとした男」と三角関係という馴染みのある泥くさい世界ではありました。

ベクシルの髪の毛はラスト数カット、風や演技でたなびくのですが、ちょっとキモい。


マリアみたいな美人なら私は喜んで逮捕されちゃうんだけどな。


美しい日本を守りたい人は見ましょう。


韓国では昨年の日本沈没に続き大ヒットだろう。


TBSは来年は日本をどうするつもりだろう?


【江戸博】大鉄道博覧会

2007-08-07 21:29:14 | Weblog
8月4日
両国の江戸東京博物館に出かけた。
企画展「大鉄道博覧会」を見るため。
両国到着したらもう昼なので駅南側ガード下にあるペッパーランチで夏限定シャケランチ食う。580円です。
企画展はもちろん昨年秋葉原で閉館した交通博物館が今年十月十四日に大宮で新・交通博物館として生まれ変わるまでの中継ぎであります。

夏休み、客も子連れからカップルから鉄道OBから鉄から色々です。
新博物館開館までの鉄分補給を両国で。

展示の殆んどは撮影OKです。
展望台付き列車のレプリカは記念撮影用でストロボもOKです。

集団就職列車のコーナーでは客たちかみな「三丁目の夕日」に話題をふる。

しかし、よくよく解説を見ると、「金の卵」ともてはやされた中学卒業の田舎の子供たち、大手の会社が人手不足を「終身雇用制度」(すでに崩壊)で回避したが中小零細企業は人手の確保出来ず、農家の次男三男次女三女を奴隷のようにコキ使う仕組みとしてあって、それが今の東京を形づくった(良くも悪くも)のが分かる。江戸東京博物館的に重要なコーナーです。

また、首都圏の宅地開発と私鉄網の展示も。
東京は金の卵、中卒の流入から、周辺に宅地造成の電車流入に切り替わったということ。
通勤電車の一部と通勤地獄、尻押しという仕事が赤帽という仕事の絶滅と入れ替わり。
酷電とか言われてたな。

その次はE電。
これは短命であった。
もはや入りくんだ都市交通網に、いくらもと国営だからといえ、E電なんて名前の押し付けは無理ということ。だったのだ。

会議室を使って展示したのは鉄道模型。
勿論子供達が熱い視線を注ぐなか、戸板二枚分のレイアウトで走っている。特急は高架をノンストップだが、在来線は戸板の接合部で段差が酷くなり、三両編成では脱線する。
で、2両編成にてトロトロ走る。

後は、地下のビデオコーナーで交通関連ビデオ見て、土産に銚子電鉄の濡れ煎餅買って、(まだ食ってない)それから上野に向かう



【アニメ】時をかける少女と国立博物館

2007-08-04 21:18:57 | Weblog
アニメ版時をかける少女をフジテレビの地上波ハイビジョンから録画して見ているが、なかなか連続してハイビジョンテレビを占有できず(狭い家庭の事情)、見ているうちに寝てしまい出勤時間を迎えるというのを数回繰り返したために、結末部分はアナログ放送録画をPSPに詰め替えて電車のなかでフィニッシュです。

この映画を語ることは、自らの「童貞力」を語ることになるため、語りたくはない

まあ、なぜ自転車のブレーキをまず直しに行かないのかなんてツッコミ入れたくはなりやすが

のだが、(何を恐れる)しかしこの映画はストーリー以外で私にはとても身近に感じる。

先代の時をかける少女、芳山和子が国立博物館に勤務して、文化財の修復に当たっていること。

実は今日もパスポート券で国立博物館の特別展に行ったところ。

博物館の描写はほぼ現物どおり。まんま。

IDカードがないと入れない修復室含むオフィスは、やはりほぼ現物のママと思われる。

オフィスの壁に貼ってある「ベルリンの至宝展」のポスターあるが、もちろん私は見物してます。

ということで、なかなか見られない国立博物館のバックヤードが見られたのが、私にはこの映画の最大の収穫でした。
あとはどうでもいいや。

そう、アニメキャラは影なしのノッペリした表情だが、この監督は引き(遠景)のレイアウトを多用するので、影の指定(どれくらいの小ささから影を無くすか)が面倒だから影を無くしたのかとも思いました。と言うのは、ハイビジョンで見ていると遠景の人物は顔なしのわら人形になっているのが良くわかります。

アナログだと人形じやなく米粒にしか見えませんが。

クゥ、時かけ、夏休み映画だなあ!

【映画】河童のクゥと夏休み

2007-08-04 19:56:12 | Weblog
MOVIXのメンズデーにて。

MOVIXではアニメでも夜9時の回があり、有り難い。

終了が11時過ぎるので18歳未満は入れない。

客席もいつもはオジサン数人が、十人はいた。

日本映画史に名を残す傑作「クレヨンしんちゃん・モーレツオトナ帝国の逆襲」の原監督なので期待は高くなるのだか・・・・・・
話が長いと言うか、二時間超えるのはなぁ、と。

「オトナ帝国の逆襲」も90分に凝縮されていたからからで、
ところどころ「オトナ~」を思い出すこともあるけれど。
(「のび太の恐竜」を思い出すこともありましたけれど)

でもまあ、尺が長い分、少年と河童の二人の夏がタップリ描かれる。

梅雨から始まり夏休みと共に終了する物語です。

あ、「平成狸合戦ぽんぽこ」を思い出す所も。

途中ホロリとは来るが、テレビシリーズの方が向いた媒体かなぁ。

で、半人半妖の河童の生態、繁殖方法などを詳しく知りたいところだが、得られない。

続編で描かれるかも?
続編では沖縄の海で海底遺跡の謎を解いたりして。
ついでに河童女を見付けてついに2世誕生とか・・・

原監督には再びクレヨンしんちゃんに戻って欲しいなぁ。

【小説】すすめ!ロボットボーイ

2007-08-01 21:37:38 | Weblog
夏休み読書感想文です
すすめ!ロボットボーイ

中松まるは/作
講談社 青い鳥文庫

小学生がロボットバトルに挑戦するストーリーです

おすすめがあり、たまたま近所の図書館にあったので、借りて読みました。

最初の方、関西の小学生のノリについていけず、ちょいもたついたけど、ロボット組み立て途中でヒロイン登場のあたりから馴れてあとはラストまで一気に読めました。

私も登場する近藤科学のロボット、持っているのですが、数回動かしてから、プログラムすることなくお休みになっている。
子供も手を出さない。
ホントは子供がこれに夢中になり、競技に出て・・・と、この小説のようなことをもくろんでいたのだが、先行投資したのだが、親の心子知らず、子供はゲーム機ばかり。

この小説読めば、私も再度このロボットに取り組む意欲が湧くかと思いながら読んだ。

操作の描写などは、小説の作者学びながら書いているのが良く分かる。

競技でのキャラクターの出し入れなどさすが小説家だなあとも思う。
決勝戦の後の場面がジ~ンと来ます。そのための仕込みだったのね。

子供はもう小学生向けの小説は読まないしな。

で、この小説は夏休みに読むべき子供に読んでいただけるよう、今夜図書館の返却ポストに入れます。
明日は選ばれし読者に出会えるように。

私は・・・秋になったらロボット再会しようかと思う。
必殺技作りたいし。