メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

ピクサー展2006@六本木ヒルズ

2006-07-27 13:11:44 | Weblog
7月24日
最近では犯罪者を多く輩出している六本木ヒルズで開催のピクサー展に行きました。

下書き検討、立体データ取り出し用模型、立体ゾエトロープ

などなど、それなりに見応えあった。

ミスターインクレディブルのデザイナーの検討、変遷がなぜか詳しい。

ほんとは全キャラクターこうした検討経ていると思うが、イメージ維持のためデザイナーに絞っていると思う。
あとモンスターズインクのサリーはかなり変遷していた展示があった。

ピクサーではコンセプトワークに全行程の3/4を費やすとのこと。コンピュータグラフィックは1/4以下ということか。
これがクオリティの秘訣か。
ディズニーが敵わないわけだ。ディズニーはマーケティングに9/10を費やしているかのよう。
マーケティングは失敗の確率を下げることは出来ても新しいものは生まないからね。

南極展2006@国立科学博物館

2006-07-27 12:50:35 | Weblog
7月25日
上野の国立科学博物館に。

前回の南極展で、
「南極は地球のタイムカプセルである!」

と知りましたが、今回どんなバージョンアップがあるか?

今回は記者を派遣し続ける朝日新聞の記事多用による南極大陸探検の歴史を詳しく、紹介。

粗末な漁船で南極着いたはいいが、もう南極点制覇済みと知り無理せず帰還した白瀬さん、後半生は借金返済の悲惨な講演生活とは。白瀬さん、私の田舎では英雄なんだよなあ。だからこんなこと初めて知りました。

ミサワホームが建築を請け負い、隊員の個室を再現したり。

前回、触ってチクチクしたトゲトゲしいペンギンの羽根が、その後ずっと触られ続けられたためかボロボロになっていて時の流れを感じる。

南極展以外でも、たんけん広場の体験道具など新しい物があった。
これから夏休み本番です。
老若男女集まって科学に触れましょう。


プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展

2006-07-18 00:04:31 | Weblog
国立博物館に

プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展

を見に行く。

7/26まで有効のパスポート券の、6回まで見られる特別展の、
最後となる6つめの特別展。

遣唐使展、伊万里展、北斎展、書の至宝展、最澄と天台展、とつづき、長い間お世話になったパスポート券ありがとう。

10/1から、年パス3000円から4000円に値上げされる。9月くらいに、ほかの展示会かなにかの用事で上野に来て、そのときにパスポート券買おうかなどと思う。

で、特別展ですが、見応えありました。
プライスさんのおかげで、江戸のアートの散逸が防がれた!という感じ。

若冲もいいけれど、(若冲のファンは多いからそちらにゆずる)、
屏風絵を、変化する照明で鑑賞させる趣向、演出はすばらしい。

江戸時代に、人工照明が蝋燭か油しかなかった時に、
そのちらちらする炎の光や朝日や昼の光などを、体験する。

これは、江戸時代のお大尽となって、大金で屏風を買い、家で鑑賞
している、というシュチュエーションをシミュレーションしている。

タイムトラベルの一種だ。
そして、止まった絵画が動く。
鳥が飛ぶ。
朧月夜と光源氏が廊下の左右で交互に浮かび上がる。

絵画が映画になるのだ。
最近になく、美術館でビリビリと感動したのであった。
幽霊もうらめしやと闇から登場し、鮎もはねる。

江戸時代に「時をかける」おじさんになった。

また、今回、常設展もいろいろと展示替えがあり、
東洋館には、

インドネシアのヤワン人形が展示されていた。
伝統影絵芝居、「ヤワン・クリ」で使われる人形であるが、
材料は水牛の皮。その細かな細工、演技のための関節の仕掛け
を見ることができた。

これは収穫。
(アニメファンには、「少女革命ウテナ」の幕間の影人形劇を思い出していただければ)















オモチャショー

2006-07-15 17:34:17 | Weblog
お台場の東京オモチャショーに来る。

上野に行くついでと思ったら、見応えありで予定変更し5時終了までいる。

タカラトミー、セガサミー、バンダイナムコのブースがイロイロ展示多彩。

この社名見てるだけでもオモチャ業界の厳しさ、開発の大変さが分かるというもの。

バンダイナムコのヒーローショーはウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊の現役総登場で歌手も本物、美人マネージャーが実はプレシャスを奪う悪者という設定で楽しませる。

赤外線リモコンヘリなど最先端オモチャも見れたし、ユージンのガシャガシャを買ったり、楽しいショーであった。


MI3

2006-07-15 08:36:07 | Weblog
MI3

2006/7/6 例によってMOVIXのメンズデーにて鑑賞。
インターネット予約なのでポイント12点。

劇場も広いほうで、前から3列めで鑑賞。
おもいっきり前の席を自由に選べるのもインターネット予約のいいところ。

で、映画もおもしろかった。
なによりも、今の私に最も不足している、夫婦愛を描いているからだ。
次回作はやはり日本で撮影してほしい。

IMFは勝手にミッションしたりして、権限や予算はどうなっているんだろ?
なんてつい考えてしまいます。

「フェリシティの青春」の監督は大出世ということだなあ。
人物描写が的確なのは、フェリシティ以来のお家芸か。
新人監督とは、やっぱり違う。(って誰と比較してんだか)


以下ネタバレですが、




で、ちゃっかり夫婦でミッション、
となると、

生まれた子供は「スパイ・キッズ」ということか?

さらに、このテイストってなんか似てるとおもったら、
「リーサル・ウェポン」だなあ、と。

とすると、どんどん回を追うごとにファミリーが増えていく?




【映画】ゲド戦記

2006-07-09 18:06:00 | Weblog
八王子での試写会に参加。
アサヒ飲料の抽選で当てた試写状。

ジブリというとどうしても期待が高まる中、
子供連れ、カップルで客席は一杯。
カメラチェックあり。海賊版作るヤツがいるから、こんな不愉快な
ことになる。

で、上映後、試写会会場は深い落胆の溜め息で充たされました。

前半一時間は退屈で眠くなり、眠らないよう努力が必要か。
セリフはいらないよ。もっと動けよ。

後半は、ようやく竜も飛ぶアクションシーン。
でも、クレヨンしんちゃんと銀河鉄道999を足して9999で割ったような盛り上がりというか、場面設定。

宮崎吾郎監督は建築の監督してたのだから、建築物のシーンはもっと頑張ってもよかったんでないの?


でも宮崎吾郎監督はスタッフを良く信頼しているのは良く解りました。

夏映画、夏を前に夏バテ?

で、最大の関心事、宮崎駿のクレジットは、

 原案 「シュナの旅」

だって!

ル・グインは了承してるのかしら???
「シュナの旅」の執筆時にゲドの版権はとれてなかったろうに。
複数の原作を混ぜた?
小説と、小説をもとにした同人誌の両方を原作と指定した
ようなものではないか?

ということで、映画はつまらない、というか、テレビの二時間スペシャルなら
文句はないけれど、というような作品ですが、これを海外でどう上映するのか、(どういいわけしていくのか・・・猫の恩返しならぬ駿の恩返しはあるか?)

と、映画周辺の動向は注目されますです。

あとは、この映画を話題にして動員を上げるには、

「多発する親殺し事件のヒントがこの映画にある」

なんて、教育評論家が持ち上げる、ってことぐらいかな???

ルーブル美術館展その2

2006-07-03 09:09:00 | Weblog
東京芸術大学美術館に入場すると、地下、三階、と歩き回らされる。展示会場ワンフロアが狭いので仕方ない。
石像、レリーフがメインだが、多くは墓碑。
娘に別れを告げる母の墓碑は出産母死の多かった時代を偲ばせて、(涙)(涙)

ミロのビーナスは来てないが、三次元計測データの立体上映にて参加為てます。

むかしルーブルでカブリツキで見たことを思い出します。
夜間延長の時で他の客少ないので独り占め状態でした。モナリザもね。

さてなぜミロが貴重かといえば現存するビーナスがローマ時代のコピーが殆んどなのにこれはギリシャ時代のオリジナルだということ。

その辺りも映像で見せてくれます。

ミロのスゴさ、エロさを再確認です。

お美しい男性裸体、男性自身も展示され腐女子たちを悦ばせていました。

四時に退場するとさすがに入場行列はない。
でも、これから混雑になりそうですから、鑑賞には早起きをおすすめします。

そのあと国立博物館の常設で、新収蔵品や城郭の歴史資料、江戸城の図面やら眺めて帰宅しました。