メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

恐竜博2005 (国立科学博物館)

2005-05-31 02:05:02 | Weblog
2005/5/29
恐竜博2005 (国立科学博物館)に行きました。
11時に上野の国立科学博物館前に来ると、長い長い行列が動物園の法まで・・・というのは大げさですが、野口英雄の銅像の先まで伸びていて、入場40分まち。でも、ゴールデンウィークの時は1~2時間はざらだったから、並んで待つ。

系統樹に沿った展示、中国で発見された初公開の恐竜~鳥をつなぐ化石(中国では毎年発見があるよなあ・・)の展示、最後に「種の起源」ダーウィンの研究したハトの展示、と工夫はこらされている。
1500円のパンフレットも読みでがあり、お買い得。ついでに海洋堂のスー・フィギアも買ってしまった。

上野、幕張、パシフィコ横浜、お台場・・・恐竜の展示はいろいろあれど、ついに恐竜~鳥へのミッシングリンクが埋まったと宣言している。
なんだか、またジュラシックパークが見たくなる。ジュラシックパーク3は、プテラノドンも登場で
面白かったが、この恐竜博をみていると、まだまだ登場させたい恐竜がいる、もっと新作ができるんじゃないの?という気がしてくる。

で、やっぱり会場真ん中にあるスー(史上最大、完全に近いティラノザウルス)の骨格模型が圧巻。
7/3で上野を終わり、愛・地球博の方に引っ越し営業するので、上野で見たい方はお早めに、平日を目指しましょう。

横濱はじめて物語、の補足(みなとみらい)

2005-05-28 08:00:26 | Weblog
2005/5/22

横浜美術館に行く前に寄った「横浜はじめて物語」の補足。

タイトーのゲームセンターであることは間違いないが、

写真にあるような古風な射的、ボール投げなどのゲームも備え、文明開化横濱のレトロ(って時代感覚狂いまくり???)な雰囲気を醸し出している。

といって、あまり期待しても、しょせんゲーセンですので。デートの主目的にはならないでしょう。
ここからみなとみらい中心(ランドマークタワー~クイーンズスクエア)までは「ジャックモール」という遊歩道があり、ぶらぶら買い物ができる。家電のDEODEOもある。

ランドマークからさらに南下すると、遊園地「横浜コスモワールド」や、アウトレット「ワールドポーターズ」やら、赤レンガ倉庫など、じわじわと「みなとみらい」も拡大してきた。

昔は東急桜木町駅からとぼとぼ歩いて行ったのだが、その駅がなくなってしまったし。(その東急線はクイーンズームスクエアの下に潜ったわけですが)

二回は東急のシネコンが入っている。相鉄ムービルにとっては脅威か?


ラーメン博物館 (3) 続・らーめんの千草

2005-05-27 23:27:30 | Weblog
この「ラーメンの千草」は、写真の応募用紙のように、「自分だけの Myラーメンのを作ろう!!」ということで、新メニューを募集している。

とはいっても、トッピングの組み合わせだけ。javascript:changeFont();updprev();
文字の色、サイズ、太字、斜体を設定するときに使います。左の各項目を設定後、クリックして文書を入力してください。

ビールのツマミにでた「鶏皮」がとてもうまかったので、

「らーめん」に「鶏皮」を3倍のせた鳥づくし、題して

「トリ! トリ! トリ!」を応募した。

さて結果はどうなりますか。

ラーメン博物館 (2) らーめんの千草

2005-05-25 08:11:15 | Weblog
さて、まだまだ食えそうなので、そして欅はまだまだ行列なので、「らーめんの千草」へ。

地ビール(「鶏皮」のおつまみ付き550円)とラーメン700円をたのむ。

この、鳥の皮が、まるでいなり寿司のに使おうと調整したあぶらげのように、味がしみていておいしい。これだけでビール何倍もいけるか????

でもまずはラーメン。
野菜類を用いない純鳥スープ、すっきりとした味わいだが、インスタントの塩ラーメンのような感じでもある。麺の縮れぐあいもインスタントラーメンの味わいに似ている。となると、インスタントラーメンのほうがまし?

いや、トッピングも鳥、つまみも鳥、鳥づくしの趣向を味わうべきで、ラーメン博物館の箸休めのような店だ。(箸は休まらないが)

ということで、ふくちゃんとここの2杯を食ったところで、もうおなかがいっぱい。
一度も食べたことのない店は、ここでは「欅」だけになった。これは、次回挑戦することとして、博物館を後にした。

ラーメン博物館 (1) ふくちゃんラーメン

2005-05-25 07:58:40 | Weblog
2005/5/22

ルーブル展から、みなとみらい線、横浜から横浜市営地下鉄と乗り継いで新横浜へ。
「交渉人 真下正義」を見てから、いろいろと地下鉄に乗ってみなければと思い。

ラーメン博物館、開館初日に通って以来、何度も何度も通っている。
ひさしぶりに、新出店のラーメン屋がたまっているのでこのあたりで食っておかないとという感じ。

突然の雨ではあるが、中は相変わらずの熱気、「欅」(サッポロ味噌ラーメン)は45分待ち、いろいろ巡って疲れた日なのでとりあえず待ち時間の短いの・・ということで、「博多 ふくちゃんラーメン」をいただく。ふくちゃん、というチェーン店とはまったく別のラーメン屋。

店内に入ると、強烈なトンコツスープのにおい。けっこうきてまして、ダメなひとはダメかも。そういえば、ほかの店で、小さい子供が「くさいくさい」と騒いで鼻をふさいでいたため、となりで食っていて閉口した(閉口したら食えないが)思い出があるが、その店よりも強いかと思ったほど。
テーブルの上には、紅生姜、生ニンニク、焦がしニンニク、コショーなどが並び、「ご自由においれください」
と店員の声。

こうしたラーメンマニアの集まる店には、「スープのバランスが崩れるので薬味は控えめに」と但し書きする店とか、薬味を出していない店もあるが、こうして薬味をすすめるには相応の理由があるのだろう、と思ったらそのとおり。

塩味が強く、薬味に負けない自己主張がある。替え玉したくなるスープであるが、ほかの店にも行きたいのでそこはじっとガマン。単独店なら、替え玉やらいろいろなトッピングやらを試したいラーメンである。

ルーブル展 横浜美術館

2005-05-22 23:48:11 | Weblog
2005/5/22

横浜ラーメン博物館にいくついでに、横浜みなとみらいで遊ぼう、と、みなとみらい線新高島駅の上の「横浜はじめて物語」に寄る。なんだ、大きめのゲーセンではないか。ビールとおつまみセット900円を昼飯代わりに少しまったりしてから、横浜美術館に歩く。

しかし、この美術館は、出来立ての時に一度訪れただけだが、中身まんまオルセー美術館(ルーブルとおなじパリにある)のパクリであったという印象が残った。当時NHKで放送された美術番組でみたオルセーの内部とそっくりだったから。

という私は数年前パリに訪れる機会を得て、オルセーまでは回れず、ルーブルだけはなんとか訪れることができた。そのときは夕方の延長営業で、モナリザやミロのビーナスのあるリシュリュー翼しか営業していなかった。

ということで、この展示会とはネタがカブらず、楽しむことができた。
とはいっても、エスキース(スケッチ、下書き)を出していたりと、なかなかルーブルも出し惜しみしている。出し惜しみしなかったのはアングルの「トルコ風呂」。

ルーブルでも、魅力的美乳をたくさん見ることができるが、ここでも。美乳ファンは集い賜え。




(映画) 交渉人 真下正義

2005-05-22 09:02:48 | Weblog
2005/05/08 トーホーシネマズレイトショーにて鑑賞

人気高く、レイトショーでも400人サイズの劇場で半分以上の入り。

地下鉄が暴走する話だが、時節柄、上映されるの?と思ったが、ちゃんと上映されているということは、地下鉄では人が死なない話なのですね。

と、思って見ていると、最後まで人が(明示的には)死なないお話でした。

しょせん、宣伝だけ派手のフジテレビ映画とは思いながらも、地下鉄が舞台となる映画となると、どうしても体の中の鉄分がうずき、入場料を払ったわけですが・・・

暴走地下鉄「クモ」が、フリーゲージで、地図にない地下鉄線を自由に乗り継ぐというあたりから、それまであった緊張感が溶けて、あれ? あれ? あれ? てな感じ。

線路の幅の違いを越えるということは、幅の違う両方の線を引き込んだ引き込み線がたくさんあるということで、いつのまにそんなもの作ったの?

地下鉄はもっと乗り換えが楽になっているハズだよね????
ツッコミが入れ難いように,地下鉄路線名は架空のものになっていたりしますが。

バッテリーで自走するといっても、地下鉄はお客を乗せてなんぼなのに、腹一杯バッテリーを積んでいるではないか。「クモ」をいくら作ってもお客を運べるのだろうか?地下鉄に客席のない動力車が走るのは新鮮だが。

ということで、都市伝説ならぬ地下鉄伝説をテーマにするのはつらいなあと思っていたら、後半は劇場爆破サスペンスへと移行し、このツナギが強引。
ストレージメディアの変化で昔のデータが役に立たないという描写はおもしろかったけれど。

で、事件は強制終了。続編では謎のソフトハウスDGRが実は・・・で引っ張って、車と飛行機でパニックを起こそうとするのでは???

ということで、映画は尻すぼみではあったが、(ロケに使われた)日本のあちこちの地下鉄がスクリーンで眺められたので良しとしておきます。



映画 キングダムオブヘブン

2005-05-22 03:17:27 | Weblog
トーホーシネマズのレイトショーで見ました。

十字軍のお話なわけですが,私、エルサレムは15年前に訪れたことがあります。
映画の姿とは全然印象が違いますが、モスクや石の壁は、1000年前から同じだったのだなあと思い当たる。

モロッコでロケして、町並みはCGで作ったのでしょうね。

3つの宗教の聖地である複雑な事情は、私はエルサレムに行ったときに勉強しましたが、ふつうの日本人に2時間ちょっとの映画で理解したうえで楽しめ、とは酷ですね。

クライマックスの戦闘、きちんと伏線も張ってあり、(ぼーっと見ていると見落とすでしょうけど)盛り上がるところで、その熱を冷ますようなカメラワーク。そう、戦争の派手さを延々やっても「指輪物語」や、あとででてくる「エピソード3」には敵わないことが分かっているので、この映画を成功させるには、歴史の重みを全面に出して話をまとめていくわけです。

イスラムの将軍,「エルサレムとは?」の問いに
"nothing but everything" と答えさせて、この聖地を巡る戦いの無益さ、根深さを表現してました。

これから見る人へ・・十字軍の歴史をおさらいして見るとより深く楽しめます。
専門知識の乏しい戸田奈津子の字幕なので、字幕から歴史的な背景を理解するのも難しい。
DVDには歴史解説の特典映像とかいろいろつくんでしょうね。

最後、エンディングクレジットで癩病の注釈がついていましたが、ほかに注釈することがいくらでもあるでしょうに。

ゴッホ展

2005-05-12 07:22:18 | Weblog
2005/05/05
ベルギー象徴派展からハシゴ。17:30に東京国立近代美術館に到着したら、入場に10分待ち。
20時までの開館なので待ち。

たった10年の画家活動、生前には売れなかった絵、友人や弟とのやりとり、自殺・・日本人好みの画家。やはり大人気。

芸術家としての自画像、夜のテラス、糸杉と星の見える道、などをじっくりと鑑賞。

ゴッホは情熱の人としてとらえられているが、実は毛糸を使った補色の研究、印象派の技法の習得、浮世絵のデザイン・レイアウト技法や配色の研究、などなど、研究者、技術者でもあった。

だから、晩年には、獲得した配色や筆遣いやレイアウトの技能を花開かせて、作品を量産できるところまでいけたのに、自殺。

そのまま、ピカソのように作品を量産して売って売って大金持ちになれたかもしれないのに???

せつないです。


ベルギー象徴派展(渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム)

2005-05-08 10:03:16 | Weblog
2005/5/5

14時半ころ入場。中は空いていたので安心。混雑の伝えられるゴッホ展と違う。
ここも、荷物を預けるコインロッカーは預ける時のコインが、荷物を取り戻すときに戻ってくるので安心。

日本の幻想文学や少女漫画やらが参考にした(またはパクった)作品がいろいろ見られる。

で、その方面に興味あるひと、実利的に作品に役立てたい人には必見ですね。

19世紀~20世紀に、ベルギーに、文学、美術相互作用で巻き起こった潮流を概観できて、出口ではベルギーの観光案内やベルギービールの土産販売やらがあります。なんだか、行きたくなってきたな。

出口から入り口コインロッカーまで直線でもどれるのですが、すぐに退場するのも惜しく、また会場を一周・・・計3周してからでました。それは、ゴッホ展にいくため。