メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

上野国立科学博物館のダーウィン展

2008-05-28 10:13:00 | Weblog
先々週、上野国立科学博物館のダーウィン展に行きました。

ダーウィンの人物を重視した展示で、
学生時代、学校の授業は退屈だが昆虫採集や地質学に熱中して、その趣味を続けるために自由時間の多い趣味に打ち込める牧師の仕事を探しまわる。

そこにビーグル号乗船のオファー、まさに渡りに船に、どう親を説得する?

親を説得するための作戦を練るダーウィン君

ビーグル号世界一周から帰ったら有名になり忙しい中で結婚を考えるダーウィン君。

結婚の得失をリストに書きだして悩むダーウィン君

(1)結婚の得は、あたたかい家庭と会話

(2)結婚の損は、おそろしい時間の無駄遣い!

リストは続く。

悩め!!
ダーウィン君!!

で、幼なじみのいとこを選択してプロポーズ、結果オーライ。

この展示コーナーへの女性客の集中は激しく、アンデスのミイラ展示以来の観客注目度だ!
女性客が後で連れの男に
「私は恐ろしい時間のムダ使いか?」
と脅迫する確率24%以上と見た。


面白すぎるぞ、ダーウィン君!!

あとはダーウィンに会った生き証人の亀の太郎くんとか、イグアナとか、追加展示のシーラカンスの卵とかの展示。

このイグアナからブースカや、イグアナの娘やトライスターゴジラが進化したのか(してないよ)


悩むダーウィンに嫁候補が次々迫る萌えアニメがつくられるかもです。
(1)ダーウィン君の学術的知名度にのみ魅力を感じるセレブ
(2)論文のファンのメガネ娘
(3)論文清書手伝ううち好意を寄せるドジっ子メイド
(4)幼なじみのいとこ
(5)動物好きでワイルドな天然娘
(6)ビークル号の乗組員だった男

の6人でダーウィン君を奪い合うアニメである。

進化論の論考の深まりと嫁選びの萌えアニメ、ワールドワイドに売れないかな…

写真展「カンボジア・カンポンプロック村」

2008-05-08 16:00:40 | Weblog
フルーツの新宿高野にあるコニカミノルタプラザでカンボジアの水上集落の写真展。

関西大学の学生を使い何年間も測量調査した成果の発表。

調査参加の学生がいて説明もしてくれる。

乾期と雨期、渇水期と浸水期のズレ、渇水期の移動住宅の構造、森と魚の共生、決して水没しない寺院、発電機で電気を売る商売、などなど色々話を聞くことが出来てバリバリ有意義だった。

展示写真は白黒だったがディスプレイではカラー写真のスライドショーを上映していて、カラーですからまた情報量多く面白い。

不衛生だと(日本人からみれば)いう話を聞いたが…ヤッパリ臭い街だそうです。

かなり前にアンコールワット見物旅行したがこの村を観光出来なかった。


これで、豊富なデータ、解説もあり仮想カンボジア旅行した気分(カンボジア旅行補完計画)

私も測量器具とカメラ持ち参加したかった!

熱中時間展、モディリアーニ展

2008-05-08 15:55:08 | Weblog
国立科学博物館からの続き

上野から東京に移動して、日本橋高島屋にBSの番組「熱中時間」にちなんだ、展示を見る。

さすがに献血熱中人の展示はない。(するとしたって、どう展示するのか?献血総量を赤いドラム缶で示したり旅行献血の各地の処遇品を飾る?)

盆栽作り方やゴム鉄砲のデモあり。

ゴム鉄砲はなかなかの命中度で、なるほど銃として洗練され、趣味として成立しているのを体感した。子どもたちは夢中で、親に帰宅時間だと注意される子ども多数。

毛糸の食品模型とか定番の大阪万博とかも。

大阪万博のリニアモーターカーの玩具が切ない。日本であの方式で商業化されてない(遊園地除く)

熱中時間を、NHKは、リタイア老人の暇つぶし提供番組として位置付けたいという意図を感じる。

そして乃木坂に移動して国立新美術館のモディリアーニ展に

照明はいつもの、あの会員作品発表会用の明るい照明でなくちゃんと暗めの美術館らしい照明だった。

なかなかに不幸な人で奥さんまで後追い自殺した。

モデルも身近な人で安くあげてる。

そうこうしてる間に閉館時間

ミッドタウンまで歩き、富士フォトサロンやデザインサイトやら覗く。

趣味でヒマラヤの写真撮る人から直々に体験談聞く。

ヨロイヅカのケーキ買おうと思ったが家庭の事情が発生したので地下のスーパーで焼き鳥と飲み物を調達して地下鉄に乗るのであった。

色々見たゴールデンウィークの1日であった。

なでしこたちの挑戦@国立科学博物館

2008-05-08 15:50:10 | Weblog
国立科学博物館の常設展料金エリアで開催中の
「なでしこたちの挑戦」を見る。

19世紀生まれの日本女性科学者6人にフォーカスした展示。

科学者というより女性理系教育推進者という側面が強いが、しかし女性がろくな教育受付られなかった時代からのパイオニアを描くのだからしかたないか。

(少子化、大学法人化を背景にした、体裁のいい大学宣伝にも見受けられるが、まあ、皆さん学生募集に苦労してるから多目にみてあげる)

先人の苦労と信念、成果みていると、理系(に進かもしれない)女子は相当励まされると思う。

その点では良い展示ではあります。

で、展示の最後に七夕の笹飾りのように「将来何になりたい」か札に書いて飾るコーナーがあり、小さい女の子が色々書いて飾ってました。

男の子の短冊には恐竜イラスト入りもあるが、
女の子のは、パティシエになりたいなんてのも。
女子栄養大学の創始者も展示されているので的はずれではないがなんだかなあ。
ともあれ企画は良いと思う。いま現役の女性科学者のメッセージもあったし。
続編希望します。

その後パノラマ360を鑑賞した。地下に展示されてるティラノがトリケラトプスに噛みつく映像でした。

立体映画 シーモンスター

2008-05-04 14:28:17 | Weblog
ワーナーマイカルで「シーモンスター」を見た。

ここではディズニーの立体映画でお馴染みのデジタル投影の円偏光メガネ3D上映であり、上映時間短いので1300円。

ナショナル・ジオグラフィック映画、これはやはり?と思ったらエンドクレジットにアイマックスとか70ミリ/35ミリ変換とかのスタッフ表示があり、元はアイマックス3Dなのが判る。

品川アイマックス閉館してさみしかったがここで慰められる。

客は二十人程と寂しいが。

画質は綺麗で立体感も良好で余り疲れない。

このようなテーマならアイマックス上映にこだわらないから、定期的に上映して欲しい。アイマックス程のスクリーンでなくても、デジタル投影は映像がクッキリとしているので、迫力も立体感もそこそこ得られるので、シネコンのバラエティの一つとして定着して欲しいです。
アイマックスは重たくて時代にそぐわなくなってきたのかも。

デジタル一眼が普及してフィルムの中判カメラももう下火になりました。デジタル一眼はドデカい中判カメラより画質良くなっているから。
上映もしかり。シネコンのスクリーンのひとつで手軽に立体映画を楽しみたいです。

海の恐竜たちのドラマを見て、海の食物連鎖を考え、ファインディング・ニモを思い出します。

そして、つい、Penの5月15日号恐竜特集を買ってしまった。

FLASHの特撮ヒロイン特集号と同じ値段(550円)だとこっち買うよな。(比較するなって)

映画 スパイダーウィックの謎

2008-05-04 14:15:28 | Weblog
「スパイダーウィックの謎」を見たのは、特撮がILMとフィル・チィペットだったから。

原作のアレンジに苦労してる様子ですがなんとかなってました。

状況としては、逆ポルターガイストで、そこでの離婚家庭の家族愛ドラマに。

激しくカメラの揺れる野外シーンでクリーチャー達が暴れても違和感ないのはスゴい。

まあ、クローバーフィールドでも手持ちカメラという設定で高度なCG駆使してたしこれくらいはハリウッド映画では当たり前になったか。

グリフォンタクシーも便利で酔いです、じゃない良いです。
妖精、トロル、ゴブリン、人間が勝手な欲望で同一空間に混在しているのが面白い。

あの結界を張るキノコが欲しい。我が家のゴブリンやトロルが寄って来ないように。

映画 紀元前一万年

2008-05-04 13:31:46 | Weblog
一万年前といっても登場する動物たちの状況はこの地球じゃないみたいだし、第一、スフィンクスが似ていない。

まあ、史実に忠実にして詰まらない映画作るよりましだし、エメリッヒ監督は災害克服映画しか撮ってないんで、今回もその災害の大風呂敷を楽しまなくては入場料損する。

してみると、ピラミッド建築というのは建造側にとってみれば巨大なリスクであり、巻き込まれたら巨大な災害。

なるほど、ピラミッド建築現場は再現するとあんなか、とCG空撮シーンには食い入るようにスクリーン見入りました。

リスクと知りつつ、それでも人は巨大建築に魅せられるのはなんで?第二東京タワーしかり。

細かいツッコミは免除して巨大建築現場巡り出来たので私は満足しました。
(ピラミッド内部も見たかったがそれはまた別の映画になるか)