メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

映画 カーズ (ディズニービクサー)

2006-06-24 07:12:44 | Weblog
カーズ/ディズニービクサー
映画カーズの試写会に行きました。
試写会の権利をシェアしてしただいて。

いやあ,よかった。
トイ・ストーリー

千と千尋の神隠し
を足して1.5で割ったような感じではありますが。

ただ、人情話が長すぎて、試写会に親に連れられて来ていた小さい子どもは飽きて奇声をあげていたりしていた。
この中だるみがなければよかったのにねえ・・・
というのは高望みか?

ということで、大人はドラマに入り込むと退屈しませんが、しばらくアクションシーンのない部分がありますので、子ども連れの場合は途中退屈対策で、あめ玉とかビスケットとか用意しておき、

ラストのピストンカップの決勝レースで、一緒にマックィーンを応援できるように、子どものテンションをうまく保っておくようお願いします。

 「頑張れマックィーン!」と掛け声がでるぐらいでいいかと!

(子どもが泣き叫んだり運動会始めたりすると、途中の大事なドラマが台無しになるので)

これ、お願いします。

あと、最後の最後、エンドタイトルの最後までギャグが詰まっていますので、慌てて帰宅せず、ゆっくりご覧ください。これほど事故パロディ、じゃない、自己パロディできるのも全作品ヒットさせてきた、余裕のたまものかと。


なんせ、アメリカ人は自動車が好き。
アメリカに仕事に行ったときがあるけれど,昼飯食ってるときに男同士が寄れば車の話ばっかりしてるもんなあ。

そんな、アメリカの自動車文化を知ればより楽しめる映画と思います。私はディティールは説明できませんが、車に詳しいという自信のある人は見てウンチク語っちゃってください。

ただ、宮崎駿とジョン・ラセターの違いはマーケティング配慮にあり、カーズはおもちゃがまんべんなく売れるような操作がしてあり、そのへんが(それと気づかなくても)鼻につく感じはあります。

そのへんの操作は、宮崎駿のプロデューサーのほうが上手、というか。
ディズニーの全世界マーケティングの重荷というか。

でもサリーちゃんオモチャはほしいかも。

あと、ひっくり返るトラクターのおもちゃも売るんでしょうね。
ひっくり返るトラクターって,現実世界の何のパロディなんでしょう?
あそこだけ、スティーブン・キングの雰囲気、「スタンド・バイ・ミー」
的な雰囲気があって面白い。


はてさて、ディズニーに買収されたビクサーは
次に何を作るのか?

トイ・ストーリー3で日本を舞台にするのか?
そういえば、カーズのエンディングでもこれまでの
ビクサーのキャラクターが総登場するので最後の最後まで
お見のがしなく。

ラーメン二郎 八王子野猿街道店2

2006-06-22 07:12:19 | Weblog
6月10日に引っ越し開業した
ラーメン二郎 八王子野猿街道店2
に行ってきました。

6月17日、昼12時40分くらいに着いたのですが、行列は4人と少ない。
そんなに待たずにカウンターにつけました。

八王子野猿街道店1、よりは広く、店内は明るく、また家族連れも食べていたり。
以前の店では1時間近く待ったし、暗めの店内でひたすらラーメンをすする求道的なファンばかり、という印象から脱却か。
でも、子どもはラーメンもてあまし気味。

50円値上がりして650円になった「小ラーメン」が、この写真です。
野菜多め、ニンニク入りを頼みました。

どろどろで、麺を箸で引き上げるのに疲れてしまった前店のスープから、
粘性の低い醤油味に変更されていました。
私はこの方が好きです。
以前のは、なんだか泥をすすっているような感じでしたので。

でもさすがに食い終わる時は、箸を持つ右手の指が疲れました・・・・
その日は19:25に麺切れ終了メールが、二郎メーリングリストに配信されました。
私が食べ始めたころ(13:15)から、また行列が伸び始めたので、あれからずっとフル稼働していたのでしょうね。

以前の店よりちょっと遠いのですが、坂道を登らなくて良くなったので、自転車で通う身には便利になりました。
これからも通うでしょう。


アイマックス版 ポセイドン

2006-06-14 22:11:29 | Weblog
2006/6/11、品川アイマックスに
「ポセイドン」を見に行きました。

15:30の回、客は1/3くらいの入り。
アイマックスとしては入っているほうか。

私はオリジナル作品を見ていない。
いや、家族にさそわれて、見るチャンスはあったのだが、
そのときはなんだか気が乗らずに家にいたのだった。
あとで、やっぱり見に行けばよかったとちょっと後悔したが。

今回はもちろんCGを駆使していて、それも
4K、4000画素×2000画素でレンダリングして、
その画素でデジタル上映している映画館もあるらしい。

ただ、プロジェクターの光量不足で大きなスクリーンで
の上映がないとのこと。

その点、アイマックスが、アナログ(フィルム)上映ではあるが、
スクリーン面積、音量、申し分ない。

そして、なんと、普通の共通前売り券で、鑑賞ができるのだ。
その情報は得ていたが、信用できない掲示板情報だったので、
映画館に電話して確認してから、新宿の金券屋で前売り券
1270円で購入したのだ。

で、映画は正味90分ぐらいに短くまとまっていて、
アイマックスでもそんなに疲れない。

転覆シーンは、水中に転覆とともに巻き込まれる人影多数。
世界貿易センタービル横倒し現象だ。


エレベーターのシーンも、最近の事故のせいで怖く感じる。
息を止めてみる、感じ。

ということで、前売り料金で、十分元はとれた。
ただ、感動とか、心に突き刺さるか、という観点からは
軽い感じがした。極度のお涙ちょうだいには、この監督は
しないからなあ。


品川ガード下にある「品達」でラーメンせたが屋で、
ひらラーメンを食って帰宅。

嫌われ松子の一生

2006-06-04 01:41:42 | Weblog
今回はトーホーシネマズで。
というのも、メンズデーサービスのあるMOVIXではこの映画上映してないのです。
で、2006/6/3 21:00~のレイトショーを見ました。

159席が半分以上埋まり、ダ・ビンチコードが猛威をふるっている中で、レイトショーでこれだけはいるのは、作品の力か。

この作品、異様に力みが入っていて、全編にわたり 画像処理されて派手な色遣いです。

作品も面白く、なぜ松子が嫌われてしまったのか、家族愛のちょっとした行き違いからの転落人生が時代色を付けて(ほんとに極彩色で)表現されています。

なぜにこんなに力こぶがはいっているのか?

監督には仮想敵がいるのだと思います。

そればずばり、タランティーノ。

タラちゃんは東映アクション作品のビデオを見て育ち、「キル・ビル1,2」ではそれを見事に食い物にし(あるいはリスペクトとも言う)て作って設けているのですが、

「松子」では全2時間で、、「キル・ビル1,2」同等以上の情報量を注入、 画像処理しています。一部パクリもありますが。

で、そんな作品ですが、面白いです。刺激が強いのでお子様は遠慮ください。