メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

映画 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

2006-08-25 09:16:19 | Weblog
ムービックスのメンズデーで鑑賞。
レイトショーは観客20人ほど。

映画は面白かった。
三丁目の夕日みたいに子役で泣かせる所は卑怯ではあるが、時々ホラーや妖怪大戦争風味になり、ポセイドン的見せ場も用意してあり2時間見せます。

日本テレビ映画である。
ゲド戦記以外に、ちゃんと日本テレビは保険かけたのですね。
こっちに宣伝費用かけるべき。

ゲドより遥かに面白く感動的で脚本や特撮にもちゃんと手を尽して娯楽を盛り込んでいた。

子役もちゃんと可愛くて、子役同志の連携も出来ている。
(ひとつのキャラクターを複数の子役で演じているのでこれは大事です。漫画では苦労しない事ですが)

しかし、幽霊も戦闘力がつくまで成長し、幽霊にもアリバイがあり、幽霊の恩返しあり、幽霊に親子の情があり・・・

都築道夫もびっくりのストーリーに現実の不良親子(実例多数。宮崎親子、亀田親子などなど)はこの映画をよく見ておくように!



夢の島熱帯植物園のナイトツアー

2006-08-20 13:48:40 | Weblog
今年で四年連続3になる新木場の夢の島熱帯植物園のナイトツアーです。

今年は開催回数激増して(金)(土)開催。特別今日の20日も開催。

いい時代になっております。(どこか?)

今年はオオニバスの花は咲かないみたいです。

残念です。
一昨年は咲いたのを見れましたが。

小笠原の植物の保全保護とか、夜光キノコの説明をガイドさんからたっぷり聞く事も出来た。

来年もまた来よう!



品川アイマックスの「スーパーマン・リターンズ」

2006-08-20 11:55:53 | Weblog
アイマックスの「スーパーマン・リターンズ」
2006.8.19
品川アイマックスにパート3D映画 「スーパーマン・リターンズ」 を見に行った。

特別料金2000円だが、 事前に電話で確認したところ全国共通券に200円追加で見られるということ。
前売りを金券屋で1270円で買ったので:1470円で見られたことに。

Xメンシリーズのブライアン・シンガーなので、 超能力者の悲哀を描くのがメインに。
でも、この映画つくっているうちにXメン3は他の監督になってしまったわけですが。

多分、復活記念でネタをあれこれ盛り込み、予算と上映時間の都合でいろいろ切り刻んだあとらしく、物語構成が破綻気味なのですが、みんなが知っているキャラということで許されている。

で、3D映像は4カ所。
切り替わるたびに、めがねを着けろ、はずせ、というマークがスクリーンに現れる。この3D部分は、2Dから、3Dへのデジタル変換により制作さている。

フルCGアニメ、あるいは2台のカメラで実写していれば よかったが、実写映画で1台のカメラによるものをあとで 3Dにするとなるとどうしても奥行き感覚が今ひとつ。
それに偏向めがねかけるとどうしても画面が暗くなる。

ムリに3Dにしなくても、2Dアイマックスで十分ではないかな?

とも思う。

飛行機の墜落を救うシーン(3D化ええええマーケット ユナイテッド93を見たあとだから、あのときにスーパーマンがいたらなあ、と思う。

スーパーマンの留守の間に、地上にはテロがはびこった。
困ったことである。

ブライアン・シンガーは、Xメン、スーパーマン、とmarvelとDCコミックスを渡り歩いたのだから、次は「スーパーマン対スパイダーマン」をやるのか?

でも、日本のマンガを原作にしたものもやってほしいなぁ。
というか、「アキラ」AKIRAの実写化できるのは彼しかいないのでは・・・・


ユナイテッド93

2006-08-18 01:11:07 | Weblog
MOVIXメンズデーの鑑賞。

インターネット予約で、前から6列目の真ん中の席を取り、
シネマスコープサイズの画面が目の前の視界を埋めるよう
にして見ていたら・・・

手持ちカメラによる、ホームビデオっぽい揺れる画面、
飛行機に乗った人が全員死亡という結末が分かっていること、
も含めて、後半もう気持ちが悪くなり、吐き気がしてきた。
でも、途中で止めて帰ったら、もっと夢見が悪いことになって
しまうと重い、墜落まで見届けた。

あぁ、怖かった。
帰宅後、家族には「飛行機に乗りたくなくなるから、みんな絶対見るなよ~」
と伝えた。

夏風邪で体調が悪いことも影響していたのだが、とにかく鑑賞要注意作品です。

ポップアート展(損保ジャパン東郷青児美術館)

2006-08-10 22:52:52 | Weblog
7/27に、新宿は損保ジャパン東郷青児美術館に、ポップアート展を
見に行きました。

アメリカの大量消費文化の中で、アートの世界も変わったわけですが、
そのあたりを易しい解説付きで見せてくれます。

9/3まで、そう、夏休みの宿題にもなる展覧会です。

最後は、ゴッホのひまわりでシメ、ということでハズレなし。

ということで、まだ宿題のはかどっていない親子にもお勧めします。


ディズニーアート展(東京都現代美術館)

2006-08-05 23:19:03 | Weblog
ディズニーアート展
http://www.disney.co.jp/disneyart/index2.html

に行きました。
ホームページからプリントした50円割引券を握りしめて。
で、清澄白河駅からこの暑い暑い炎天下をはるばる歩くんだな、これが。

16時に到着して950円払い入場。
二時間も見れば回れるかと思いきや、その背景画などの
精密さなどをみると、ぜんぜんたりない。

もう一度、朝早くから見直したいと思う。

「眠れる森の美女」が、独特のアートスタイルを持っている
なあ、と思ってはいたのだが、これほど丹念にコンセプト
作り、美術史・建築史研究をして、そして5年の歳月をか
けて完成させた、ということがわかりました。

その精神はビクサーには引き継がれたが、ディズニー本体からは
失われてしまったものなのですね・・・

図録2800円も買いました。クレジットカードで。
まあ、「眠れる~」が偉大すぎて、あとのディズニーの作品が
自己パロディみたいなのが目立つわけですが。

あと、修復の様子を取材したドキュメンタリー10分が1階で上映
されていて、これがまたすばらしい。
50年ちかく退蔵されて、カビだらけになった水彩画、ぼろぼろのセル
画を丹念に修復していく様子が描かれている。

それにしても、あのような「お宝」が、国立近代美術館に寄贈され、
それを千葉大が譲り受け・・・当時のディズニーにしても、それが
どんな「お宝」か分からなかったのだろう。
今なら考えられないことだ。

ピクサー展
http://roppongihills.com/jp/events/macg_pixar.html
を見てからなのでより感慨が深いのです。こちらは8/27まで。

ぜひセットでご覧ください