メディア遊歩道

さまざまなメディアに接触した記録。映画、本、博物館、展示会など

ORINAS 錦糸町のショッピングモール

2006-04-28 07:40:10 | Weblog

錦糸町に新しく出来たショッピングモール、オリナス

http://www.olinas.jp/

4/20開業!に4/23に行ってきました。

私は雑誌東京人

http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html

を読んでいるうちに、東京再開発ウォッチャーになり、

このような新築物件を見て歩くことにしました。

いや、すごい人出。

みんな新しもの好きやね。

昼飯食うのも大変。でも地下に東急ストアがあるので、

そこで「お好み焼き鯛焼き」http://blog.funakiya.com/を食べたりしました。

なかは、写真のとおり、ハリウッド映画にでてくるようなショッピングモール。

ここでゾンビ映画とか撮影したらおもしろいだろうな・・・許可されないだろうけれど。

トーホーシネマズも入ってます。

ここは、セイコーの工場跡地で、モール+マンションで再開発されたのですね。

小さい子ども連れが多く、「ベビーザラス」の入居も、そんな新しもの好きの家族の市場を狙ってのことだろう。

錦糸町は、下町エリアで、ロッテプラザ

http://www.sumidas.com/kinsicho/lotte/

という場末感覚たっぷりのアミューズメント雑居ビルがあったりしますが、東京楽天地の映画館は、ビルのなかにシネコンとして収まったり、駅ビルにはヨドバシカメラが入ったりしています。

オリナス開業で、また街が変わっていきそうですね。

またちょっとしたらウォッチしよう。


アンダーワールド エボリューション

2006-04-27 23:53:00 | Weblog
例によってMOVIXのメンズデーにて鑑賞。

これ、続編だったのね。
前作は見ていないけれど、回想シーンなどがあり超特急のストーリー展開で、この一作のためにこのキャラクターとデザインを考えたならすごいと思ったのですが。

とにかく、残虐流血シーンが連続するので、お子様には見せないほうがいいですね。
何度も首が飛んだり跳ねたり、血しぶきの集中豪雨なので。

前作見てないので、因縁話は分かりにくかったのですが、アクションの展開に身を任せれば楽しめます。

飛行型バンパイアとトラックの戦いが面白い。

また、ラスト・バトルはあのヘリコプターを使ったあの「絵」が作りたくて、それまでの段取りがあったのだと納得する見せ場。

ということで、怖がらせて抱きつかせる、といった下心デートには強くお奨めします。
むしゃくしゃした時も、吸血鬼にいやな奴の顔を重ねて楽しみましょう。

吸血鬼は、ほんとに死なないモンですね!

そういえば、この何百年もかけた種族の闘い、というのは、最近も見たような・・・

そう、ロシアの「ナイトウォッチ」だ。
だが、怪物たちまで官僚制に侵されているロシアン・ホラーと違い、こっちはスタイリッシュな画面構成、クールなヒロインと激しい銃声で押し切る。おもしろさとしてはこっちが上。ナイトウォッチも3部作だそうだが、1作目で続きを見る気力を失ったからなあ。

とりあえず、前作アンダーワールドを見ようっと。


V フォー ヴェンデッタ

2006-04-22 23:39:21 | Weblog
MOVIX橋本のポイントが貯まったので、土曜の初日に鑑賞。

マトリックスのスタッフが作った、

という惹句は、要するにマトリックスの監督は脚本までで、

そのあとあの監督兄弟がいろいろ一身上の都合で使い物にならなくなったので、助監督が昇進して完成させたというところか。

でも、映画は面白かった。

ストーリーは、「巌窟王」のリメークなのだが、それが明快な分、ストーリー
の着地点がブレずにストーリーが進む。

マトリックス以降飽き飽きしたブレットタイム撮影(和名:マシンガン撮影)は控えめにしながら映像のスタイル作りをしている。


ユーモアすらあった。

一番笑ったのは、
ナタリー・ポートマンのロリータコスプレ派遣業。超ムリムリ、と死語で表現したくなる。


そして、誰もナタリーの体までに手を出せないのだ。
聖なる処女、という感じだが、観客はスクリーンの前でおあづけを食っている。

Vは、おそらくあのときの火傷で男性能力を失っているのだろうが、それで逆に、拷問という表現でしか、愛情が表現できなかったともいえる。
性転換手術前のあのマトリックス監督(兄)なら、もっと複雑でドシッとくる演出をしたのではないかと思えるが・・・

独裁者は、北のあの人のようでもあり、永田町のあの人のようでもあり・・・
そして、ワーナー映画だから、「オズの魔法使い」の要素も加味されている。

男なら、「巌窟王」のあらすじを予習していって、デートに鑑賞後、その意味を説明してあげると好感度アップというかデート成功率が高くなると思える。女性であれば、髪を切られて拷問されたヒロインに激しく感情移入しているだろうから、うまく導ければと。では健闘を祈ります。

展覧会 都市に生きるアール・デコ @ 資生堂

2006-04-16 21:50:31 | Weblog
銀座7丁目のハウス オブ シセイドウ と、資生堂ギャラリー連動企画の展覧会。

私はハウス オブ シセイドウのアール・デコ展を見る。

資生堂の地震で潰れた福利厚生施設が実はアール・デコ様式だったり、上海のホテルの家具や写真があったり。

それ以外にも、アーカイブテーブルという引き出しを引くと資生堂の歴史を彩った品々。歴代の香水はサンプルで香りを嗅ぐこともできる。

ライブラリには化粧に関係する文献が本棚8つほど。
芸術一般の文献もありどの本も興味深い。

データベース端末からは資生堂所有の美術品を検索しプラズマディスプレイで鑑賞出来る。

企業展示としては、さすが老舗の資生堂であり、上品さ、贅沢さが感じられる。

コンテンツの豊富さはないけれど。

化粧品販売コーナーがないのもいい。
だって、銀座でデートの時に寄るなら、何か必ず買わされてしまうからね!

この贅沢な空間(それは自動ドアの大きさでも分かる)は、男が稼いだ金で男の為に化粧したお金で成立したものと思うとなんか複雑な気にもなるが、思えば銀座のビルは大半がそうしたお金で建っているのだよなぁ。

ていうことで銀座アート探訪は終了した。



映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れアミーゴ(ネタバレあり)

2006-04-16 05:39:51 | Weblog
初日に観て参りました。

テレビ朝日は宣伝のため、山場のシーンをかなり公開しいるが、今回はホラーと踊りの合体なので、その衝撃を味わうには、

「先入観ナシ」に観るべき。

と、注釈を入れたところでネタバレですが、SF・ボディ・スナッチャーから後半は踊り合戦と急転直下。

人間がいつのまにか偽物と入れ替わる、といウワサで春日部はもちきり。

あの人は本物か偽物か?

偽物の方が人がいい人?

大好きなママは本物?

しんちゃんは本物?

疑わしき素っ裸のヒロシ(父親)を見たミサエ(母親)は、なぜかそっちのほうが本物かも?

っっっと、おい、そりゃないだろ、そっちはコンニャク野郎だぜ??

まさかヒロシとミサエはセックスレスの危機か?

なんてことはよい子のお友達は気がつかないだろうけれど、

(気がついたらそれもまた怖いけれど)

非常に意味深の場面から、今度は悪玉と正義のアクション&ダンス活劇。

これはスターウォーズだな、つまり善と悪とが親子関係だとは、途中伏線(ツンデレちゃんの独り言)が張ってあるので気づいていたが、、、いや、ほんとにそっくりな設定になったとは、こりゃびっくり!!!

ここで、ニューヒロインの幼い頃のエピソードがあれば万全だったのだが、ちょっとおしかったな。まあ、映画のリズムを激しく害するから、難しかったとは思うけれど。

ということで、往年のしんちゃんファンにはお奨めします。

この映画から映画クレヨンしんちゃんに新規参入しようという人には、

ちょっとつらいでしょう。




映画 プロデューサーズ

2006-04-14 19:03:04 | Weblog
例によってMOVIXのメンズデーにて見てまいりました。

なんでオスギが宣伝してたかと言うと、これはホモ映画だったからですね。

ブロードウェイではゲイが多いと言うのもこのギャグの背景にあるのでしょう。

人種、同性愛、宗教、政治、総てのタブーを侵して初日打ち切りを狙うが、黒人差別はない。

いじめて安心なヒトラーとゲイだけ集中してネタに。

でも「春のヒトラー」は、もっと長くして、もっと徹底してヒトラー誉め称えてほしい。中途半端。

ギャグのキツサはブロードウェイの劇場では観客も共犯関係になってタブーを楽しめるのだろうが、映画劇場ではなんたか革ジャンの上から背中を掻いているような感じ。

わざわざブロードウェイに出かけなくて済んだと思えばお買い得と言えます。



最澄と天台の国宝~国立博物館

2006-04-08 15:12:09 | Weblog
見てまいりました。

六道図の一五帳、がハイライト。
此処だけは人だかり。
いやまとめて見るとその迫力、地獄の痛さ。

なんだか吐き気がしてくるほど。

照明が暗く、だが目を凝らすとさまざまな拷問のディティールが見えてくる。

今ならCGで忠実に映像化出来るだろうけどそんな怖いの誰が見るか?

塀の中のあの人には見せたいけど。



映画 ファイアーウォール

2006-04-07 00:18:42 | Weblog
例によってMOVIXのメンズデーで鑑賞。

クラッシュにするか迷ったが、あっちは文芸風なのが気に食わないので。

で、ハリソン・フォードが熟年のちょっとヨレヨレ親父になって奥さんと子どもを救出する。

わたしには、「こんな状況で妻子を救えるか」という観点から、ハラハラドキドキで十分楽しみました。
似たような境遇の人にはお奨めいたします。お楽しみください。

いや、子供は救うが、妻には手が回らないか。

ま、私は会社で金を出し入れする仕事してないから悪い奴には狙われないが。

悪い奴らも、ドジ過ぎ。

まあ、そうでないと話がすぐに終わってしまうからしかたないけど、「フライトプラン」と同じだねぇ。

ということは、
続編で両方合体し、ハリソン・フォードとジョディ・フォスターの夢の共演、ハイジャックと銀行強盗が同時進行で起こり、またしても家族が人質、という

「フライトウォール」
が制作される??!


で、第3弾は、「ファイアープラン」

『六ヶ所村ラプソディー』監督の言葉、プルサーマル起動

2006-04-05 08:09:09 | Weblog
先月の話ですが、

3/21(火・祝)『2006 EARTH VISION 多摩』上映会開催
(パルテノン多摩)にて、『六ヶ所村ラプソディー』
 16:30~18:30 『六ヶ所村ラプソディー』上映
 18:30~19:00 鎌仲監督トーク
≪会場≫
東京・パルテノン多摩 小ホール(定員304名)
多摩センター駅(京王線・小田急線・多摩モノレール)下車徒歩5分
http://www.parthenon.or.jp/access/index.html

に行ってきました。
しかし、直前までWBCの日本野球が世界一になるための応援に忙しく
(テレビの前でビール飲んでいただけですが)
その応援疲れで、映画はほとんど覚えていない。寝てたんですね。

青森は六ヶ所村に、原子力発電所の使用済み核燃料から、ウランとプルトニウムを取り出す国内初の商業用工場が作られましたが、その住民運動を追ったドキュメンタリーです。

でも上映後の監督の話は恐ろしく、
世界中で放射能漏れで犠牲者がジワジワと出ている中で、
このプルサーマルの工場により放射能が放出されるのを青森県も認めている
(だが基準値以内だよと)とのこと。
六ヶ所村は、まるで別の国のようだ、という感想など。

そしてこの4月現在、試運転が始められ、もう後戻りはできなくなっています。

しかし、電気がなければ、生活できない、インターネットなど全く不可能な社会で、では電気の消費を減らす、あらたな発電手段を得る、というのも難しい。
もちろん,技術開発してやっていかねばならぬ課題ですが、ここ何年かでできることではないから。

とりあえず、家では付けっぱなしの電気を消して節電しています。