「冥王星が教えてくれた新しい太陽系の姿」の続報です。
(1)惑星を同縮尺で並べてみると、冥王星だけあきらかに仲間はずれ(地球型、木星型、天王星型という分類に複数あてはまる)とは明らかに違う
(2)太陽系形成の研究から、冥王星は、細かい塵があつまって惑星形成になる途中のものと思われる。(測定器の進化によりほかにもいろいろ似た天体が見つかっている→これが問題なわけだが)
(3)冥王星は、観測機器の発達によりどんどん予想質量が下がってきた。(年代と質量をグラフにし、延長すると1980年には冥王星の質量がゼロ、冥王星消滅の危機にあったとか)
ということで、冥王星とは、惑星ではなくなったのですが、
むしろ、新しい観測と研究の成果により、太陽系形成の謎を解くより重要な地位に向上したのだ、ととらえるべきなのです。
あー、すっきりしたー!!!
でも、日本の報道は、芸能人の離婚報道と同レベルで、こうした理論的背景がまったく伝えられていない。
で、2006プラハの夏の決議とは、
1)惑星という上位概念の下に、古典惑星(水金地火木土天海)カテゴリと、dwarf planetというカテゴリをおき、冥王星および新類似天体はそこにくりこみ、命名し増やしていく
2)「惑星」はあくまで水金地火木土天海)、それとは違うdwarf planetに冥王星を入れる。もうどんな発見があっても「惑星」は増えない
という案のどちらにするか、という決議で、ご存知のように(2)になったのですが、報道では冥王星資格剥奪という言われ方しかしなかった。報道関係者はみな理解力がない。
で、dwarf planetの和名をどうするか悩んでいるそうです。
私は、その和名として「幼惑星」を提案します。
あ、でも「雛惑星」でもいいかも。
(1)惑星を同縮尺で並べてみると、冥王星だけあきらかに仲間はずれ(地球型、木星型、天王星型という分類に複数あてはまる)とは明らかに違う
(2)太陽系形成の研究から、冥王星は、細かい塵があつまって惑星形成になる途中のものと思われる。(測定器の進化によりほかにもいろいろ似た天体が見つかっている→これが問題なわけだが)
(3)冥王星は、観測機器の発達によりどんどん予想質量が下がってきた。(年代と質量をグラフにし、延長すると1980年には冥王星の質量がゼロ、冥王星消滅の危機にあったとか)
ということで、冥王星とは、惑星ではなくなったのですが、
むしろ、新しい観測と研究の成果により、太陽系形成の謎を解くより重要な地位に向上したのだ、ととらえるべきなのです。
あー、すっきりしたー!!!
でも、日本の報道は、芸能人の離婚報道と同レベルで、こうした理論的背景がまったく伝えられていない。
で、2006プラハの夏の決議とは、
1)惑星という上位概念の下に、古典惑星(水金地火木土天海)カテゴリと、dwarf planetというカテゴリをおき、冥王星および新類似天体はそこにくりこみ、命名し増やしていく
2)「惑星」はあくまで水金地火木土天海)、それとは違うdwarf planetに冥王星を入れる。もうどんな発見があっても「惑星」は増えない
という案のどちらにするか、という決議で、ご存知のように(2)になったのですが、報道では冥王星資格剥奪という言われ方しかしなかった。報道関係者はみな理解力がない。
で、dwarf planetの和名をどうするか悩んでいるそうです。
私は、その和名として「幼惑星」を提案します。
あ、でも「雛惑星」でもいいかも。