有楽コンコース:TOKYOの中の東京

2007年01月07日 | 人生は旅である。
昭和を感じさせる飲み屋街として知られる「有楽コンコース」。

東海道線、東海道新幹線、山手線などの大きなガード下に、大東京のまさに中心地とは思えない場違いな姿であります。

有楽町について少し調べてみました。

この地は、「江戸開府の際に織田信長の弟、織田長益(有楽斎)が徳川家康より数寄屋橋御門周辺の土地を拝領し、屋敷を設けた。このことから、明治時代に「有楽町」という地名が名付けられたといわれている。(Wikipedia)」
ということです。この織田長益という方は、千利休の高弟七人(七哲)のひとりにも数えられる、いわゆる"粋人"といってよいでしょう。

時は流れ、「映画街」とも「新聞街」ともよばれ、今は「ショッピング街」としても不動の地位を確立した、有楽町。これからも多くの人が行きかう「有楽コンコース」。その薄暗い通路にはこれからも時代という風が流れていくのでしょう。

壁には古い映画ポスターが貼られています。2006年12月16日撮影


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