地下路線の出口:神戸:阪急電鉄神戸線:三宮駅

2006年11月03日 | 地下路線の出口
神戸"さんのみや"駅は2種類あります。

阪急電鉄と阪神電鉄、神戸市営地下鉄などが「三宮」と表示するのに対して、JR西日本は「三ノ宮」と表記します。

ま、たいしたこと無いですが。

三宮があれば、一宮もある。そもそも、生田神社の裔神(えいしん)として、一宮神社から八宮神社までが建立されています。兵庫県信用組合のページに詳しいです。

さて、阪急電鉄は三宮を出てJR神戸線に沿って西にすすみ、JR元町の駅北側で地下路線に降りて行きます。しかし、写真でみても判るように降りていくというより、丘に突っ込んでいく感じですね。

厳密にいえば、阪急三宮から西側は神戸高速鉄道社路線となりますので、このページの表題は「神戸高速鉄道三宮駅」が正しいのですが、ま、SEOということで・・・。

神戸高速鉄道は、東の阪急・阪神、西の山陽電鉄、北の神戸電鉄をつなぐジョイント鉄道として大阪から播磨地方への中距離輸送を担う要になる鉄道として誕生したようです。しかし、今では、中距離輸送は、JR西日本が完全に担っていますし、市内の人員輸送も北に市営地下鉄西神・山手線、南に同 夢かもめ線が出来、その間を市バスがこまめに走り回っているので、高速神戸鉄道の重要度も微妙な状況になってきています。

私鉄間の相互乗り入れも、すでに阪急電鉄は西は新開地止まり、山陽電鉄も阪急三宮止まりと、共に神戸高速鉄道路線内までで、阪急-山陽間の相互乗り入れは解消されています。一方山陽-阪神は、姫路-阪神梅田間に直通特急が走っていますので、まだ、相互乗り入れしています。でも姫路から梅田までこの列車に乗る人はあまりいないと思われます。何しろ、運賃は1250円でJRの1450円より安いものの、時間は、1時間のJRより30分近く長くかかるのですから。

そんなこともあってか、阪急電鉄は、三宮の一つ東の駅春日野道から地下化してそのまま神戸市営地下鉄西神線につなげようという計画があるとのこと

いづれにしても、鉄道事業は百年先を見通してのものでないといけないようです。


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