孫文記念館:移情閣:呉錦堂

2008年05月11日 | 人生は旅である。
孫文記念館は、中国革命(辛亥革命)の父と仰がれる孫文(孫中山)を顕彰する日本で唯一の博物館として1984年に開設された。Wikipediaから

今日は朝から少し寒い風が吹いていましたが、久しぶりに舞子公園に行ってまいりました。通称"六角堂"とよばれる、移情閣は阪神間に暮らしている私にとっては随分昔から見てきた"神戸的異人館"の建物の一つです。しかしながら2000年に今の場所に移設されて(っていっても、前も舞子のあたりにありましたが)記念館として公開されていても、中に入ったのは今日が初めてなのでした。

移情閣という名前は、窓々から見える景色(風情)が変わっているのを楽しむ楼閣という意味でつけられたのだといいます。

この建物を建てられた呉錦堂さんに一番見せたい景色は、窓越しの明石海峡大橋です。でも、世界史に記録される革命家である孫文さんは、同じ窓からはるか未来のこんな景色を見据えていたのかもしれません。

呉錦堂さんの精神は、今の日本にも健在でお孫さんに当たられる呉伯瑄さんが中日にわたる事業をされているようです。