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秋:松茸ご飯:さんまの塩焼き:茄子の味噌汁。

2009年09月23日 | 人生は食である。
今年も秋のお彼岸が過ぎて、すっかりと秋になりました。

ということで、今夜の献立は、「松茸ご飯」「秋刀魚の塩焼き」「茄子の味噌汁」という「これぞ日本の秋の晩御飯」でございました。

諸外国の方々に「日本の味覚」として堂々と胸を張ってお出しできるものだと思います。

!薬臭いだけの妙なご飯。
!グロテスクといっても良い焦げた秋刀魚の、あろうことか内蔵を食するなんて。
!ふにゃふにゃになった茄子のこの食感はどうだ?

とんでもない食事として感じる方がいても私は全く気になりませんね。この味覚をもっている私が、幸せに感じることであります。

で、美味しくいただきました。ごちそうさまでした。


飲む酢:セゾンファクトリー

2009年09月12日 | 人生は食である。
もう、飲む酢といえば今、セゾンファクトリーさんでしょう。
あ、私セゾンファクトリーさんの回しもではありませんが。

この夏、仲人さんへのお中元になんかないかと、阪神百貨店の地下で目に飛び込んできたのが、オレンジ色のパッケージと「飲む生姜の力(チカラ)」でありました。
生姜自体が新型インフルエンザが話題の日本で、ちょっとしたブームとなっていますので、このあたりへ目をつけるというのは、なかなかセゾンファクトリーさんは、ただものじゃないぞ、と思って、お店の商品をいろいろと見ていました。

色とりどりのジャムやドリンクや、フルーツソースがあります。贈り物にすれば、先様に強い印象を与える、よく考えられた商品ぞろえだと思います。

仲人さんへ何本か選んで送ってもらって、私は「飲む生姜」を一本求めてまいりました。水で薄めて飲むもよし、ジンリッキーに少量たらしたら最高でした。

そんなことをしていたら、お知り合いからいただいたのが写真の"飲む酢"であります。こちらは、黒酢とハチミツをあわせたものです。
今回は、キリンヌューダで割っていただきました。

それほどすっぱくなくさっぱりとしたお味で、秋の始まりの頃にふさわしいものであります。

さて、季節のかわり目、お身体ご自愛ください。

セゾンファクトリー

京都大学におじゃましました その2:おみやげに「総長カレー」

2009年08月11日 | 人生は食である。
もう、京都土産といえば、これに止めを刺すでしょう。(こりゃまた、言い過ぎか?)

京都大学第24代尾池総長プロデュース「総長カレー」

「京都大学におじゃましました その1」でご紹介した理髪店 美留軒に一句贈呈された尾池和夫前総長ゆかりのカレーであります。

京大では、時計台前のお店「生協カンフォーラ」で食べられるということですが、おじゃましたのが何せ「オープンキャンパス」の日でしたので、このレストラン前には長蛇の列が出来ておりました。で、レトルトではありますが、買って帰ってきたというわけです。

お味はずばり本格的!

今の時代、町のそこここにcocoもあるけど、インド人のやってるインド料理屋さんって、あるじゃないですか。そんなお店でいただける本格カレーのお味であります。大手メーカーが大量販売用を前提では、けっして作れないだろうと思える代物です。ま、総長カレーの唯一の難点は一袋 630円という高額なことでしょうか。

地球物理学の理学博士であり、俳人である尾池先生がなぜカレーが好物なのか、計り知れないものがありますが、カレーといえばインド。そして、カレーライスといえば、まさに和印洋折衷な食の世界であります。

ここにも、仏教思想、西洋哲学をより根本的な地点から融合させようとした、西田幾多郎的思想世界が広がっているように感じています。




銀平和歌山本店:鯛めし

2009年06月21日 | 人生は食である。
銀平和歌山本店の鯛めしレポートを書くために先ほどから"鯛めし"というものについてnet上で調べていました。

結論的に書けば、瀬戸内海地方の各方面に鯛めしがあるようです。そして、その作り方もそれぞれの地方で一番美味しい作り方をされているようです。
それぞれの地の鯛、それぞれの地の水、それぞれの地の米、そして、それぞれの地の味覚。
焼いた鯛を姿ごと炊く、鯛の下ろし身を炊き上げる、焼いた鯛をほぐして米に混ぜて炊く。醤油を入れる、塩だけにする、何も入れない。
各地の鯛めしのレポートをweb上で読ませていただいて、ラーメンほどでは無いけれど、すべての鯛めしを食べてみたい気持ちになりました。

さて、今回お伺いしましたのは、和歌山は和歌山市十一番丁22番地にあります、銀平(ぎんぺい)本店でございます。

お昼のお食事は、お造り、穴子重、天ぷら、煮魚、焼き魚、海鮮丼の各種が1,575円(平成21年6月20日現在)で、それだけでも納得の定食であります。

今回は、実家の父・母とお昼のお昼限定鯛めし料理コースをいただきました。
わかりやすく言えば、上に書いた昼の定食があわせてみんな出てくるコースであります。

でも、もちろん昼定食が5つまとまって出てくるわけではありませんが、つき出し、お造り、煮魚、手作り豆腐、天ぷら、合鴨鍋、そして鯛めしとデザートのアイスクリーム。とまさに地魚をフルに使った和歌山の魚オンパレードなコースで、腹いっぱい食べて驚きの¥5,250円であります。(平成21年6月20日現在)

鯛めしは写真にあるように、土鍋にふっくらと炊き上がって出てまいります。
同時に配られたあわせ味噌の味噌汁とマッチして、和歌山の海を腹いっぱいにいただくコースでありました。

食べきれず残った鯛めしは折に入れてオミヤにして自宅にいただいて帰り、晩御飯に茶漬けにしていただきました。





松崎秘伝「昔づくり氷」:高知県松崎冷菓工業

2009年05月26日 | 人生は食である。
ゴールデンウィークの高知旅行での宿泊は土佐中村(四万十市)でありました。
コンビニストアに売っていたのが、こちら松崎秘伝「昔づくり氷」であります。

製造しているのが、高知県は安芸郡田野町あります松崎冷菓工業さんであります。
webサイトには「アイスクリーム、アイスクリンを四国高知からお届けします。原材料に室戸海洋深層水や地元の素材をこだわって使っています。」と書かれています。

なんてことはない「袋に入ったイチゴ味のカキ氷」なんです。食べてもサクサクとした、普通の、少し懐かしい「イチゴ味のカキ氷」です。

しかし、、よく考えればコンビニのアイスクリームを入れている冷凍庫に入れて売られているのですから、袋を開けてサクサクと食べられるはずが無いのですね、原理的に。ゴチゴチに凍っているのが自然であります。

ところが、サクサクのカキ氷をすぐに食べられる。これは不思議でありました。

まさに秘伝の製法でありましょう。

松崎冷菓工業さんはアイスクリームとか、アイスクリンを通販で販売されているようですが、地元に行かなければ「秘伝の氷菓子」を手に入れられないようです。

インターネットで何でも通販で手に入る時代に、そこに行かなければ食べられないものを食べに行くというのがまさに贅沢というものだと思います。
ま、今回の旅行はこのカキ氷を食べるのが目的ではなかったんですけどね。

そのほかの写真はこちら