4月26日、きのう、野川の自然観察園に行って来ました。
ここは武蔵野にあった、いろいろな野草が保護されて、自然に近い状態で観察できます。
野草の花が好きな人にとっては、聖地?天国?のようなところでです。
年配の女性も多く、グループで観察会もやっていたりします。
野草好きの方に花を指さし、何という花かを聞いてみると、名前をすばりいいます。
まるで、歩く野草図鑑みたいな人がこの園内にはたくさんいますね。
上の2枚はオドリコソウ。良く見ると可愛い花ですね。踊り子が円陣を組んで踊っている姿です。
衣装もピンクのグラデーションで、おしゃれです。
クリンソウ。五重塔のてっぺんに飾ってある、九輪の形に似ていることからこの名前があるそうです。
ここの花は赤が強い。
フタリシズカ。ふつう花穂は2本だが、ここにはなんと4本もついている。
この花に限って、「ヨニンカシマシ」という名前の方がピンと来そうである。
セリバヒエンソウ。葉がセリのようで、花の形が燕が飛んでいる(飛燕)ようなのでこのような名前がついた。
中国からきた外来種。
コバノタツナミソウ。青色のタツナミソウの変種で、葉もちょっと小さい。コバは小さい葉という意味。
ムサシアブミ。武蔵野に多く、花の形が馬を乗るときに足を置く「あぶみ」に似ているから。
ホタルカズラ。すごく青色が目立つ小さな花。
ホウチャクソウ。
ナンジャモンジャ。これは、自然園から出て川筋を歩いていてみつけた。
確かに、わたしも、この花を生まれて初めて見たので、「なんじゃ?これは?」と正直思いました。
この名前をつけた植物学者も、最初、こんな気を起こさせたのでしょうね。
しかし、こんなところでナンジャモンジャにであえるとは・・・感激です。
絶滅危惧種なんですよ。
でもいいかげんな名前だな?!正式名称はヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)という。
最後に、園の出入り口にいたノラちゃん。
怒っている!
じつは、このノラちゃんに餌をあげにきた女性がいたのですが、私が間を割るように写真を撮りだしたものですから
「うるせえんだよ!いいかげんにしろ!」と怒ったのです。雄で去勢してあるそうです。
あまりの迫力にビビッテ、カメラが手ぶれを起こしています。笑