去勢したり、避妊したり、家から出さないようになって、ネコの”性態” はわかりにくくなっています。
むかしは、野良ネコも多く、家飼のネコでも、去勢・避妊はせずに、かなり自由に外を出歩いていました。
したがって、発情期にはよく、クレイジーキャッツの大騒ぎが夜行われていました。
一般的に、ネコの雌は淫乱です。言葉は余りよい感じがしませんが、それが彼らの本能なのです。
つまり、メスネコは排卵の準備が整うと、発情し、オスを求めて泣き叫びます。
これは先代のチョロを飼っているときに思い知らされました。以前書いたブログです。
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=e02d7a4b9026cdaf947e02eb21660796&p=4&disp=30
メスは、おすとの交尾の刺激(オスのペニスにはトゲがあり、引き抜くときに激痛が走る)で排卵が起こり、
受精しますが、次々とオスの交尾の刺激を受けないと排卵は終わりません。
従って、排卵が全て終わるまで、次々とオスを求めるのです。
それは順番待ちしているオス達が交代で行います。このときも前に書いたように気に入らないオスは拒否しますが。
メスは排卵が全ておわると、ケロッとして、何事もなかったように静かになり、家に戻ります。
ネコにとって、いろいろなオスから違う遺伝子をもらい、さまざまな多様性のある子供を産みます。
その中で、免疫力、生命力の強い子供が生き残って、子孫が繁栄してゆくわけです。
淫乱なメスは本能的にそれを行うわけです。はっきり言って、淫乱なメスほど子孫は栄えるのです。