こんにちは~
さてさて、足裏に激痛、参加が危ぶまれまれた佐渡ロングライドですが、黒姫マジカルメンバーのサポートと痛み止めに頼って、完走することが出来ました。ありがと~>みんな
バイクに乗っている間は、かかとが落ちない(ペダルは母子球のあたりなので)ので痛みは弱いのですが、バイクから降りて、お弁当を受け取りに歩くなどの動作が痛くて出来ない。。。。座っていても、動かして無くても激痛の時は足がもげちゃうかと思うような痛み。
絶対、これは足底筋膜炎じゃないよ~(一度、逆足でなっているので、よくわかる。当時は激しく走り込んでいたので)痛みの激しさが尋常じゃないし、痛みのある場所に痛み止めの湿布を貼ってさえ、湿布が触れるだけで激痛。激痛で、膝下の感覚がなくなってくるほどの痛み。。なんなの、この痛み足が取れちゃうほど、痛いよ~
で、最初の診断は、私の話を良く聞いてくれた産業医は脱水による偽痛風。特に走ったり、歩きすぎたりして痛めた分けでもないし、日頃ローラーで汗だく、かつ水しか補給していない、その後の尿量が半端無く、ほぼ脱水になっているのは間違いない、かつ朝起きて直ぐに激痛(なぜなら、寝ている間に水分が失われて、さらに脱水が進んだと思われるので)の所見から判断してくれました。そこで、彼は血液検査、念のためにレントゲンも撮る事を勧めてくれたので、しかるべき診療機関へ。
ところが、この診療機関がよろしくなかった。私の話もろくに聞かず、「えっ、足の裏が痛い?痛風?女の人がなるわけないじゃない。その場所なら、足底筋膜炎だよ」って。何の所見も聞かず、足裏痛み=足底筋膜炎と判断するのはおかしいのじゃないかつ、痛んだ筋肉を修復するために、電気を当てると言い始めた。(びっくりすることばかりでした)さすがに私もかちん(新米医師ってわけじゃないんですよ、結構な年配)ときて、結構ですとお断り。絶対、足底筋膜炎の痛みではないと思う。それは、足裏をそらせても、縮ませても(タオルギャザーの動き)全く痛みませんし、足指を動かしても痛くはないのです。ただ、足裏に物が触れると激痛、全く動かしていなうても突発的に激痛と言っているのに、足裏痛み=足底筋膜炎だと言い張る。もうだめだと、ここの診療機関を後にしました。
結局、佐渡前にはこの痛みは解決出来なかったのですが、、、、、
そして、改めて、今度は痛風の専門医のところへ。痛風なら血液検査で判断できるしね。結論は、やはり偽痛風(病名が着いただけで、一安心ですよ)。痛風様の痛みを引き起こしていたのは、運動性高尿酸血症のためでした。これは先に私が書いたように、汗かきの私が、運動中に1.5~2Lの水だけを入れて安心していたところに問題がありました。
大量の汗をかく→運動中に1.5~2Lの水を補給した→運動後、尿量がかなり増える(20分毎に5~6回はトイレにいく感じ)→その後、何も補給しない。
が問題でした。結局私の体は脱水状態に陥り、血中の尿酸値は激しく上昇。かつ、夜間には誰でも水分補給が出来ず、脱水が進むので、朝起きて激痛(恐らくは尿酸が結晶化と思われる)だったそうです。
そして、何故かかとの足指付け根の関節に痛風様の痛みが出ずに、かかと関節側に出たのかですよね。その部位が痛んだことは、足底筋膜炎を言い張った医師の判断を間違えさせたのですが。専門医に寄りますと、尿酸結晶は重いため、重力に従って、下へ、下へと流れて行くそうです(と習いましたね)。また、足は体温が低いため、結晶化が進みます。(今は、こちらを専門にしてますが、物質の結晶化は低温にするほど、溶解度が下がるので、結晶化が進みます。)そのため、足指付け根の関節に痛みが出ると。さて、かかとの関節ですが、、、私の場合、寝ている間に痛風の症状が進みました。なので、仰向けで寝ている場合ですが、かかとが下、足指は上になり、尿酸の結晶が下にたまったのかなとお話されてました。ただ、下にたまると言うことは、腎臓もやられ兼ねなかったので、かかとの痛みで済んだのはラッキーだったとのことでした。(と何となく、納得のいく説明をされた気分で帰って来たのですが、結晶化が起こるのは関節内でしょ、血中に出来た結晶は入って行かないのでは、、、、)
で治療ですが、特に薬は処方されず、、、、、何をしなさいと言われたかと言いますと、、、運動後に水を飲めではなくでして、運動後にイオン飲料(スポーツドリンク)を飲みなさいと。脱水による高尿酸血症の濃度を薄めるために、水を入れても、やはり水だけ排出されてしまいます。それは既に運動による汗でナトリウムが失われているため、血中ナトリウム濃度が下がってます。そこに水だけ入れることは、さらに血中ナトリウム低下を招き、体外に水を排出するように働いてしまうのです。となると、尿酸を薄めることができません。
摂取した水分をこれ以上排出させないためにも、スポーツドリンクの様なナトリウムイオンが含まれている飲料の摂取が好ましいのです。また、スポーツ飲料の運動後の摂取の利点は、尿酸を薄めることかつ、尿酸を排出出来ること。尿酸はそのままの形で排出される訳では無く、尿酸ナトリウムや尿酸カリウムで排出されるので、イオンを体内に入れる方がbestと言うわけです。
(文献を調べて見ると、血清尿酸量、尿中尿酸量をもっとも下げたのは、5%-重曹水とあったので、自分で作っても良いかも重曹水なら、安上がり)
さらにいけなかったのは乳酸アシドーシスになっていたと考えられること。実は痛みが出る二日前から、乗鞍の練習も含めて、より重いギアを踏んでました。確実に乳酸はたまっていて、体内はかなり酸性に傾いていたはず。尿酸の結晶は酸性条件で結晶が出たはずなので、全てが重なった結果、今回の痛み(高尿酸血症による、尿酸の結晶化)が発生したと考えられます。また、文献によると乳酸と尿酸の競合もあるとのこと。(ちょっと、どんな感じで競合するのか調べてみよう~)
で、イオン系飲料を飲んだ結果(本日で5日目。FBでお友達のアドバイスで、イオン系飲料を飲み始めていたのが良かった)ですが、びっくりするほど痛みが改善あの痛みはなんだったのって言うほど、何事も無い感じです。で足底筋膜炎だったの、、、、絶対違いますね、もう走っても、早歩きしても何ともないですから。(痛みが激しいときも、つま先立ちとかしても、なんともありませんでしたからね)そもそも痛みの種類が、筋肉を痛めた痛みとは違ってましたから。。。(患者の話はしっかり聞こうよ>しかるべき診療機関の医師)
皆さんも、運動するときは水の補給だけではなく、ミネラルも失われていることを覚えて置いてくださいね~。失われたイオンを補給する意味での水分補給を
今回の教訓:汗を大量にかく人、激しい運動をする人はナトリウムイオンやカリウム、マグネシウムなどの微量イオンの補給も忘れずに!脱水症状を引きずるのは、もっての他!
(尿酸の原因とされているプリン体の摂取ですが、実は私、お酒は全く飲まないし、肉食ではないんですよね。でも、プリン体ってそもそもDNAの合成成分だし(アデニン、グアニン)、カフェイン(もプリン官構造を持っていたと記憶している)なんな日常的に摂取しているし、プリン官の摂取は結構あるかもしれませんね。プリン体摂取を控えていても、痛風になる人はなるし、ならない人はならない。尿酸値が高くても、痛風が出ない人もいます。何がきっかけかは良く知られてませんが、運動性の痛風的な痛みがあることも、覚えていると良いかも~)
さてさて、足裏に激痛、参加が危ぶまれまれた佐渡ロングライドですが、黒姫マジカルメンバーのサポートと痛み止めに頼って、完走することが出来ました。ありがと~>みんな
バイクに乗っている間は、かかとが落ちない(ペダルは母子球のあたりなので)ので痛みは弱いのですが、バイクから降りて、お弁当を受け取りに歩くなどの動作が痛くて出来ない。。。。座っていても、動かして無くても激痛の時は足がもげちゃうかと思うような痛み。
絶対、これは足底筋膜炎じゃないよ~(一度、逆足でなっているので、よくわかる。当時は激しく走り込んでいたので)痛みの激しさが尋常じゃないし、痛みのある場所に痛み止めの湿布を貼ってさえ、湿布が触れるだけで激痛。激痛で、膝下の感覚がなくなってくるほどの痛み。。なんなの、この痛み足が取れちゃうほど、痛いよ~
で、最初の診断は、私の話を良く聞いてくれた産業医は脱水による偽痛風。特に走ったり、歩きすぎたりして痛めた分けでもないし、日頃ローラーで汗だく、かつ水しか補給していない、その後の尿量が半端無く、ほぼ脱水になっているのは間違いない、かつ朝起きて直ぐに激痛(なぜなら、寝ている間に水分が失われて、さらに脱水が進んだと思われるので)の所見から判断してくれました。そこで、彼は血液検査、念のためにレントゲンも撮る事を勧めてくれたので、しかるべき診療機関へ。
ところが、この診療機関がよろしくなかった。私の話もろくに聞かず、「えっ、足の裏が痛い?痛風?女の人がなるわけないじゃない。その場所なら、足底筋膜炎だよ」って。何の所見も聞かず、足裏痛み=足底筋膜炎と判断するのはおかしいのじゃないかつ、痛んだ筋肉を修復するために、電気を当てると言い始めた。(びっくりすることばかりでした)さすがに私もかちん(新米医師ってわけじゃないんですよ、結構な年配)ときて、結構ですとお断り。絶対、足底筋膜炎の痛みではないと思う。それは、足裏をそらせても、縮ませても(タオルギャザーの動き)全く痛みませんし、足指を動かしても痛くはないのです。ただ、足裏に物が触れると激痛、全く動かしていなうても突発的に激痛と言っているのに、足裏痛み=足底筋膜炎だと言い張る。もうだめだと、ここの診療機関を後にしました。
結局、佐渡前にはこの痛みは解決出来なかったのですが、、、、、
そして、改めて、今度は痛風の専門医のところへ。痛風なら血液検査で判断できるしね。結論は、やはり偽痛風(病名が着いただけで、一安心ですよ)。痛風様の痛みを引き起こしていたのは、運動性高尿酸血症のためでした。これは先に私が書いたように、汗かきの私が、運動中に1.5~2Lの水だけを入れて安心していたところに問題がありました。
大量の汗をかく→運動中に1.5~2Lの水を補給した→運動後、尿量がかなり増える(20分毎に5~6回はトイレにいく感じ)→その後、何も補給しない。
が問題でした。結局私の体は脱水状態に陥り、血中の尿酸値は激しく上昇。かつ、夜間には誰でも水分補給が出来ず、脱水が進むので、朝起きて激痛(恐らくは尿酸が結晶化と思われる)だったそうです。
そして、何故かかとの足指付け根の関節に痛風様の痛みが出ずに、かかと関節側に出たのかですよね。その部位が痛んだことは、足底筋膜炎を言い張った医師の判断を間違えさせたのですが。専門医に寄りますと、尿酸結晶は重いため、重力に従って、下へ、下へと流れて行くそうです(と習いましたね)。また、足は体温が低いため、結晶化が進みます。(今は、こちらを専門にしてますが、物質の結晶化は低温にするほど、溶解度が下がるので、結晶化が進みます。)そのため、足指付け根の関節に痛みが出ると。さて、かかとの関節ですが、、、私の場合、寝ている間に痛風の症状が進みました。なので、仰向けで寝ている場合ですが、かかとが下、足指は上になり、尿酸の結晶が下にたまったのかなとお話されてました。ただ、下にたまると言うことは、腎臓もやられ兼ねなかったので、かかとの痛みで済んだのはラッキーだったとのことでした。(と何となく、納得のいく説明をされた気分で帰って来たのですが、結晶化が起こるのは関節内でしょ、血中に出来た結晶は入って行かないのでは、、、、)
で治療ですが、特に薬は処方されず、、、、、何をしなさいと言われたかと言いますと、、、運動後に水を飲めではなくでして、運動後にイオン飲料(スポーツドリンク)を飲みなさいと。脱水による高尿酸血症の濃度を薄めるために、水を入れても、やはり水だけ排出されてしまいます。それは既に運動による汗でナトリウムが失われているため、血中ナトリウム濃度が下がってます。そこに水だけ入れることは、さらに血中ナトリウム低下を招き、体外に水を排出するように働いてしまうのです。となると、尿酸を薄めることができません。
摂取した水分をこれ以上排出させないためにも、スポーツドリンクの様なナトリウムイオンが含まれている飲料の摂取が好ましいのです。また、スポーツ飲料の運動後の摂取の利点は、尿酸を薄めることかつ、尿酸を排出出来ること。尿酸はそのままの形で排出される訳では無く、尿酸ナトリウムや尿酸カリウムで排出されるので、イオンを体内に入れる方がbestと言うわけです。
(文献を調べて見ると、血清尿酸量、尿中尿酸量をもっとも下げたのは、5%-重曹水とあったので、自分で作っても良いかも重曹水なら、安上がり)
さらにいけなかったのは乳酸アシドーシスになっていたと考えられること。実は痛みが出る二日前から、乗鞍の練習も含めて、より重いギアを踏んでました。確実に乳酸はたまっていて、体内はかなり酸性に傾いていたはず。尿酸の結晶は酸性条件で結晶が出たはずなので、全てが重なった結果、今回の痛み(高尿酸血症による、尿酸の結晶化)が発生したと考えられます。また、文献によると乳酸と尿酸の競合もあるとのこと。(ちょっと、どんな感じで競合するのか調べてみよう~)
で、イオン系飲料を飲んだ結果(本日で5日目。FBでお友達のアドバイスで、イオン系飲料を飲み始めていたのが良かった)ですが、びっくりするほど痛みが改善あの痛みはなんだったのって言うほど、何事も無い感じです。で足底筋膜炎だったの、、、、絶対違いますね、もう走っても、早歩きしても何ともないですから。(痛みが激しいときも、つま先立ちとかしても、なんともありませんでしたからね)そもそも痛みの種類が、筋肉を痛めた痛みとは違ってましたから。。。(患者の話はしっかり聞こうよ>しかるべき診療機関の医師)
皆さんも、運動するときは水の補給だけではなく、ミネラルも失われていることを覚えて置いてくださいね~。失われたイオンを補給する意味での水分補給を
今回の教訓:汗を大量にかく人、激しい運動をする人はナトリウムイオンやカリウム、マグネシウムなどの微量イオンの補給も忘れずに!脱水症状を引きずるのは、もっての他!
(尿酸の原因とされているプリン体の摂取ですが、実は私、お酒は全く飲まないし、肉食ではないんですよね。でも、プリン体ってそもそもDNAの合成成分だし(アデニン、グアニン)、カフェイン(もプリン官構造を持っていたと記憶している)なんな日常的に摂取しているし、プリン官の摂取は結構あるかもしれませんね。プリン体摂取を控えていても、痛風になる人はなるし、ならない人はならない。尿酸値が高くても、痛風が出ない人もいます。何がきっかけかは良く知られてませんが、運動性の痛風的な痛みがあることも、覚えていると良いかも~)
汗かきはこれからの季節大変ですよね~
脱水は体に良くないことが判明したので、たくさん水分補給をしていきましょう~電解質補給もね
私は極端な汗かきでして、室温18Cにしてローラーをしても、床は水たまり、ジャージはプールに落ちたの!!ぐらいな状態です。おそらく、2L以上の汗をかいていると思われます。なので、失われるナトリウムイオンも半端なく、以前はローラーしながら岩塩そのものをなめていたほどです
これからは、きちんと補給して行きたいと思います。