医大生・たきいです。

医大生的独言。

Enterキーを叩く音

2015-10-08 23:59:59 | 医大生的生活

学園祭とかいう大学の日程上、金、土、日、月という束の間の4連休がやってまいりました。そんな今日この頃、心置きなく深夜まで東医体の仕事ができると思っちゃったくらいには社畜なわたくしでございます。しかしミスった夜更かしし過ぎた明日起きれるかな。医大生・たきいです。





研修医の先生の精神状態が健康がどうかを見極めるには、かつて研修医のカルテの字を見て確かめられていたという話を聞いたことがある。しかし時代の流れにしたがって、手書きのカルテは電子カルテに取って代わられつつある。力の抜けたへにょへにょした文字が消えてしまった今、現代の研修医の心身の健康状態のバロメーターとなりうるものは一体なんなのか。ベテラン先生は、「レジデントがキーボードをたたく音をいつも気にしているんだよ」と語る。

若手ドクターのメンタルヘルスの問題は話に聞くところなかなか深刻な問題のよう。これから先その世界に飛び込まないといけないとなると不安を感じてしまうというのが正直なところ。因みに、伝聞の形で書かないといけないのも、学生の我々はそう遅くはない時間に「帰っていいよ」と言われるからで、研修医の先生方は学生よりかなり早くから病院に赴き、学生が帰ってからさらに働き、夜遅くにようやく帰れるんだそう。ああ労働基準法。

きっとこの先、自分にも辛いことや逃げ出したくなることにもたくさん出くわすのかもしれない。そんなとき、強い力に押しつぶされて折れるのではなく、しなやかにたくましく生きていたい。Enterキーを右手小指でバシンと叩けている間は、確かにまだまだ元気な気がする。自分の身体の声には常に耳を傾けたいものだ。なに、もう眠い?そろそろ寝るか。自分の身体の声に素直になりすぎなぼくは、最近少々寝過ぎとの噂である。







(学園祭の学年ダンスの練習1回も行けなかったからどうしようかなと思ってる人(笑))