医大生・たきいです。

医大生的独言。

脳波検査のひととき

2015-10-07 21:31:09 | 医大生的生活

「限定醸造」と銘打ったビールには目がないわたくしですが、早くも「冬」という単語が登場。


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発泡酒の割においしゅうございます。そういえばノーベル物理学賞の梶田先生も、ストレス解消の方法として「休日はゆっくり寝てお酒をたくさん頂くこと」と仰っておりましたが、それに関しては「おれと一緒じゃん!」と思いました。けれどもよくよく考えたら今日はまだ平日でした。平日もよく飲んでよく寝ているよ。医大生・たきいです。






「たきいくん、脱いで……」

と、明るい部屋で臨床検査技師さんは要求してきた。「はい、分かりました」とケーシーの右上のボタンを外そうとしていると、急に笑い出した技師さん。

「そうじゃない、靴(笑)」

・・・こちらが恥ずかしくなってきた。技師さんはツボに入ってしまったよう。脳波の電極を頭につけながら、急いで靴を脱いでベッドに横になる。

採血のときに血管を探しやすいように患者さんに手をグーパーしてもらうことがある。採血ベテランの方たちは「手を軽く握ってくださいね~」と声をかけるそうなのだが、そこで自分の手を握られてしまった経験が臨床検査技師なら一度はあるというあるある話を教えてくれた。「そうなんすね~」と笑いながらも、きっとわたくしがケーシー脱ぎ始めようとした事件も飲み会ネタにでもされるんだろうなと覚悟した。笑


▲脳波の電極装着完了の図

脳波検査は暗室で行われる。眠かったら寝ていいですよ~と言われたのでお言葉に甘えた。脳波所見も徐波になって、ぼくの脳は睡眠態勢にはいっていたらしい。すべてを見透かされているようでなんだか恥ずかしかった。「ボン」と低い音が鳴る音刺激というのがあって一旦目覚めたらしく、お次は「光刺激」。試験のときに「脳波の賦活化の方法を述べよ」と聞かれるのが昔からありそうなあるある問題だからその言葉には馴染みがあるが、実際にやってみるのは初めて。相当眩しかったらいやだなと思っていたけれどやっぱり眩しかった。

検査が終わってみんなが戻ってきた。先ほどの技師さんはなんだか笑っている。

脳波の電極を付けるところにはベタベタしたものがつけられるので、検査が終わると髪を洗う。実習班の仲間が美容師みたいだと面白がりながら髪を洗ってくれた。そこでみんなが教えてくれた。

「たきい、光刺激のときに眠りにはいったでしょ。こんな奴なかなかいないって技師さん爆笑してたよ(笑)」

マジで眠かったんです。笑









(1日中妙に眠かったから今日は早く寝る方針な人(笑))