プレゼントでもらった天下一品のラーメン並無料券でタダメシだった晩御飯でした。抜かりなく期限内に使い切ります。医大生・たきいです。
久々に「読んでおきたいこの一冊シリーズ」でございます。本日は呼吸器内科編。CBTを受けるまででわたくしがメジャー科の中で一番理解できていなかった気がする科目しれません。そんな苦手な呼内もようやく分かってきました。本日ご紹介する、理解の助けとなった一冊がこれ。
レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室[ベストティーチャーに教わる全27章]改訂第2版 | |
長尾大志 | |
日本医事新報社 |
この本、元はブログだったそうです。著者は滋賀医大の長尾先生という方。「ベストティーチャー」の称号をお持ちで、若手医師、医学生から絶大な支持を得ておられるそうです。
「ブログを毎日継続することで何より自分の知識の整理になりました。」(「初版のまえがき」より)
毎日ブログを書いているのはわたくしも一緒ですが、下らない内容の「医大生・たきいです。」と有用な情報がたくさんの「やさしイイ呼吸器教室」との両者のブログの質は雲泥の差です。アクセス数くらいはひょっとしたら勝っているかもしれませんが(笑)。こういう役に立つ系ブログには敵いません。わたくしも長尾先生のように人の役に立つようなブロガーになりたい。。。
さて肝心な内容は。かゆいところに手が届く一冊というべきでしょうか、よく分からないから丸暗記しちゃっていたような箇所がハッキリクッキリ説明されてあります。そういうことだったのか、の嵐。
フローボリューム曲線、A-aDO2の考え方、間質性肺炎、このあたりは「やさしイイ呼吸器教室」を読んでようやく理解できました。
膨大な医学知識の迷路に入って途方に暮れることがよくあります。まず押さえるべき内容はなんなのか。どれも大事だと言われてもどう覚えたらいいか分からない……。そんなときに学習の道標となるのが、専門家の「これだけは」というお言葉。その教えに従って知識を整理していけば、教授試問で「一番大事なのはどれなの?」だなんて問われても、バッチリ答えられちゃうわけなのです。
続編もあるらしいです。
レジデントのためのやさしイイ胸部画像教室[ベストティーチャーに教わる胸部X線の読み方考え方] | |
長尾大志 | |
日本医事新報社 |
画像教室編もただいまさっそくAmazonでポチっちゃったほど。それだけ分かりやすくていい本でした。
(掃除に着手せぬまま土日が終わってしまった人(笑))