医大生・たきいです。

医大生的独言。

ようやく気管支体操覚えました

2015-10-22 23:59:59 | 医大生的生活

本日朝昼晩の3食職員食堂でいただきました。サンショクショクショク、早口言葉みたい。食費やばいんじゃない?とかいってよく批判を受けますが、3食食べたって、いいラーメン屋で餃子つけたくらいの値段しかかかりませんし、無理矢理自炊すると炭水化物大目になっちゃう傾向も改善できるのでアリだと思います。別な視点でモノを述べると、忙しい科を回りながら自炊するのは諦めたということでもございます。医大生・たきいです。




医学生であろうとなかろうと、誰でも知っているであろう「肺」。やはり医学部ではかなり詳しく勉強しなければいけないわけで、正常構造や正常機能はもちろんのこと、病気のことまで深く理解する必要があります。学年が上になれば基本的な解剖と生理はマスターしているのだろうと思われがちでしょうが、残念ながらそうは問屋が卸しません。いわば肺の住所ともいうべき「肺区域」。これが立体構造なわけで、今日の今日まで試験の直前になんとなく覚えてみては直前に忘れるという繰り返しでうまく記憶できていませんでした。そんな医学生たちの救世主がこれ。ご存知「気管支体操」。



1年生のときの解剖学の講義でちょろっと名前が出てきたので昔から存在は知っていたんですが、解剖学の教授先生が、教壇の上でやろうと見せかけて急に恥ずかしくなったご様子で、

「わたしがやるわけにはいきません」

だなんて仰ってしまったものだから、それ以来スルーしてきてしまいました。必要に迫られてようやく学んだ次第です。

このブロンコ体操、亜型がいろいろあるらしく、そのへんは滋賀医大の長尾先生のHPに詳しいです。
やさしイイ呼吸器教室―ブロンコ体操

長尾先生のご著書には大変感銘を受けたのですが、その紹介はまた今度。

最近、動画の観る方じゃなくて作る方に関心があるのですが、「医大生ブロガーがブロンコ体操踊ってみた」とかいうクオリティ高いやつ作ってみたいなとかくだらんこと考えている今日この頃です。




(4年生があっという間に終わりそうな気がして怖い人(笑))






レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室[ベストティーチャーに教わる全27章]改訂第2版
長尾大志
日本医事新報社