部屋の整頓をしておくことが苦手なわたくしですが、一回でもまあいいかと諦めるところが出てくるともう駄目ですね(笑)。お休みをもらってひたすら部屋の掃除にでも励んでいたいものです。医大生・たきいです。
わたくしが医学部の勉強の中で通読した数少ない本のひとつがこれ。たぶん勉強すべき比重は間違っている気がする。笑
図説人体寄生虫学 改訂8版 | |
吉田 幸雄,有薗 直樹 | |
南山堂 |
イベルメクチンという抗寄生虫薬の存在は存じておりましたが、日本人が発見したものだったとは。ノーベル賞のニュースを聞いて久々にこの本を紐解いてみましたが、回旋糸状虫に限らずいろんな寄生虫関連疾患にこのイベルメクチンが効くことが報告されているそうですね。すげえ。ゴルフ場での大発見とマスコミを騒がせておりますが、土から見つけちゃいましたシリーズには他に、タクロリムスという筑波山の土から発見された抗リウマチ薬なんかもあると1年生のときの免疫学の講義で習った記憶があります。気の遠くなるような研究ですが、これが日本のお家芸なのだとか。カッコいい世界です。
朝のニュースで見たノーベル賞の大村智先生のお言葉。
「科学は人のためにならなきゃダメ」
これって単純明快な感じもありますが、そうそう簡単にできることもでもないはず。忘己利他の境地に達するには自分にはまだまだ修行が必要そうです。
(ラーメン食って寝るというクソみたいな放課後だった人(笑))