hiroべの気まま部屋

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父からの手紙:第2回(1983年10月27日)

2012-10-20 10:01:11 | 父からの手紙
 父からの手紙第2回です。

  父の字は自己流の崩し字で読めない字が各所にあります。次のように一部加工しましたので
ご承知置きください。

 ①句読点もない文章のため、句読点は適当に補いました。
 ②誤字脱字はそのままとしました。旧漢字も可能な限りそのままとしました。
 ③略字は「カタカナ」表記としました。
 ④個人名は、関係者しかわかりませんが、一応仮名(イニシャル)としました。
 ⑤一部私の説明を追記しましたが、追記部分は‘  ’で囲みました。

 1983年10月27日 父:70歳

 ’第1回で出てきた「披露宴でスライドにして見せた子供のころの写真」が送られてきて
それに添付されていた手紙。第1回と前後して送付されたと思います’


 拝呈

 写眞御送り致します。御承知の様に彼の当時は写眞など写すゆとりも無く、
友人の方の御好意は大変有難いのですが、出来れば取止めて戴けたらと私では想って居ります。
(幼少時代のもの)

 尚、TS’父の弟’は直接式場の方へ行って戴いても良いのですが、多分、東京駅で私達一同と一緒に成り
行く様に成るやと想ひますが、出口はどちらへ出たら良いのでしうか。電話で連絡して置き度想ひ
ますので、待ち合わせ場所何処が良いか御知らせ下さい。
時間場所等大切な事は電話で無く書面で詳しく御通知して下さる様御願ひ致します。

 招待状全部返信入った事と想って居ります。

 御話の有った「HM’’に贈る言葉」考へて居ますが、平凡な事しか書けないと想ひますが、
私が願ふ事はME’妻’さんを必ず幸にして戴き度い、其れにつきます。これは先様の両親に應える道で有り
私達も一番望む気地です。1回(カイ)しか無い人生、明るく常に前を見て努力して下さる様願ふのみです。

附記:まだ校の学校よりの写眞、其の他卒業證書、賞状等種々有りますが、此の度の幻燈には使用出来ぬと
想ひますので、正月に帰郷の折忘れずに持って居って下さい。


 HM’’殿                              父より

 十月二十七日