昨日は、一橋大学兼松講堂での国立シンフォニカーコンサートで、第九を聴いてきました。
国立シンフォニカーのコンサート、もう3年になりますが、最初は無料招待、その後は有料で、
春・秋の2回の定期コンサートに続けて出かけています。
今回は、ベートーヴェンの2番と第九という、結構ボリュームのある組合せ、指揮者も挨拶でお話していましたが、
普通、第九と言うと、序曲や前奏曲といった10分程度のデザートとの組み合わせですが、今回は十分メインとも
なれる2番との組み合わせでした。
2番、ベートーヴェンの交響曲ではほとんど聴くことのない曲で、しばらくは初めて聴く曲のように感じながら
聴いていて、次第に曲のイメージが頭に浮かんできました。若い頃のベートーヴェンの元気な曲を若いオーケストラが
これまた、元気に演奏してくれて、これでもおかな結構溜まっていました。
第九の方は、28日に来日して、今日30日には帰るという、強行日程でブルガリアから来た4人のソリストを迎えての
演奏、これも素晴らしい演奏で、演奏が終わって、周りの皆さんからも口々に感激の言葉が漏れていました。
最初聴いた時から3年、オーケストラの成長も凄いと感じます。それと、演奏会場の雰囲気もいいですね。音的には
どうかな?とは思いますが、大学の構内の雰囲気も合わせて、次回もまた聴きに来るぞ、という気にさせてくれます。