hiroべの気まま部屋

日ごろの出来事を気ままに綴っています

弓道近況

2016-06-11 10:13:46 | 弓道


 肩痛などで中断することの多い弓道ですが、3月の末から半年ぶりに、月2回ぐらいのペースで
府中の道場に通っています。

 相変わらずの調子で、少しはまともになってきたらご報告を、と思っていたのですが、昨日は
奇跡が起こって、最初の4射が連続して的中したのです。

 おそらく、5年前に弓を再開して、初めての珍事のような気がします。もっとも、その後の4射は
全部はずれましたから、急に調子が戻ったということではなかったようです。

 とても公表できる結果ではありませんが、今年のこれまでの結果はこんな具合です。

 年齢を考えると、的中率が5割を超えていれば、まあまあと言えますが、まあまあまではだいぶ遠そうです。

 実は、今一番の問題は、緑内障で右目が見ないことです。弓道では、右目で弓と的を合わせるように狙いますが、
それが出来なくて、引く技術の問題が大きい上に、適当に狙っているので、なおさらいけません、という結果に
なっています。

 もっとも、それ以前に月2回程度で、しかも行っても射数も極端に少ないので、練習をしていますというレベルでは
ありません。的中率にこだわるのは基本間違っているわけです。
 今は、道場の雰囲気を味わうのが一番の目的になっています。

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 MyGardenの「サフランモドキ」の第一号が咲きました。年々開花時期が早くなっていますが、今年は昨年と
同じぐらいの時期でしょうか。
 

 






 

 

弓道再開、和弓とは(その4):弓の構造について

2014-03-16 10:07:46 | 弓道
 金曜日に約1年半ぶりに弓を引いてきました。

 右肩痛で治療中でしたが、昨晩秋にはだいぶ良くなっていました。それでも、暖かくなってからと
思っていて、やっと暖かくなって来ましたので、府中の弓道場に出かけてみました。

 一昨年秋に3回ほど引いて、その前は半年ほど引いていなかったので、実質的には2年ほど空いていた
ことになります。

 結果は散々で、あらぬ彼方に矢が飛んでいってしまい、練習の人が少なくて幸いでした。

 肩も、久しぶりのことで、結構負担がかかったようです。今も結構痛いですね。

 通っている整体の先生も、少々痛くても我慢して続けることが大事との話でしたし、少し
調整しないと弓になりませんので、少なくとも週1回は行きたいと思っています。

 それに、道場、弓を引かなくても、正座して雰囲気を味わっているだけでも、やはり落ち着いていいですね。

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 さて、和弓の話、だいぶ間があきましたが、4回目の今日は「弓の構造」についてです。

 詳しくはこちらを見てください。なお、ここでは一般の弓道で使用される和弓を対象しています。

 ポイントは以下のとおりです。

 ①素材は:竹(竹弓)とグラスファイバー製(グラス弓)がある
   なお、竹製の弓は、一枚の竹ではなく、二枚の竹の間に、芯材を挟みこんだ構造となっています。
   芯材は数本(通常3から5枚)の竹製のヒゴ重ね、その両側を木でさらに挟みこんでいます。

   弓の断面写真
   

   グラス弓は、丁度私が学生時代ですから、45年ほど前から登場したものです。竹弓より安価ということで、
   初心者や学生などに広く普及しています。最近では、個人向けの注文生産品もあるようです。

 ②長さは:2m強の長さがあり、「並寸(なみすん)」七尺三寸(約221cm)を標準として、「二寸伸び(にすんのび)」七尺五寸(約227cm)、
  「四寸伸び(よんすんのび)」七尺七寸(約233cm)などありますが、身長(手の長さ)により高い人ほど、長い弓を使用します。

 ③握り(弓を持つところ)の位置が洋弓が、上下の中心のあるのに対して、下から三分の一の位置にあり、そのことが
  和弓の優美さを形作っています。

 


ゴム弓、和弓とは(その3):的の種類について

2013-06-27 09:57:49 | 弓道
 昨日は肩痛の治療で大井町に。

 もう30年ほど前になりますが、同じように弓の練習で、身動きできなかったとき
義母の勧めで行った整体(松本カイロプラクティック)です。

 その時は2日通っただけで、痛みはピタッと無くなって、以来肩痛が出るとお世話になっています。

 肩痛で弓は当然していないのですが、先生のお話では、「無理しない範囲である程度負荷をかけた方が
かえっていい。何か弓道で補助運動的なものはありませんか?」

 ということで、はじめたのが「ゴム弓」です。

 
 (山武弓具店HPより転載)

 使い方はこんなイメージです。

 
 (デビール田中の弓道のすすめより転載)

 主に初心者の練習用の道具ですが、一定の負荷がかかり、先生のお話にはぴったりです。
自宅では本格的な弓の練習は出来ないので、弓道の補助練習としても最適です。
 昨日は先生にも見せましたが、「これはいいですね!」と言っていただきました。

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 弓の練習の結果報告を兼ねて和弓についてお話する予定でしたが、練習が出来ていないので
お話も中断していますが、ゴム弓のお話に続いて、前回の続き「的の種類」についてお話しします。
 (過去記事に興味がある方は右の「カテゴリー」より「弓道」を選択してください)

 ここでは一般的に使用される近的用の2種類の的をご紹介します。(詳しくはこちらを参照ください)
 
 (ウィキペディアより転載)

 近的用は一般的に直径尺二寸(36cm)の的を使用しますが、一般や中高生では右の「霞的」、大学生では
左の「星的」が使用されます。(ウィキペディアの説明では社会人用の点数的もあるようですが、私は見たことが
ありません)

 左の星的のサイズが小さく表示されていますが、星的には八寸(24cm)的もあって、これは競技の促進用
(同じ的中数者の順位決定用など)に使用されます。


 

 

肩痛

2013-01-19 08:11:22 | 弓道
 だいぶ良くなって来ましたが、数日前から肩痛がひどくなっています。
いわゆる四十肩というのでしょうか、右肩が痛くて腕が上に上げられない
状態になっています。

 おそらく、昨年11月から再開した弓で、右肩を痛めたのがこのところの
寒さで悪化したようです。(今は弓は中断しています)

 丁度風邪気味でやめていた風呂にも入れて、温めたところだいぶ回復してきました。

 前にも同じような経験があって、こんな時は医者に行っても、湿布などの対症療法
しかないので行っていません。

 カイロプラクティックなどのマッサージ療法は時に効果がありますが、それももう少し
様子をみてからと思っています。

 しばらくはお風呂療法ですね。



和弓とは(その2):競技の種類について

2012-12-08 09:39:23 | 弓道
 昨日は、寒くなるとのことでしたが、日中は天気もよく、風も無かったので
比較的暖かい日となりました。

 そんなこともあって、昨日は1カ月ぶりに府中の弓道場で弓を引いてきました。

 最近の結果も含めて、昨日の結果は次のとおりです。

 

 結果は、実力発揮ということで、先の2日のフロックは続きませんでした。

 月に1,2回の練習でいい結果を求めるのが間違っているので、その点では当然の
結果で、それより人の射を見たりしているだけでも、道場の雰囲気を感じ、落ち着きます。

 さて、今回の「和弓とは」2回目は「競技の種類」をご紹介します。

 「的中とは」でお話ししたように、競技は点数ではなく、的中数で行われますが、
他のスポーツと同様、個人戦と団体戦が行われます。(当然、個人戦、団体戦だけの
場合もあります)

 競技は大きく2種類で、近的(きんてき又はちかまと)、遠的(えんてき又はとおまと)です。
それぞれ、近的が距離28mで直径36cmの的を、遠的が距離60mで直径1mの的を狙います。

 基本はそれぞれの道場で行われますが、近的場と違い遠的場は数が少なく、一般的に
遠的の競技はグランドなどの臨時の場所が設営されて行われます。

 したがって、通常の練習は近的を中心に行われています。競技も近的の競技の方が圧倒的多くなっています。

 なお、私は実際の経験がありませんが、遠的競技には「得点制」もあるようです。次回はその点も含めて
「的の種類」について紹介します。


 近的場の基本構造

 

 近的場の写真(府中弓道場:HPより転載)

 

 遠的場の写真(明治神宮弓道場:HPより転載)