1961年に登場から1992年まで30年の長きに渡り生産された
ルノー4(キャトル)
総生産台数835万台はモデルチェンジなしの量産車としては
フォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)の2,100万台
フォード・モデルT(T型フォード)の1,500万台
に続く第3位の記録だそうです。
フランスのロングセラーモデルと言えば
シトロエンの2CVが有名ですが、
1948年発表の2CVは現代の路上では、いささか目立ち過ぎ
気恥ずかくてボクには乗れそうもありません。
そこへいくとルノーのキャトルは
クラシックな雰囲気を纏いつつも
現代にも通じるクルマのカタチの範疇であり、
気兼ねなく乗れそうな気がします。
と言うか、4枚ドアにリアゲートのボディ形状は
現代のクルマがどんどんキャトルに近づいてるようにも。
ダッシュボードから伸びたシフトレバーや
左右で長さの違うホイールベースなど
クルマ好きの心をくすぐるポイントです。
前に見掛けたキャトルは交差点の右折で
コケそうなくらい傾いていました。
一度も乗ったコトがないんですが、
以前に所有していたという方に聞いた話では
後部座席に乗ったヒトは
ほぼ間違いなく"寝落ち"するそうです。
長いストロークのサスペンションや
座り心地のいいシート。
これぞフランス車っていうエキスが濃厚なキャトル。
一度は乗ってみたいクルマです。
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