
タイガーマスクの後釜として新日本プロレスに現れたザ・コブラ
のちに正体がジョージ高野と判明しました。
(最初からバレバレでしたが)

ジュニアヘビーとは思えない立派な体格を持ち、
父親がアメリカ海兵隊員というハーフの端正な顔立ち。
抜群の運動神経を生かしたファイトスタイルは、
あの前田日明に「新日本プロレスの歴史上、最も素材がよく、
最も素質があったのは間違いなくジョージ高野」と言わしめた逸材。
メキシコからカナダのカルガリーに転戦し、
ザ・コブラとして華々しくデビューしました。
が、日本でのデビュー戦のザ・バンピート(デイビーボーイスミス)戦で
トップロープ越えのブランチャを仕掛けたところ、
かわされ鉄柵に激突し、両膝に大きなダメージを受けました。
その後も膝の怪我に悩まされ、
ザ・コブラとしては大成するコトがありませんでした。

そんなザ・コブラですが、ドロップキックが絶品でした。
身を屈めてからのジャンプ、相手を蹴る、反転して受身をとるの
一連の動作が滑らかかつ、抜群のジャンプ力を生かした高さ、豪快な蹴り、
ボクの知る限りドロップキックの最高の使い手は
ザ・コブラ(ジョージ高野)だと思います。

YouTube「謎の宇宙飛行士 ザ・コブラ ダイジェスト」

YouTube「ジョージ高野 ドロップキック50連発」
どんな大技でもこなすレスラーでしたが、
どこか不器用なイメージが付き纏うコブラ。
その中でもドロップキックは、
それだけで見る価値のあるレスラーだと思います。
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