ブログにアップして買った気になる。

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『ねらわれた学園』 1981年 角川春樹事務所・東宝

2016年03月01日 | 映画

1981年に公開された映画『ねらわれた学園』(角川春樹事務所/東宝)
眉村卓さん原作の同名の小説を映画化したモノです。

1978年同じ角川映画の『野生の証明』でデビューした

薬師丸ひろ子さんを主演としたいわゆるアイドル映画です。
監督は尾道三部作の大林宣彦さん。

学年トップの成績を誇る主人公三田村由香(薬師丸ひろ子)と
仲のいい剣道部の主将を務める関耕児は、
西新宿の高層ビル街にある第一学園に通っていた。




高見沢みちるが生徒会長になり、
生徒会がパトロール隊として学校の規律を守りだした頃から
何かがおかしくなった。


次第にパトロール隊はエスカレートしてゆき、
学校が支配されるようになる。


裏にはパトロール隊の隊員たちが通う栄光塾の存在が。


不思議な力が芽生えた由香は学校を守るために黒幕と対決する・・・


主題歌は松任谷由実さんの『守ってあげたい』

数あるユーミンのヒット曲の中でも一番好きです。

当時、薬師丸ひろ子さんはテレビには出ず、
見たければ映画館にいくしかない状況で、
インパクトのある名前と
射すくめられるような目に神秘的なイメージさえありました。


中学のときに友達に誘われ映画館に見に行きました。

薬師丸ひろ子の可愛さを前面に出した冒頭部分、


学校が何かに支配されていく過程を描いた前半部分の怖さ、
そして敵の正体が明らかになり対決する後半部分は
あまりにシュールで笑ってしまいました。


特に峰岸徹演じる星の魔王子の
「私は宇宙だ!」のシーンはインパクト抜群でした。


他にも由香とトップを争う秀才有川役の
手塚治虫の長男、手塚真さんのコミカルな演技。


薬師丸ひろ子の相手役は、1万8000人!の応募者から選ばれた高柳良一さん。


筋は正直ちゃっちい感じでしたが、
映像がとても印象的で今でもいろんなシーンを思い出せます。

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