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"流星仮面" マスクド・スーパースター

2016年12月05日 | プロレス

プロレスならではの魅力のひとつに、
正体不明の覆面レスラーの存在があります。

"白覆面の魔王"デストロイヤーや


"千の顔を持つ男"ミル・マスカラス、


そして我らが"スーパーヒーロー"タイガーマスクなどなど

それこそメキシコへ行けば、多種多様な覆面レスラーが活躍しています。

そんな中でマスクマンと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、
"流星仮面"マスクド・スーパースターです。


新日本プロレスに何度も参戦したマスクド・スーパースター。
その中で一番記憶に残る試合は、何と言っても猪木との
昭和56年(1981年)の『賞金3万ドル&覆面はぎマッチ』でしょう。


当時のレートで日本円にして7,341,000円の大金と
マスクマンの生命線とも言える覆面を掛けた戦いです。

序盤に見せたスイング式のネックブリーカーのキレの良さが見どころです。

試合は延髄斬りからの


ジャーマンスープレックスで


猪木が勝利し、敢えなくマスクを剝がされてしまいました。


タオルで必死に顔を隠したマスクド・スーパースターですが、

その後、パキスタン遠征などで
ビリー・クラッシャーとして惜しげもなく素顔を披露しています。

元々スーパースターはデビュー当時には
ザ・モンゴルズのボロ・モンゴルとして素顔で戦っていました。

左がボロ・モンゴル

76年から86年までのマスクド・スーパースターとしての活動以降は、
アンドレとともにマシーン軍団入りし、スーパーマシーンとなり、

そのギミックでWWFに進出。

翌87年からは、当時人気絶頂だったウォリアーズのWWF版として
クラッシャー・クルスチェフと"デモリッション"を結成し、

アックスとして再び素顔で戦うようになりました。


192センチ、134キロの堂々とした体格、
ボディビルで着飾った筋肉ではなく、ナチュラルなチカラ持ち。
どことなくヒトの良さを感じさせるところもまた魅力です。

マスクを被るコトで傾斜のキツイなで肩が協調されます。

持ち前のパワーは、ベアハッグや

ハイジャックバックブリーカーなどのチカラ技はもちろんのコト

フォールの体制から相手を吹き飛ばす飛距離に如実に現れています。

マスクマンらしく、空中殺法の使い手でもあり、

フライング・クロスチョップやダイビング・ボディアタックなど
巨漢に似合わない跳躍を見せます。

そしてマスクド・スーパースターと言えば、何と言っても
フライング・ネックブリーカードロップでしょう。


高い跳躍から相手の首を引っ掛けて落とすまでの一連の動作はまさに芸術品。


テレビ画面の端から飛んでくる巨体が印象的です。

ランニング・ネックブリーカーではなく、"フライング"と言いたくなります。

マスクド・スーパースターのマスクごしの顔とたくましい体型は、
もはやひとつの記号と化しており、

あのマスクを被った顔こそが、
ホントの素顔なんじゃないかと思えるほどでした。


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