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『岳飛伝』 北方謙三 著

2018年09月05日 | 読書

北方謙三さんの『大水滸伝』シリーズのトリを飾る
岳飛伝』(全17巻 集英社)を読み終えました。

岳飛の剣を吹き飛ばした若い男は、「子供か」と言った。これが楊令との屈辱的な出会いだった――南宋の宰相・秦檜の元で軍閥になった岳飛。金国との戦い方をめぐって、秦檜と対立を深め、絶体絶命の危機に陥るが、ある者たちが動き……。一方、梁山泊を離れ、南方に新天地「小梁山」を切り拓いた者たちは、甘蔗を栽培し、生活を営み始める。老いてなお強烈な個性を発揮する旧世代と力強く時代を創る新世代。いくつもの人生が交錯するシリーズ最終章。(集英社HPより)


南方の岳飛、秦容を始め、西域の韓成に
中華・南方・日本へと交易を広める張朔
そして国家の枠にとらわれない物流を目指す簫炫材。

全2作よりもスケールが大きくなり、
争いのカタチも変わってきた『岳飛伝』
最後の最後まで楽しめました。
それにしても炳成世があの方とは・・・。


水滸伝』(全19巻 集英社)


楊令伝』(全15巻 集英社)


『岳飛伝』(全17巻 集英社)

トータル、51巻!

水滸伝』を読み始めたのが2015年の11月、
3年弱で読み終えるコトが出来ました。

生きている間に読み終えられるのかと心配してたんですが、
マンガでも読んでるかのように、すんなり読めてしまいました。

いざ読み終えてしまうと、
もう英傑たちの活躍が、読めなくなってしまうのが残念でなりません。
さすがにもう一度読み返す気力は沸かないでしょうし。



史記 武帝紀』(全7巻 角川春樹事務所 刊)

でも読んでみようと思っていたら、

チンギス紀』(2巻まで刊行 集英社)

の連載が始まってるじゃいないですか。

これは読まないといけませんね。

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