『ハクション大魔王』 タツノコプロ・フジテレビ

「呼ばれて　飛び出て　ジャジャジャジャーン」と
魔法の壺から飛び出したハクション大魔王

昭和44年（1969年）から翌年にかけて放映された
『ハクション大魔王』（タツノコプロ・フジテレビ）

与田山家の屋根裏部屋にあった古い壺。


カンちゃんがくしゃみをした拍子に壺から現れたハクション大魔王（通称、魔王）

（もう一度くしゃみをすると壺に戻ります。）

くしゃみをしたヒトを「ご主人」と崇め、言うコトを何でも聞く。

が、魔法界の落ちこぼれらしく大抵すんなりいきません。

好きなモノはハンバーグ！

子供の頃、ハンバーグを手づかみで食べるのに違和感を感じていましたが、
当初の予定ではコロッケだったそうです。

苦手なモノはブルドッグのブル公と算数。数字を見ると蕁麻疹が。


魔法をかけるときは「マジックハンド」を使います。


アクビ
魔王の娘、おてんばでいたずら好き。


魔法をかけるときはタンバリンを叩きます。

魔法の腕前は魔王より上手い。

カンちゃん（与田山かんいち）

勉強嫌いな小学2年生。

ゲジゴン

ガキ大将。

ブルドッグのブル公


魔王とカンちゃんの天敵的存在。


それからおじさん
場面が変わるときに現れ、
「それから、それから」とか「それから、どうした？」など合いの手を入れる。


声を演じるのはキンキンこと愛川欽也さん。



放送時期から見て、再放送で見てたのですが、
カンちゃんが結構、やなヤツなんで
（魔王を扱き使って好き放題）
あんまり感情移入できなかったのですが、
魔王のキャラクター（しゃべりや風貌）や
壺やマジックハンドのデザインが大好きでした。

特に壺のデザインはアニメ史上、最高傑作じゃないでしょうか。


ぴょん吉のTシャツも捨てがたいですが


マジックハンドと言えば


こんなのとか、


こんなのも流行りましたね。



あと2013年には村上信五さん主演でドラマ化（フジテレビ）も


ジャニーズらしからぬ寄せっぷりですが、

何か違うような・・・。

そもそも、あらためて冷静に考えてみると
上半身裸の太ったおっさんが主人公のアニメって結構スゴイですね。