『シャイン』 1996年 オーストラリア

1996年に公開され、アカデミー賞を受賞した
映画『シャイン』（オーストラリア）です。

実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた作品です。

メルボルンに生まれたデイヴィッドは
厳格な父親からピアノの英才教育を受けていた。


神童と呼ばれた彼はコンクールでの演奏が評価され、
イギリスの王立音楽院に特待生として留学。


コンクールで難関であるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」に挑み、
見事に弾いたものの、その後、精神に異常をきたし始める。

地元に戻り、11年に渡り神経科病院で闘病生活を送っていたデイヴィッドでしたが、


療養所の女性に引き取られ退院し、それまで離れていたピアノを
ある日バーで弾いたコトをきっかけに再び演奏家の道へ。


ひと目惚れしたギリアンと結婚。


復活したあとのピアノを楽しんでいるデイヴィッドが
幸せそうだったのが印象的でした。



のちにご本人出演によるドキュメンタリー映画
『デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり』（2015年 ドイツ）が
公開されたそうです。



98年ごろだったと思うのですが、
よくレンタルビデオを借りに行っていました。

行くたびに『シャイン』の抜けるような青い空に両手を広げた男性が
印象的な美しいジャケットが気になっていました。

結局、借りるコトなく今まで見てなかったのですが、
まさかあのシーンが
“フルチン”にコート姿でトランポリンをしているところとは
夢にも思いませんでした。



あと『シャイン』と『シャイニング』（1980年 英・米）が
どっちがどっちだったか、よくわからなくなります。
似てるのはタイトルだけなんですが。