キャシャーンがやらねば、誰がやる!
昭和48年(1973年)から翌年にかけて放送された
『新造人間キャシャーン』(タツノコプロ・フジテレビ)
科学者、東光太郎が
環境問題の改善のため造り出した公害処理用ロボットBK-1。
ある日落雷のショックにより自我に目覚め
地球環境を浄化するために世界征服を目指す、
独裁者ブライキング・ボスへと変貌を遂げた。
ブライキング・ボスのアンドロ軍団と戦うため、
東博士の息子、鉄也は
自ら志願して新造人間キャシャーンに。
鉄也の幼馴染みの上月ルナ、
MF銃を使って戦います。
鉄也のペットでルナをかばって死んだラッキーの記憶が組み込まれた
ロボット犬、フレンダー
飛行機、自動車、装甲車、潜水艇に変形し、キャシャーンをサポート。
ブライキング・ボスのペットにされた白鳥ロボットのスワニー。
月光を浴びると鉄也の母、みどりの姿を投影します。
ブライキング・ボスのアンドロ軍団を支える三体の幹部ロボット
バラシン、アクボーン、サグレー
そしてこのアニメの特徴とも言えるのがアンドロ軍団の量産型のロボットです。
それまでのロボットアニメでは毎回趣向を凝らしたロボットが
登場するのが普通でした。
爪ロボット
大砲ロボット
火炎放射ロボットなど
同じ形状のロボットが大量に連なる様は壮観です。
特に爪ロボットの造形は秀逸ですね。
そしてキャシャーンと言えば、やっぱり
「ヤルッツェ、ブラッキン!」
悪の軍団の魅力を存分に発揮していました。
キカイダーとほぼ同時期に放映されていた関係から、
新造人間と人造人間との間で新なのか、人なのか、
紛らわしく感じていたのを思い出しました。
ややこしかったですねぇ。
セットで覚えた記憶があります。