90年代に大ヒットしたバスケットボールマンガ『スラムダンク』
1990年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載され、
その後テレビアニメにもなりました。
連載当時、ジャンプから遠ざかっていたため、
『スラムダンク』についてあんまり知りませんでした。
(バスケットのマンガで主人公の髪の毛が赤い程度の知識でした。)
連載が終了して何年も経ったあと、
同じ作者の『バガボンド』に(モーニング連載) . . . 本文を読む
『墨攻』などの時代作品で知られる森秀樹さんの
初期の作品の『タイム・タイム』(全3巻)
1984年に少年ビッグコミックに連載されていました。
現在の劇画タッチではなく、当時流行っていたあだち充路線の作風で
『タイム・タイム』はSFラブコメでした。
主人公の何をやってもダメな周平は、成績優秀、スポーツ万能な
幼なじみのみすずのコトが気になるのですが、相手にされません。
そんな二人の元に . . . 本文を読む
水島新司さんの『野球狂の詩』(週刊少年マガジン連載 講談社刊)です。
子供の頃、アニメ化されたのをきっかけに原作を読みました。
主役の水原勇気が登場するのが10巻以降とアニメのイメージとは
まったく違いました。
ボクの好みはもっぱら水原勇気が登場するまでの1話完結の方です。
岩田鉄五郎率いるプロ野球球団の東京メッツ。
そこに所属する選手ひとりひとりにスポットを当てた内容なのですが、
とてもプ . . . 本文を読む
以前紹介した『気分はグルービー』と
同時期に連載していた音楽モノで
『ラグタイムブルース』ってマンガがありました。
月刊誌の『増刊少年サンデー』(小学館)で
1979年から81年に掛けて連載されたモノで、
作者は『スーパーライダー』や『B・B』でおなじみの石渡 治さんです。
高校生のアマチュアバンドを描いた『気分はグルービー』に対して、
『ラグタイムブルース』はニューヨーク帰りの広瀬翔率いる . . . 本文を読む
面白いマンガってヒトそれぞれいろいろあると思いますが、
一番笑わせてもらったマンガと言えばボクの場合、
文句なしに『1・2の三四郎』
(小林まこと著 週刊少年マガジン連載 講談社刊)です。
いわゆるギャグ漫画ではなく、ストーリー漫画の範疇だと思うのですが、
細かいギャグがいたるところに散りばめられており、
読むたびに大爆笑してしまいます。
主人公の東三四郎を初め、
西上馬之助、南小路虎吉に紅 . . . 本文を読む
野球マンガと言えば水島新司さんでしょう。
『ドカベン』、『あぶさん』、『野球狂の詩』などなど、
ほぼすべての作品で野球を題材としたマンガを描かれている
野球マンガの第一人者にしてマンガ界の巨匠です。
連載も同時期に秋田書店(週刊少年チャンピオン)、
講談社(週刊少年マガジン)、小学館(ビッグコミックオリジナル)など
大手出版社の看板雑誌を掛け持ちされたほどです。
そんな水島マンガで一番好き . . . 本文を読む
マンガが大好きで、小学生の頃から、
おっさんになった今でも、ずっと読んでいます。
今まで読んだマンガの中で一番凄い!と感じたマンガが
手塚治虫の『ブラックジャック』(週刊少年チャンピオン連載 秋田書店刊)です。
元医学生だった経験を活かし「医療と生命」をテーマにしたマンガで、
無免許でありながら神技的なテクニックを持ち、世界中にその名を知られた天才外科医が
法外な報酬を要求しながら誰もが匙を . . . 本文を読む
小学校高学年から中学校にかけて、
夢中にマンガを読んでいた頃、一番のお気に入りだったマンガが
『リングにかけろ』(車田正美著 週刊少年ジャンプ連載 集英社)です。
主に中学生のジュニアボクシングを描いたマンガですが、
途中から現実のボクシングからどんどんかけ離れていき、
超人同士の戦いへと突き進んでいきます。
登場人物それぞれにフィニッシュブロー(必殺技)が与えられ、
主人公は相手のフィニッ . . . 本文を読む
前回に続いてあだち充の『タッチ』の話です。
よく『タッチ』を野球マンガとして取り上げられるコトがありますが、
『タッチ』は野球を題材にしていますが、
あくまでも恋愛コメディだと思っています。
ただ、野球についての描写は本格的な野球マンガを凌ぐ出来の良さで
特に須見工との試合は、1回から延長10回まで全イニング、全打席を
描ききった渾身の一戦でした。
野球の場合、同じバッターと最低3回は対戦す . . . 本文を読む
少し恥ずかしい気もしますが、あだち充のマンガが好きです。
(亡くなる前のマイケル・ジャクソンなんかにも共通しますが、
売れ過ぎたあとは、なぜか好きだと公言するのが恥ずかしい気がします。
最近ではMr.ChildrenやONE PIECEなんかも。)
初めて読んだのが、兄が定期購読していた『中一コース』(学習研究社)で
毎年連載していた「ヒラヒラくん」シリーズの青春太鼓。
(のちに『ヒラヒラくん . . . 本文を読む
「翔丸組はヤワじゃねえ」の名文句でお馴染みの『翔丸』(能條純一 著)
1987年から89年まで『モーニング』(講談社)で連載していました。(全3巻)
皺や鼻の穴など普通省略されるところまでリアルに描いた表情が特徴的です。
いじめられっ子だった翔丸は、
カッターナイフで自身の頬を切りつけることで悪のカリスマへと覚醒し、
いじめていた渡辺を初め、多くのヒトをカッターで切りつけることで
洗脳してい . . . 本文を読む
『島耕作』シリーズでお馴染みの弘兼憲史さんの作品『ハロー張りネズミ』です。
昭和55年より『ヤングマガジン』(講談社)で連載されました。
子供の頃から、『少年探偵団』や『怪盗ルパン』を読んで育ったんで、
推理小説や探偵モノのマンガは大好物なボクにとって、赤塚探偵事務所の
ハリネズミこと七瀬五郎が活躍する『ハロー張りネズミ』はストライクゾーン、
ど真ん中のマンガです。
赤塚探偵事務所に依頼される . . . 本文を読む
週刊ポスト(小学館)に連載中の『ドキドキの時間』です。
よくコンビニで見かける「週刊ポスト」に「週刊現代」。
表紙の有名女優さんのヌードの見出しに釣られ、立ち読みしようとして
袋とじで悔しい思いをするアレです。
どの雑誌も中ほどに連載マンガが載っているのは知っていましたが、
正直言ってあんまり面白いマンガに出会ったコトがありません。
あるとき何気なく手に取った「週刊ポスト」のマンガを読んでみ . . . 本文を読む
昭和56年から59年にかけて週刊少年チャンピオンで連載していた
『気分はグルービー』佐藤宏之著(秋田書店)です。
主人公のケンジが入ったバンド「ピテカントロプス・エレクトス」の
活躍を描いたマンガです。
高校の頃、友達が集めており、遊びに行った際に読んではまりました。
その後、友達が集めるのをやめると言い出し、譲り受けました。
バンドはおろか楽器すら学校の授業以外で触ったコトがないんですが . . . 本文を読む
今回取り上げるマンガは、
週刊ヤングマガジン(講談社)で連載していた
『ナニワトモアレ』と続編の『なにわ友あれ』です。
1990年代初頭の大阪を舞台にした
「環状族」と呼ばれる走り屋たちの物語です。
とにかく内容が濃い!のひと言。
作者自身が元環状族であり、
そのときのエピソードなどリアルな体験をベースに書かれており、
実際こんなんやったんやろなぁと思わせる内容ばかり。
料金所突破から一般車 . . . 本文を読む