時間調整にて豊明市の「沓掛城址」でブラブラ。小雨に濡れて・・・本丸・二の丸跡・空掘り・曲輪(くるわ)をめぐる。
時は永禄3年(1560)5月。今川義元が当地に進軍。尾張の織田信長との決戦となる。桶狭間の戦いです。
この「沓掛城」は当時近藤景春が城主で、合戦前夜に今川勢が宿泊した平城です。桶狭間より東に直線距離で4~5キロの位置にあります。
写真の石柱のところが大手門跡。義元は・・若造の信長ごときはひとひねり・・・と揚々と入城した。しかしあっけなく敗れ首を刎ねられる。義元の京への夢は潰えた。
沓掛の城の主はその後あまたの変遷があり、関が原の戦いでは西軍・石田三成方に付き破れる。のち廃城となり、田畠に帰す。
空掘りの 埋もれし夢に 春の雨
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます