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春はP-N-P、秋はP-P-K

2017-01-26 15:28:26 | 芝草「年間の肥培計画」に

1月20日「大寒」を過ぎ、

もうすぐ、2月3日「節分」(2月4日「立春」)です。

早朝の気温はマイナスの日も多く、

北風の冷たい毎日が続いていますが、

一方で、

日もだいぶ長くなり、

昼間の日照も少しずつ強くなり、

常盤自動車道脇のスギの木が

花粉をたわわに蓄えて始めているのを見ると

春の遠くない事がうかがえます。

グリーン面では

この先の ひと雨ごとに

表層の固結・乾燥が緩和され、

1月20日「大寒」以降は白根の発根が旺盛になり、

2月18日「雨水」以降のよこ根の成長

につながります。

「大寒」~「雨水」の時期の

根茎周囲の三相バランスが

春の新根の伸長と

芽出しを向上させると思われます。

秋においては、

まず、夏でダメージを受けたよこ根を 

亜リン酸やリン酸(P)で戻し、

さらに、たて根をリン酸(P)で成長させ、

根数→芽数を整えます。

晩秋には カリウム(K)の施肥により

冬越しのための貯蔵糖分の蓄積を促す

肥培が効果的であるように、

春においては

まず、早春の白根やよこ根を

気候不順でも吸収するタイプのリン酸(P)でスタートさせ、

その後、

鉄系(Fe)で下葉を代謝させると共に、

窒素(N)の供給で芽出しを促進し、

一旦、芽だしを充実させた後、

更新作業などとともに

窒素(N)+リン酸(P)の供給で、たて根(根量)を伸長させ

さらなる芽数につなげてゆく事が

効果的と思われます。

おすすめの資材です。

まず、2~3月の

早春の白根、

初期のよこ根の成長を充実させるのに

効果的なミストは

 「ミスト12号(3-18-18)」

です。

分子の鎖の長い 緩効性リン酸12%

+亜リン酸6% なので、

晴天でも、雨天でも約2週間に渡り、

表層土壌に留まり、

 無駄なくリン酸を吸収するスペックです。

 

次に、3~5月の

根数充実(よこ根→たて根)、

芽数アップ、

更新作業後の穴のふさがり や

播種後の発芽・発根には

メチレン尿素+水溶性リン酸の

 「ミスト9号(8-32-5)」

 が好評価です。

是非、試してみて下さい!

(^。^)

 

 

 

 


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