神奈川県にある
お客様のコースで開催されている
男子ツアーの
コース管理のお手伝いに
行ってきました!
連日、
35度を超える猛暑日のもと、
選手にとっても、
ターフにとっても、
もちろん、
コース管理の方達にとっても
厳しい状況です。
このコースは
設計者 ビル・クーアと
ショートゲームの達人、
ベン・クレンショーにより
改修された
チャンピオンコースです。
このトーナメントに参加する
ツアープロが
Youtubeなどで
解説しているように
アンジュレーションの
複雑なグリーン面
と
傾斜のキツいグリーン周り。
このような設計の
グリーンや
グリーン周囲を
過去に例のない
猛暑と
高い湿度の中で
競技会仕様に仕上げる事は
容易な事では
無かったと思います。
グリーンキーパー様はじめ
コース管理の方たちの
春先からのご苦労に対しては
敬意しか、ありません。。。。
☆
季節は「お盆」。
芝草用語で
「盆明け落ち込み」
という言葉があります。
高温下の乾燥とヤケ。
散水で、酸欠傾向にある表層。
多湿下での病害と
薬剤散布で
崩れがちな菌体バランス。
高温の連続と
秋の新根(白根)の発根で
枯渇する貯蔵糖分。。。。
このような原因が重なって
8月後半~9月中旬の
グリーン面は
落ち込みやすい環境にあります。
☆
「盆明け落ち込み」に
オススメ資材があります!
1)落ち込みからの回復には
「ブランZ(10-6-5)」
軸刈り、
徒長のリスクを
最小限に抑えたNPKです。
亜リン酸を5.8%含有し、
根あがり抑制効果、
抗菌効果もあります。
アミノ酸やケルプも含有した
高温下の回復に
定評のあるNPKです。
2)残暑・高温が長く続くなら
「ブランXエックス」
~盆明け落ち込み抑制ver~
「ブランXエックス」は
季節や状況に応じて
グリーンキーパー様の
お好みのブレンドで作る
季節のカクテルです!
~盆明け落ち込み抑制ver~
は
高温耐性と
根の回復を促進する
アミノ酸、ケルプが主成分の
「エッセンシャル」を2/3
+
気相を持続し、
酸欠を抑制する
天然の浸透湿潤剤の
「ハイドロマックス」を1/3
ブレンドした
この時期に
定評のあるバージョンです。
3)病害の抑制、病害からの回復なら
「コンパニオン」
この時期の「炭疽病」、
その先に発展しがちな「赤ヤケ病」
は是非とも抑制したい病害です。
7月以降の
頻繫な薬剤の散布と
度重なる散水で
表層は酸欠傾向にあり、
「菌体バランス」は崩れがちで、
ターフの抵抗力が
弱い時期です。
「コンパニオン」は
散布後、
バチルス菌GB03株が
根の周囲にコロニーを作り、
根を保護し、
根の周囲に残存する
「ピシウム」「炭疽病」「細菌病」などの
菌核を疎外して
ターフを病害から守る資材です。
8月後半の
施薬とのタンクミックスには
たいへん高評価な
夏のベストセラー資材の1つです。
☆
以上、
状況に応じて
検討いただければ幸いです!
(株式会社サバンナブラン / スポーツターフ事業部)
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